先日のエントリでフォーレの歌曲のディスクを買ったことを書いたが、さらにフランス音楽のクラシック物のディスクを充実させ、F1100で聴く音楽にクラシックが占める割合をかなり増加させるようになった。とは言え、ゲーンスブールとかバルネ・ウィランとかも結構かかるが。これらのほか、以前このblogでも紹介しているジャン=ピエール・メルヴィルの映画の音楽など、クラシックであれフレンチ・ポップスであれジャズであれ、ともかくフランスの音楽が圧倒的な割合になっているのは確か。
クラシックでは、「フランスの作曲家でピアノ作品の有名なもの」というと真っ先に出て来そうなのはドビュッシーとラヴェル。それにサティか。ドビュッシーとラヴェルについてはピアノ全作品集なんかも買っているが、確かに悪くはないものの、やはりワシにしっくりくるのはフォーレかも。初め1枚ものの名曲集を買ったものの、それに飽き足らずピアノ全作品集までゲットしてしまった。
やはりワシが以前好きだったフランスのピアニストである、ジャン=フィリップ・コラール(ミシェル・ベロフとのデュオのほうがよく知られているようだが)が足掛け10年で完成させたらしい4枚もの。フォーレのピアノ曲では夜想曲の第1番がずっと前から好きだったが、夜想曲と同じく全13曲ある舟歌もお気に入りになった。「あれ、これイイな」と思ってタイトルを見ると、舟歌のどれかだったりすることがしばしばある。いまのところ第何番とか、曲の区別はさっぱり分からないが(^烹^;。
フォーレに次ぐのは、先鋭な感覚が刺激的で面白いという意味で、ドビュッシーとかラヴェルよりもメシアンが気になっている。ベロフが録音した前奏曲と練習曲のレコードをMP3に落として聴いていたが、さらに「幼子イエスに注ぐ20のまなざし Vingt Regards sur l'Enfant-Jésus」を(主にタイトルが気になって)購入。ほかに「アーメンの幻想 Visions de l'Amen」なんかもイイ。ある種謎めいた魅力がある。
もっとポピュラーなサティには、映画音楽やジャズ、イージーリスニングなどで多彩な才能を発揮していてワシにとっては長い付き合いのミシェル・ルグランが録音して話題を呼んだアルバムがあるから、それをゲット。でも、組曲みたいな構成の曲が主で1つ1つがごく短いから、F1100でランダム再生して聴くのにはあまり向いていないみたい。
先日のエントリでフォーレの歌曲を採り上げたジェラール・スゼーにはドビュッシーの歌曲の録音もあり、いまCDで出ているのでこれもゲット。以前LPで持っていたような気もするが、高かった(^烹^;ので結局買っていなかったかも。フォーレのCDと対にして楽しむのには手頃。
クラシックばかりになってしまったが、そうでないものも1つ。フランスのイージーリスニングのジャンルに入る人のなかではポール・モーリアやカラベリにつづく世代に入るというピエール・ポルトのベスト集がソニーのCDクラブで紹介されていて、先日届いたのだが、すごく気に入っている。表題曲とされている「フライデーナイト・ファンタジー」はかつて「金曜ロードショー」のテーマ曲として使われていたので、名前こそ知らなくても曲を聴けば分かる人が多いだろう。ただし、本来のタイトルは「愛の危機 Cris d'amour」というようなもの。そのほか、歌詞をつけて「Gメン'75」のテーマ曲として流れていた「アゲイン」(これも本来のタイトルは「黄金色の嵐 Mille vagues d'or」)、原田知世の「彼と彼女のソネット」のもととなったジェーン・バーキン主演映画の主題歌「T'en va pas」などなど。先輩たちに比べると情熱的でカッコいい持ち味が小気味よい。