2012/12/29

日向神のマルチルートを登る  岩登り

<山行報告>

日向神SKルート(寿老人岩)・・・マルチピッチクライミング

 

【報 告 者】キーボウ

【日   時】20121229日()晴れ、気温14度くらい

【参 加 者】F島さん、キーボウ


【コースタイム】
SKルート取付(1100--1ピッチ目終了(1200--最終ピッチ終了地点(1430--寿老人岩(1500--取付(1530頃)

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【終了点近くのハング下から日向神ダム湖を見下ろす】

 

≪ 報  告 ≫


 年末のこの時期、好天に恵まれかつ気温も暖かい日が訪れました。会のメンバーに外岩を呼びかけましたが誰も参加者がいませんでした。その後、肥後登攀組合のF島さんが参加できるということなので、気になっていた日向神のマルチルートを目指しました。10月にサンセットエリアでフリーを登った時、駐車場で会った開拓者のK賀さんから少しリボルトしたとの話を聞いていました。グレードはV級くらいとのことでしたが、古い開拓者のグレード評価は辛いはずと思っていました。

 その後、isoさんとK1さんの報告が相次いでUPされました。ますます登ってみたくなりました。

 

 当日は好天でしたが、前の日が雨だったため、1ピッチ目はスラブというよりルンゼ状の中央部は濡れているというより水が流れている沢状態。左右のブッシュをうまく使って抜けられないか考えました。

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【濡れた1ピッチ目】

 

まあ何とかなるだろうとスタートしました。この状態なので全て僕がリードすることにしました。途中までなんとか行けましたが、ルート上はやはり無理。完全に左のブッシュ帯に逃げました。といっても、垂直のブッシュの藪コキと木登りは大変。シロキリさんが活躍した屋久島のミルキーウェイを思い出しましたが40mくらいでなんとかビレイポイントに到着。目一杯の奮闘でした。

 

 2ピッチ目からは乾いていました。最初のテラスへのアップはK1さんの報告によると、「椿の木をスタンスにして」とありますがそれでも届かず乗り込めません。最初のピンにスリングを掛けてアブミ代わりにしました。

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【2ピッチ目の出だし】

 

テラスへ乗り込むと左へトラバース10m程度でピッチを切ります。

 

 3ピッチ目は真上に見えるハングを左から回り込みます。ハングの左上に松の木があり、それを目標に登ります。ハングの左サイドは大小のフレークがあり、大ガバですが、掴むとすぐに欠けたり抜けたり。決して触ってはいけないと思いました。それで、ホールドの乏しい左のスラブに逃げました。1ポイント、アルミのハンガーが打ってあります。アルミなので不安ですが、フレークよりは絶対信用できます。これにヌンチャクをかけてフレークを使わずに登りました。

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【3ピッチ目のハングと松の木見上げる】

 

松の木を越えるとすぐにビレイポイントがあります。

 

 4ピッチ目は真っ直ぐ上に向かって古い人工のリングボルトが打ってあります。磯辺さんはこれを使って登ったようですが、少し左上にスリングの付いたボルトがあります(体で隠れているところ)。これを目指せば易しく登れます。ピン間隔が遠いのでルートを見つけにくいです。

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【4ピッチ目をリード】

 

このボルトから右上していくとビレイポイントに到着。

 

 5ピッチ目は逆層で右上したクラック下を登って行きます。クラックをアンダーで持ってレイバック気味に登ると良いようです。

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【5ピッチ目フォローのF島さん】

 

微妙だけど、スタンスはしっかり利きます。

 

 

 6ピッチ目は最大の核心部です。左上にトラバースしてカンテを回り込みます。外傾しているためホールドもスタンスも微妙。

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【6ピッチ目の恐いトラバース】

 

高度感もあるためどきどき。カンテに回り込むとすぐにビレイポイントがあったがこの5m上にもビレイポイントがあるためそちらを目指しました。結果的には下のビレイポイントの方が安定していましたが。

 

 7ピッチ目は左上に巨大なハングがありますが真っ直ぐ上にハーケンの打ってあるところがあり、そちらを目指します。直上から少し右に回り込むとビレイポイントです。ここが終了点と言うことですが、右上のブッシュ帯まではまだまだクライミング要素あり。

 

 8ピッチ目はブッシュのピンクテープに導かれて右上。

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【8ピッチ目でブッシュへ】

 

一部濡れていて恐い。IV級はあるかも。

 

 ブッシュに到達して、ようやく終了。ブッシュの中を20〜30m登ると寿老人岩の頂上に出ます。

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【寿老人岩頂上】

 

 頂上にはモニュメントあり、寿老人?西側にはパウダールートのボルトが見えます。ここで、若干の休憩をとり、ピンクのテープに導かれて奥に進み、下ると寿老人エリアに導く赤テープと合流。愛のエリアに下りました。

 

 愛のエリアではN田さんが相棒の方に三ッ星ルートの「花鳥風月(5.11a)」を登らせていました。

この日は、他にはトンネルエリアのルート開拓に来られていたT村さんグループだけでした。

 

 

 思ったほど寒くなく、風もなく、クライミングにはベストのコンディションでした。

トータルで3時間以上の奮闘でしたが充実したクライミングでした。パートナーのF島さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 
【ルート図】

 

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2015/3/3  17:58

投稿者:林 孝司 こうじ

しっかり読ませていただきました。長崎朝霧山の会の林(63歳)と申します。日向神には数回行っていつもうらやましく思っています。比叡山ニードルのノーマルルート、鉾岳大長征ルート等の経験があります。人工壁では10台は登れます。SKルートの6ピッチ目は最大の核心部とありますが、グレード的にはどの程度でしょうか。今年の春に挑戦したいと思っています。その他注意点等よろしくご教示ください。

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