都条例改正案について、続き  

都の漫画の性描写規制案 結論先送りの方向
http://www.asahi.com/national/update/0317/TKY201003160528.html

さて、今回のこの問題だが【表現の自由を制限】し、【条約によるの規制の範囲を規定しないままに成立を進めようとした】乱暴さと【規制対象物の単純所有によって犯罪の立件が可能になる】事が問題のポイントなのではないかと自分は考えます。

で、ここに大きな問題があるのですが。
何を以って、都は規制対象物を被疑者の所有物であると証明するのでしょうか?

指紋が付いている?
否。例えばその本が友人知人、家族からの預かり物や借り物であった場合、被疑者の指紋が付く可能性は十二分にあります。
被疑者の部屋にあった?
否。上記の様に部屋にあったと言うだけでは状況証拠に過ぎず、所有物であると言う証明にはなりません。
被疑者の鞄にあった?
否。例えば上記の様に友人知人、家族などからの預かり物や借り物である可能性は否定出来ません。
購入者が自分の意思でそれを購入し、所有物とする行為を証明する手段とはどんな形なのでしょうか?
例えばそれは購入者が自分の意思で規制対象物をレジに持って行き、金銭の遣り取りを持って購入したと言う証明(レシートやレジ記録、映像やクレジットカードの生産記録など)の提出になるのでしょうか。第三者にはっきりと分る形で証明するというのはそういう事です。
もしこの場合購入物が他者の所有物になる予定のものであり、自分は購入の介在者であるというのならば被疑者はそれを証明すれば良い訳で。

…この時点で盛大に問題がありますね。

例えば、本屋は客のプライバシー流出を行う義務が発生するのかとか、本屋のレジに手元の分る位置・客の顔が分る位置にカメラを設置する義務でも出来るのかとか、クレジットカード会社は顧客の情報を提出するのかとか、そもそも個人情報保護法に引っかかるんじゃないかとか。

で、そこで自分が着目したいのはこの都条例改正案を推進している『倉田潤青少年・治安対策本部長』
この方の名前が過去、大きな不祥事の責任者として盛大にNEWSを飾っていた事を皆さんは覚えていますでしょうか?
それは通称・志布志事件と呼ばれている大きな事件で、鹿児島県警の架空調書問題でもあり、あの悪名高い冤罪事件「鹿児島県議選違反事件」。
下に当時のニュース映像を貼っていますが、20代後半以上の方々はうっすらと覚えている方も多いのではないでしょうか。
・現職県議員が容疑をかけられ、公職選挙法違反(買収・被買収)の罪に問われて失職。
・捜査の中で被疑者は親族の名前を書いた紙を捜査員に踏みつけさせられた。
・最長700時間(約29日以上)と言う異常な取調べ時間。
・395日もの間、留置していた被疑者も居た

【以下、当時の新聞より引用】
2003 年4月の鹿児島県議選をめぐり、県警が浜野博さんを買収の容疑者に仕立てようと、架空の自白を強要して調書を作成していたことが今年1月に判明。県警は捜査員や浜野さんから聞き取り調査し、倉田潤・県警本部長(当時)は県議会で「強要の事実は認められなかった」と否定した。浜野さんを含めた同市の住民12 人は近く、違法な取り調べを受けたとして県を相手に損害賠償請求訴訟を起こす。別の住民も加わる見込みだ。
                                 ( 2006-05-07 朝日新聞 朝刊 1社会 )



以下リンクは有志による『倉田潤青少年・治安対策本部長』と『志布志事件』の関わりについての簡単なまとめ
http://www.asyura2.com/10/senkyo82/msg/503.html

再三言われていますが、この条例がこのまま通り、後の規制や罰則が後付で決められた場合にどの様な形になっても止める事が出来ません。
一度成立してしまった法律や条例はどんなに問題があったとしても後から撤廃する事がとても難しく、働きかけには膨大な時間と労力がかかると言う事は歴史が証明しています。

過去に盛大な冤罪事件を起こした責任者がこの様な『非常に冤罪を起しやすい』条例の成立を指揮している事に、自分はとても危機感を覚えます。

そして、この問題をオタクや児童ポルノ愛好者だけの問題だと考えるのは大きな間違いです。

一般市民である人間がある日突然、自分の本に規制対象表現があるとして犯罪者になる可能性もあります。警察が何らかの形で取り調べたい人間が居た場合、その人間の所有物を理由に簡単に別件逮捕が出来る様になるかもしれません。
実際にない事件をでっち上げて、冤罪事件を起した人間が先頭に立って居るのです。
これに不安を感じないのなら、その人はよほど自分と自分の本棚と所有物に自信があるのだと思われます。

【補足】
なお、石原愼太郎都知事は弟である石原裕次郎主演で映画化された『太陽の季節』の作者であり、規制対象に映像作品が含まれるのであれば、十二分に規制対象足りえるものと思うのですが。
この場合、都知事は罰則対象になるのでしょうか?
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2010/3/19

石原慎太郎の著作の影響  徒然日記

取り合えず知っておくとよし、位の内容です。
知っていたからと言って自慢にもならないし、武器にもならないので念の為。
引っ張り出した責任上、記事は残しておくけれどもコレを持ち出しても規制賛成はは『ならば小説も映画も規制対象に(ry』なだけだから。残念だけど。

少年犯罪データベースより、石原慎太郎著作【処刑の部屋】の映画をきっかけにして起きた犯罪をメモ。

昭和31年 (1956).7.28〔中3が映画をマネて睡眠薬混入〕
 埼玉県熊谷市の中学3年生(15)は隣家の米人宅に忍び込み、砂糖壺に睡眠薬を入れ、コーヒーにこの砂糖を入れて飲んだ主婦(23)が昏睡状態となった。
 石原慎太郎・原作、市川崑・監督の映画「処刑の部屋」を観て、主人公が女を薬で眠らせて犯すシーンをマネたもの。

昭和31年 (1956).8.10〔19歳ニートら5人が監禁レイプ〕
 東京都杉並区のアジトに、7.13にウェイトレス(21)を連れ込み、レイプしようとして翌日まで監禁した、無職(19)、中大3年生(20)、日大2 年生(21)、明大4年生(21)、無職(20)の5人がこの日に逮捕された。会社重役、省庁の部課長、大学参事など裕福な家の息子で、小金井一家傘下の愚連隊の一員。
 石原慎太郎・原作、市川崑・監督の映画「処刑の部屋」を観て、主人公が女を薬で眠らせて犯すシーンに刺激を受けたもの。

昭和34年 (1959).2.25〔高3の5人組が少女暴行未遂〕
 東京都渋谷区の喫茶店で、高校3年生(18)5人組が女子高生5人とコーヒーを飲んでいたが、隙を見て高校3年生女子(18)のカップに睡眠薬を入れ、近くの旅館に連れ込んだが、友人の通報で無事保護された。
 石原慎太郎・原作、市川崑・監督の映画「処刑の部屋」を観て、主人公が女を薬で眠らせて犯すシーンをマネたもの。

少年犯罪データベース・性犯罪
http://kangaeru.s59.xrea.com/itazura.htm#1956.7.28
少年犯罪データベース・TOP
http://kangaeru.s59.xrea.com/index.htm
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2010/3/11

都条例に反対します  

編集者から評論家、そして研究者に転身した藤本由香里・明治大准教授の日記からの転載です。

この問題は同人などの二次創作だけの物ではありません。
これから誰かが作ろうとしている絵や小説、全ての創作活動への枷ではありますが、それ以上の問題として。
ただそこに普通に存在する人が、自分が所有する平凡な書物の所為で犯罪者になりえる。
そういう法律です。

自分は反対します。

●●●以下転載●●●

 このところ、われわれ物書きの間では笑いの種になっていたおバカな条例が、実は成立寸前だと知って、にわかに波紋が広がっています。

 アニメや漫画、ゲームに登場するキャラクターを「非実在青少年」として、生身の人間と同等に扱い、これを登場させた作品を児童ポルノとして厳しく規制しようというもので、所持しているだけでも処罰の対象となる由です。

 ある方の言葉を借りれば、「東京都の「非実在青少年」規制。エッチな漫画が読めなくなるだけの問題じゃありません。これが通ると、私たちの表現や言論を、国や行政が勝手に「有害」かどうかを認定する権利があると認めることになります。思想信条は無条件に自由であるべきで、それを無条件に表現できなければ自由ではありません」ということになります。

 以下は、編集者から評論家、研究者に転身した藤本由香里・明治大准教授の日記からの転載で、できるだけ多くの人に知ってほしいということで、ここに掲出する次第です。

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 すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、2月24日に、東京都青少年健全育成条例の改正案が出され、その中に、「非実在青少年」(つまり実写でなく、マンガ・アニメ・ゲームに出てくる青少年)への規制が盛り込まれています。
これは、 「年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの」と規定されており、つまり設定が18才以上になっていても、「18歳以下に見えれば」ダメ、ということです。
 つまり、国の方で何度も改正(改悪)が話題に上りながらも、反対が多く先に進まないでいる「児童ポルノ法」における、「単純所持規制」(=とくに売買する意思を持っていなくとも、「児童ポルノにあたるもの」を単純に「持っている」だけで逮捕)、「マンガ・アニメ・ゲームその他、画像として描かれる青少年の姿にも児童ポルノ法を適用する」というもくろみを、都の条例で先に決め、規制してしまおうという法律です。
 なので、今のところ罰則はありませんが、「単純所持」も禁止されています。
 おまけに、上記に規定された意味での「児童ポルノ」(つまり非実在青少年を含む)の根絶に向けて努力し、都に協力するのが「都民の義務」と規定されています。

第十八条の六の四 何人も、児童ポルノをみだりに所持しない責務を有する。
2 都民は、都が実施する児童ポルノの根絶に関する施策に協力するように努めるものとする。
3 都民は、青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないことについて理解を深め、青少年性的視覚描写物が青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害するおそれがあることに留意し、青少年が容易にこれを閲覧又は観覧することのないように努めるものとする。

 これだけ読むと、青少年が読まないよう留意すればいいのかと思うかもしれませんが、成人が読むものもすべて、規制の対象になります。
都条例の改正案の全文は以下で読めます。
このうち、後半の、とくに赤で反転してあるところが重要な部分です。
http://fr-toen.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-cbc1.html

また、今日、いままさに行われている緊急集会のお知らせ
http://icc-japan.blogspot.com/2010/02/blog-post_27.html
も含め、この問題に関する基本情報をまとめたサイトは以下です。
http://mitb.bufsiz.jp/

「18歳以下に見える」とか、「不健全」とか、いくらでも恣意的に解釈できる条文の上に、これらの規制を推進しようとする都に対し、全面的に協力するのが「都民の義務」とするなど、これは戦前戦中のファシズムか? 「非国民」!とどこが違うの? と言いたくなるくらい問題のある法律なのですが、問題は、

今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

ということです。
 そして、出版社のほとんどすべてが東京に集中している中で、この法律が通ることは、国の法律ができたのと同じ効果を持ちます。
 にもかかわらず、不思議なことに、ネットでも、マイミクさんの日記やMLでも、この問題はほとんどまともには話題になっていません。おそらく、あまりにもばかばかしい規定ゆえに「半笑い」的なコメントが多く、みんな「こんなばかばかしい規定、通るはずない、と思っているのだと思います。なぜかネットでも、個人のブログや痛いニュース以外に、信頼できるとされる一般メディア(新聞系のニュースなど)でこれを取り上げているところはないし、新聞でも報道されていないので、みんな冗談だと思っているのだと思います。
 けれど、繰り返しますが、

 今の状況だとほぼ間違いなく、この法律は通ってしまう!

 2月24日に案が発表されて、都民が意見が言えるのは25日まで(つまり1日だけ)。
 議会での質問が許されるのは3月4日(代表質問)・5日(一般質問)だけで、これも数日前には質問を提出していなければならない。(つまり議員でさえ、検討できるのは3日程度)
 で、18日の13:00の付託議案審査がもっとも重要で、今月末には投票、決定、ということになります。

 現在、都議会の会派は石原都政与党(自民、公明、平成維新の会)が62議席、石原都政野党(民主、生活者ネットワーク、共産、自治市民)が65 議席という構成です。
 野党が全員反対にまわれば、否決できるのですが、今のところ、民主党内ですら、意見統一がとれていない。知人によれば、

@都議では野党の民主議員が全部法案可決に反対しても過半数に満たず、
民主自体もきれいに可決反対で意見がまとまっているわけではない。
A今回はこの法案はケイタイ・ネットに関する法案とセットで提出されており、
このケイタイ・ネット関係の法案はちょっと現段階ではあまりに穴がありすぎ、ほぼ通らない
ということになっていて、それが災いする可能性も高い。つまり二つあげたもののうち二つともが
否決されることは珍しく、ひとつを通さない代わりにひとつを通すということは議会ではよくある。
こうしたことから、この法案は何もしないでいると通る可能性が高いだろう」

ということです。
 けれど、先日、もう賛成を決めているからダメだろう…と言われていた、「生活者ネットワーク」の議員さんにヤマダさんたちと一緒にお話をしに行ってきたら、ちゃんと聞いてもらえた、という感触を持ちました。そして、この法案の危険性を訴えたのが、ほぼ私たちが初めてのようだったのが印象的でした。
 都議の方たちも、あまりにも現場から何も反対の声が上がってこないので、不思議に思う状況のようです。現場から反対の声があがらないとどうしようもない、との声も聞かれました。
 私もあまりにみんな騒いでいないので、半信半疑だったのですが、各方面に確かめても、「このままだと通る」ことは確実です。
 まだ間に合うかもしれません。広報の手段を持っている方は、この法案の危険性を、早く、広く、伝えていただければと思います。

●●●以上転載●●●
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2009/10/10

夏の戦争  

遅まきながらサマーウォーズ観てきました。
もう夏じゃないけどね!



リアル世界とWEBの仮想空間が同居した物語としては攻殻機動隊などが有名所ですが、多分未来SF物(メタルヘッド等のTRPGも含む)での感覚としてはこんな感じなんだろうなぁ。
で、極めて日本的な『田舎』での大人数の家族にいきなり投入される主人公。

自分も父方の実家が人数多かったから感覚は分かる。まぁぶっちゃけ良くも悪くも『田舎』の人間って大雑把で大味だから、ここまで細やかな間隔って言うのは無かったな。所詮は商人から農家になった家だったし。
ああ、でも星新一も、初めて触ったコンピュータも実家の従兄弟のだったっけ。懐かしいなぁ。

世界の危機をこの庶民的な日常、夏の一コマに散りばめた珠玉の作品になっていると思う。上映が終わる前にと観に行っておいて良かった。

http://s-wars.jp/index.html
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2009/9/30

買っちゃった(w  徒然日記

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電子ダーツボード。
友人に話したら【結構音が五月蝿いよ】との事なので、色々調べる予定。
元々壁に狙いが反れてダーツがぶつかるだろうからと何かしらを貼る予定だったけれど、中にも仕込んだ方が良いのかも知れない。
地道に調べていこう。

ちなみにヤフオクで落としたんですが、ほぼ新品100円!
まぁ送料足すと、1400円位ですがそれでも格安。
運が良かったなー。
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