一昨日(4日)は「
ラジオぱお」が昼に公開生放送をやるというので、世田谷の駒澤大学へ。
アワプラジオから阿部浩一局長と武井杉作くんも同行。
「ラジオぱお」は駒大GMS(グローバルメディアスタディーズ)学部の准教授・
金山智子さんの研究室に所属する学生さんたちが一昨年の4月から始めたミニFM。もっとも、放送されるのは月に2回程度、それもお昼の12:20〜50の30分間、駒大キャンパスの中庭にあるカフェテリア「パオ」の軒先にあるベンチをスタジオに行うため、天気が悪かったら「雨天中止」になってしまうという。電波も基本的にはカフェテリアを中心とした半径100m程度のキャンパス内にしか届かないし(とはいえ今時のことだから当然Uストでも同時発信している)、よそ者には聴きたいとは思ってもなかなか聴けない放送だけに、今回は事前に金山さんから放送日程を訊いたうえでやってきたのだ。
くつろいだ昼時の学食前からのゆる〜りとした公開生放送。誰でも飛び入り自由だよ、という開放感の中にも、スタッフの学生さんたちの手だれやテンションの入れ具合が伺えた。手作りのミニFM局とはいっても、そこは月に2回(しかも雨が降ったら中止になる)のわずかな時間、しかもスタッフ全員が授業の間の昼休みに駆けつけて放送しているわけだから、当然時間厳守でタイムキーパーもつく。スタッフはおそろいのロゴ入りパーカーを着用し、それぞれの担当作業にきびきびと動き回る。
この日の放送ラインナップは上の写真にもある通り主に3つ。カフェテリア「パオ」との連動企画で、新たに始まったメニューを紹介する「スペシャルコーナー」では、実際にパオ前のベンチで新メニュー「和風スパ」をすすっている学生さんへと“直撃”インタビュー。
「ラジオショッキング」というのは毎回駒大の学生・教員・職員のみなさんがリレー型式で出演するというもの。こういったゲストのブッキングなどの事前仕込みもあるからなかなか大変だ。とはいえ、スタッフも呼ばれたゲストも実に楽しそう。ゲストで出演した学生さんを応援しに来た友人たちがすぐ目の前で写真を撮ったりしているなど、何か微笑ましい。
「そうか、だからこうして屋外で(しかもミニFMで)やってるのか」と、実際に見てみて納得した。これがもし、どこかの教室か会議室にこもって一部の学生だけでインターネット放送をやってますという話だったら、おそらくこうした独自の味わいは生まれなかっただろう。わざわざ雨天中止のリスクや、限られた昼休みを潰してまでみんなで取り組んでいることの意義は、まさにそこにあるのだ。
ちなみに、この金山さんの研究室の学生さんたちは昨年・今年と2年続けて「
メディフェス」にも参加し、会場内でガリ版刷りの新聞を作成・配布してくれたりもしていた。ラジオやガリ版といったアナログなメディアを通じて、20歳そこそこの若者たちが活き活きと動き回っている様子が、何だか不思議に面白い。はたしてこれからも何をやってくれるか、楽しみなところだ。

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