6月18日
飛行機が好きだ。
限られた色彩で表現するエアライングラフィックはもとより
運命共同体なスタッフと乗客との個人的一方的な一体感。
10000m上空から望む景色が好きで好きで
多少スケジュールに無理があろうとも
多少金銭面で無理があろうとも
窓側席の取れる便を押さえるのだ。
あとはご想像の通り。
乗ってから降りるまでほぼ窓に張り付き
変わり行く景色、町並み、空の色を眺め16時間を過ごす。
隣のおじさん(他人)に「ごはん来たでー」と呼ばれるまで
気がつかないほど張り付いている。
怪しい。限りなく怪しい。
そして、飛行機と同じくらい好きなのが空港である。
玄関口のこの場所にいろいろな人間が
いろいろな荷物を持ってうようよと集まり
いろいろな場所に向かって旅立つ
ソラノミナト、エアポート。
高校時代は空港の喫茶店でバイトして
店にある大きな窓から飛行機ばかり見ていた。
飛行機関連で言えば、機内食も好きだ。
ワールドビジネスクラスに(偶然の産物で)
一度だけ乗ったことがあるが、機内食に関していえば
私はエコノミークラスのほうが好きかもしれない。
ひとつのプレートに機能的に乗せられた
ごはんやらパンやらスープやらソーセージやら。
それら同じ食事をエコノミークラスの住民が
各々に食べる、まさしく給食感覚。
そしてエコノミークラスの機内食といえば
なんといってもあのメラミン食器。
トレーに整然と並べられた白い世界に憧れたものだ。
雑貨屋で購入したメラミン食器をトレーに並べ
機内食を自宅で再現しようと、食事を試みたことがあるが
窓の外を見ると隣の家が見えて
たいへんむなしくなったことを覚えている。
何はともあれ、ニューヨークに無事到着。
さあ、広がる広げる24日間。