(無題)  ハイキング


2012/12/29

日向神のマルチルートを登る  岩登り

<山行報告>

日向神SKルート(寿老人岩)・・・マルチピッチクライミング

 

【報 告 者】キーボウ

【日   時】20121229日()晴れ、気温14度くらい

【参 加 者】F島さん、キーボウ


【コースタイム】
SKルート取付(1100--1ピッチ目終了(1200--最終ピッチ終了地点(1430--寿老人岩(1500--取付(1530頃)

 クリックすると元のサイズで表示します

 

【終了点近くのハング下から日向神ダム湖を見下ろす】

 

≪ 報  告 ≫


 年末のこの時期、好天に恵まれかつ気温も暖かい日が訪れました。会のメンバーに外岩を呼びかけましたが誰も参加者がいませんでした。その後、肥後登攀組合のF島さんが参加できるということなので、気になっていた日向神のマルチルートを目指しました。10月にサンセットエリアでフリーを登った時、駐車場で会った開拓者のK賀さんから少しリボルトしたとの話を聞いていました。グレードはV級くらいとのことでしたが、古い開拓者のグレード評価は辛いはずと思っていました。

 その後、isoさんとK1さんの報告が相次いでUPされました。ますます登ってみたくなりました。

 

 当日は好天でしたが、前の日が雨だったため、1ピッチ目はスラブというよりルンゼ状の中央部は濡れているというより水が流れている沢状態。左右のブッシュをうまく使って抜けられないか考えました。

 クリックすると元のサイズで表示します

【濡れた1ピッチ目】

 

まあ何とかなるだろうとスタートしました。この状態なので全て僕がリードすることにしました。途中までなんとか行けましたが、ルート上はやはり無理。完全に左のブッシュ帯に逃げました。といっても、垂直のブッシュの藪コキと木登りは大変。シロキリさんが活躍した屋久島のミルキーウェイを思い出しましたが40mくらいでなんとかビレイポイントに到着。目一杯の奮闘でした。

 

 2ピッチ目からは乾いていました。最初のテラスへのアップはK1さんの報告によると、「椿の木をスタンスにして」とありますがそれでも届かず乗り込めません。最初のピンにスリングを掛けてアブミ代わりにしました。

 クリックすると元のサイズで表示します

【2ピッチ目の出だし】

 

テラスへ乗り込むと左へトラバース10m程度でピッチを切ります。

 

 3ピッチ目は真上に見えるハングを左から回り込みます。ハングの左上に松の木があり、それを目標に登ります。ハングの左サイドは大小のフレークがあり、大ガバですが、掴むとすぐに欠けたり抜けたり。決して触ってはいけないと思いました。それで、ホールドの乏しい左のスラブに逃げました。1ポイント、アルミのハンガーが打ってあります。アルミなので不安ですが、フレークよりは絶対信用できます。これにヌンチャクをかけてフレークを使わずに登りました。

 クリックすると元のサイズで表示します

【3ピッチ目のハングと松の木見上げる】

 

松の木を越えるとすぐにビレイポイントがあります。

 

 4ピッチ目は真っ直ぐ上に向かって古い人工のリングボルトが打ってあります。磯辺さんはこれを使って登ったようですが、少し左上にスリングの付いたボルトがあります(体で隠れているところ)。これを目指せば易しく登れます。ピン間隔が遠いのでルートを見つけにくいです。

クリックすると元のサイズで表示します 

【4ピッチ目をリード】

 

このボルトから右上していくとビレイポイントに到着。

 

 5ピッチ目は逆層で右上したクラック下を登って行きます。クラックをアンダーで持ってレイバック気味に登ると良いようです。

 クリックすると元のサイズで表示します

【5ピッチ目フォローのF島さん】

 

微妙だけど、スタンスはしっかり利きます。

 

 

 6ピッチ目は最大の核心部です。左上にトラバースしてカンテを回り込みます。外傾しているためホールドもスタンスも微妙。

クリックすると元のサイズで表示します 

【6ピッチ目の恐いトラバース】

 

高度感もあるためどきどき。カンテに回り込むとすぐにビレイポイントがあったがこの5m上にもビレイポイントがあるためそちらを目指しました。結果的には下のビレイポイントの方が安定していましたが。

 

 7ピッチ目は左上に巨大なハングがありますが真っ直ぐ上にハーケンの打ってあるところがあり、そちらを目指します。直上から少し右に回り込むとビレイポイントです。ここが終了点と言うことですが、右上のブッシュ帯まではまだまだクライミング要素あり。

 

 8ピッチ目はブッシュのピンクテープに導かれて右上。

 クリックすると元のサイズで表示します

【8ピッチ目でブッシュへ】

 

一部濡れていて恐い。IV級はあるかも。

 

 ブッシュに到達して、ようやく終了。ブッシュの中を20〜30m登ると寿老人岩の頂上に出ます。

クリックすると元のサイズで表示します 

【寿老人岩頂上】

 

 頂上にはモニュメントあり、寿老人?西側にはパウダールートのボルトが見えます。ここで、若干の休憩をとり、ピンクのテープに導かれて奥に進み、下ると寿老人エリアに導く赤テープと合流。愛のエリアに下りました。

 

 愛のエリアではN田さんが相棒の方に三ッ星ルートの「花鳥風月(5.11a)」を登らせていました。

この日は、他にはトンネルエリアのルート開拓に来られていたT村さんグループだけでした。

 

 

 思ったほど寒くなく、風もなく、クライミングにはベストのコンディションでした。

トータルで3時間以上の奮闘でしたが充実したクライミングでした。パートナーのF島さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。

 
【ルート図】

 

クリックすると元のサイズで表示します

 

5

2012/10/3

初めての白山へ  ハイキング

<山行報告>
紅葉の白山(大白川から)・・・ハイキング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2012年10月2日(火)〜3日(水)
【参 加 者】キーボウ(単独)
【コースタイム】
2日;岐阜市内(8:00)--大白川登山口(10:00/10:33)--大倉避難小屋(12:30)--室堂(14:12)
3日;室堂(4:40)--白山;御前峰(5:13/6:05)--室堂(6:20/7:05)--大白川登山口(9:40)

クリックすると元のサイズで表示します
            【平瀬道から白山を望む】

≪ 報  告 ≫

 岐阜での国体は成女・成男とも9月30日のボルダー、10月1日のリード予選で終わりました。
 2日の朝、岐阜市内でレンタカーを借りました。1人なので、軽自動車としました。ETCもナビも付いて二日間で10,000円は安い。各務原ICで東海北陸自動車道に乗る。荘川ICで降りて御母衣湖の左岸沿いに国道156号線を北上する。御母衣ダムを過ぎるとすぐに左折し県道451号線を大白川登山口に向かった。2時間(131km)で到着。早速、登山準備。

 登山口には立派な避難小屋がある。ここの標高は1250m、室堂の標高は2450m。6.9kmの距離、1200mの標高差を登ることになる。早速登山開始。広葉樹林帯の快適な登山道だ。徐々に徐々に高度を稼ぎ、やがて大倉山の標識、すぐ先には立派な避難小屋がある。天候は曇り、標高の高いところは雲の中だ。標高2000mを過ぎると付近の紅葉が目立って来る。右手奥に白山の頂上が見えるはずだが雲の中だ。右手にカンクラ雪渓(実際には雪は残っていない)の標識を望み、さらに登り続けると樹高が低くなり、這松が中心の植生となる。這松の緑の中に広がる赤や黄の葉が美しい。やがて、左手に展望歩道への分岐を分けるとそこには広々とした高原台地が広がり、すぐに室堂が見えてくる。

クリックすると元のサイズで表示します

15時到着の予定だったが1時間近く早目に到着した。ここで、宿泊の受付をする。今夜の宿泊客は15人くらいか?平日の登山のため皆、リタイア組のように見える。外気温は10℃程度か結構寒い。美味しい夕食を食べ、少しばかり日本酒を飲んで早々に就寝。
 翌朝は山頂から日の出が拝めるのではと思い、暗いうちに山頂に向かう。気温は5度くらいか、結構寒い。40分あまりで御前峰(2702m)に到着。日の出には間がありそうなので珈琲を沸かして待つ。日の出の時間になったが、真東の乗鞍岳周辺は雲の中。わずかな隙間から少しだけ明るい光を拝めることができたのみだった。

クリックすると元のサイズで表示します

 御池巡りは止めてそのまま下山。室堂で朝飯を食べ、7時過ぎには帰途に着いた。南側の別山(2399m)の山肌が赤く染まっている。帰りは同じルートなので一気に大白川登山口に帰着。
 初の白山は本当に良い山でした。全て満足満足。帰りは平瀬温泉の共同浴場でと思いましたが定休日でした。近くの「くろゆり荘」という旅館で温泉に入ることが出来ました。平瀬温泉は源泉が90度以上とのこと、薄め切れずに随分熱かったですが気持ち良い温泉でした。
 この後は、往路を一気に岐阜まで戻りました。
では、

クリックすると元のサイズで表示します
                    【ルート図】




2

2012/3/25

春の比叡山クライミング  岩登り

<山行報告>
比叡山I峰(ナックルスラブ)・・・マルチピッチクライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2012年3月25日(日)
【参 加 者】モモ太、りりぃ、キーボウ
【コースタイム】

駐車場(8:55)--ナックルスラブ取付(9:05/9:15)--終了点(12:00/12:20)--比叡山標識(12:25)--比叡山南側登山口(12:55)

クリックすると元のサイズで表示します
【ミツバツツジ】

≪ 報  告 ≫

 今日は久々の比叡山。メンバーはマルチデビューのモモ太さんに、もうベテランのはず(?)のりりぃとの3人です。
 天気は晴れの予報だが風が強く冷たい。ルートは、風の吹かないI峰南面を選択。特に奥の方が快適だろうということでナックルスラブとした。このルートは11年前僕が初めてマルチを体験したルートです。その時リードしてもらったのは庵のサブオーナーI田さんでした。

 比叡山下の駐車場に到着するとすでに1スラではビレイ解除の声が、結構多くの団体で登られているようでした。1スラの取り付き付近は雑木が切られたようで道路からも取り付きが見えるようになっている。
 僕らはもっと奥からスタートだ。アプローチは10分程度だが結構きつい。何度来ても、取り付き地点を通り過ぎてしまっているので慎重に登る。今度はどんぴしゃで取り付きへ。
 3人パーティなので僕がオールリードで、セカンドにモモ太さん、ラストをりりぃさんとする。ここでモモ太さんに若干のレクチャー。但し、すぐ後ろをりりぃに登ってもらうのでその都度教えてもらうこととする。モモ太さんもフリーに関しては5.10-はしっかり登れるのでクライミング自体は心配する必要はない。ただ、手順のみしっかり覚えてもらえば大丈夫。
 準備をしていると、後から福大山岳部OBと現役のグループが到着。待たせてはいけないので僕たちはすぐにスタート。最初のピッチは、TAカンテと同じでIV+なのだけどいまいち調子がでない。少してこずりながらも無事終了点でピッチを切る。モモ太・りりぃも着実に登って来る。2ピッチ目は少し右にトラバースしてからの登りになる。トラバースは染み出しで濡れた浅いルンゼだ。若干緊張するが無事クリア。しかしここからの直上が難しい。ピンの右も左も豊富なホールドが見えるのだが、ピンの周辺はつるつるのスラブだ。なんだか不自然なルートを登る。一か所だけ微妙なスタンスのところでピンを踏んでA0にしてしまった。誰の方のロープをクリップしたか覚えていないので回収の時、自分のロープがクリップされていた人は微妙なスラブに出なくてはならないので結構大変のようだった。

クリックすると元のサイズで表示します
【2ピッチ目をフォロー】

3ピッチ目も同じようなルート。但し最後に濡れた部分のトラバースが厳しい。終了点の松の木は枯れているので少し上の立木でビレイをとる。3人が集まれば結構不安定な体制にならざるを得ない。4ピッチ目は小さいけどしっかりした松の木を掴んでの直上だ。次の5ピッチ目が核心のV級だと言うことだが、2・3ピッチに比べたら易しい。しっかり利くカチを拾ってほぼ直上。松の木でビレイ。ルートはここでほぼ終了。後はコンテで終了点へ。3時間はかかっていない。3人パーティにしては結構早かったようだ。
 記念の写真を撮って、行動食を食べて南登山道から下山。

クリックすると元のサイズで表示します
【終了点にて、今回のパートナー、モモ太・りりぃ】

 時間が早いのでIII峰の各ルートや鳥居ボルダーを偵察し、高千穂温泉経由で帰宅。
 モモ太さん、りりぃさんお疲れさまでした。また行きましょう。では、
8

2011/12/18

蹴洞岩-中央稜(日向神)  岩登り

<山行報告>
蹴洞岩―中央稜(日向神)・・・マルチピッチライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年12月18日(日)
【参 加 者】ますも(M)、キーボウ(K)
【時   間】スタート(13:30)-終了点(15:30)-(懸垂下降)-取付(16:00)
  
≪ 報  告 ≫
 忘年会明けの日曜日、午前中は日向神の道路わきのコンクリート壁での救助訓練。午後からは、ますもさんと2人で最近T村さんらがリボルト(フリー化)された蹴洞岩の中央稜を登ることにした。サンセットエリアの最上部エリアまで登ると、右にカンテが見える。これが中央稜だ。取り付きまでは綺麗に整備されておりFIXロープも張ってある。見上げると、ほぼ垂直に伸びたカンテを登るようだ。

クリックすると元のサイズで表示します
【中央壁の上部(ゲンゾウルートの終了点)から見下ろした蹴洞岩全景。中央の赤丸が中央稜】

・1ピッチ(25m)5.8くらい。
 (K)やさしいとはいえ、いまいちホールドは信用できない。丁寧に土はおとしてあるが、手にざらついた感じ。慎重を期して危ないところではA0。1、2ピッチは通して45mくらいなので一回で登れるのだが、ヌンチャクを10本くらいしか持って行かなかったので25mの本来の1ピッチで切る。

・2ピッチ(20m)5.9くらい。
 (M)5mくらい直上すると被り気味になる。ホールドも見つけにくい。少し微妙な部分を抜けるとガバになり安心。立木もあり、縦に張り出したテラスはしっかりしている。
クリックすると元のサイズで表示します
【2ピッチ目をリードするますもさん】

・3ピッチ(15m)5.10b/cくらい。
(K)フリーのルートなら快適だろうが、ここはなにせ左右がすっぱりと切れ落ちた細いカンテの本ちゃんルート。フリーにはこだわらず、A0でスピード重視の方針とする。
3ピッチ目のビレイポイントから向かいの東稜を見ると、登り終えたK嶋さんら3人のパーティが懸垂下降しているのが見える。左奥の正面岩下のバルコニーエリアにはフリークライマーが見えた。若干被っているので下でビレイしているますもさんは見えない。

クリックすると元のサイズで表示します
【東稜を登って懸垂で降りるK嶋パーティ】

クリックすると元のサイズで表示します
【正面岩を望む。右下にバルコニーエリアで登るクライマーが見える】

・4ピッチ(20m)右ルート;5.11a、正面ルート5.11c。
 (K)迷わず右の11aルートへ。右へトラバースしてハングを越える。この辺りが5.11のムーブか。足元は100mくらい切れ落ちている。空中に投げだされるような凄い高度感だ。次は、左に回り込んで、ハングの下をまた右へ。弱点を突いた好ルート。古いA1用のリングボルトが多く残っている。最初に開拓した人は本当に挑戦的な人だ。頭が下がる。ここも当然A0で。
でも、これだけをフリーで登りに来ても面白そう。RPは可能そう。

・5ピッチ(20m)5.10bくらい。
 (M)ますもさんは4ピッチ目で腕がパンプしてしまったようで、結構てこずっていた。僕もセカンドなのでフリーで抜けようとしたがやはりA0へ。
終了点の松の木で終了。

下降は、真っ直ぐブッシュ帯を登って、左の稜に進み東稜ルートを2回懸垂下降して、サンセットエリアに戻るようだが、今回は登ったルートを下降することに。
まず、5ピッチ目のみを懸垂下降。4,3ピッチは一気につないで懸垂下降。このピッチは完璧に被っているので空中懸垂となる。着地が難しい。2、1ピッチも一気につないで懸垂下降。
これで、ようやく取り付きに到着。100m程度の短いルートでしたが、充実したクライミングが出来ました。
まだまだ剥がれる岩があるようです。慎重に取り付くことが必要でしょう。
パートナーのますもさん、お疲れさまでした。
クリックすると元のサイズで表示します
【フリーのサンセットエリアを見下ろす。道路は真っ直ぐ下に見える】
6

2011/12/17

八方ヶ岳&カニのハサミ岩(菊鹿)  岩登り

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年12月17日(土)
【参 加 者】マミリン、島地瓶、キーボウ
【時   間】矢谷橋登山口(9:10)-八方ヶ岳(11:00/11:30)-カニのハサミ岩分岐(12:00)-819mポイント(12:20)-カニのハサミ岩(南)(12:30)-林道(14:30)-登山口(15:00)
  
≪ 報  告 ≫

 水辺プラザかもとでマミリンと待ち合わせ、矢谷キャンプ場の上流の矢谷橋登山口まで車を乗り入れる。島地瓶氏もほぼ同時刻に到着。
今日はここから登山のスタートだ。天候はそこそこ、沢沿いの登山道を登るにつれ薄っすらと雪が残っている。気温は結構低そうだ。やがて、稜線に出て、穴川登山口からの登山道と合流。ここから、尾根筋を若干アップダウンしながら八方ヶ岳に向かう。班蛇口登山口からのルートを左に、山ノ神登山口方面からのルートを右に分けるとやがて八方ヶ岳の山頂に到着。

クリックすると元のサイズで表示します
【八方ヶ岳山頂にて】

天気はそこそこ良いのだがあまりぱっとした展望は得られない。昼食にはまだ早いので一休みするのみで今日のメインのカニのハサミ岩の偵察に向かう。山ノ神登山口方面に向かって降り、一旦登り返し、ジグザグに急斜面を下る。
 南側に大きくトラバースする地点で直進ルートを取る。ここから、バリエーションだ。尾根筋を忠実に西に向かう。ところどころに古いテープもあるが、古い登山道と言う感じでもない。但し、藪は少ないので歩きやすい。まず、カニのハサミの片方である819mの標高点のあるピークへ向かった。ピークらしいところに辿りつくも標高点らしきものは見当たらない。(後で調べたら、標高数字の小数点以下の表示が無い物は標石の無い標高点だとのこと)
展望も無いので、写真だけ撮って、もう一方のカニのハサミのピークに向かう。岩場が出て来ていよいよピークが近付く。しかしながら、稜線伝いには登れない。古いリングボルトも見える。頂上へは無理かな、と思ったけど、稜線の右の岩場にクラックがあり2mくらい登ればブッシュ(小さい立木)を掴める。そこから上にもブッシュ伝いに登れそう。島地瓶がトライ。なんとかブッシュを掴めたようだ。そこに、お助けロープを掛けて皆で頂上を目指す。すぐに、TOPに到着。なんと、そこには3本のリングボルトが打たれていた。

クリックすると元のサイズで表示します
【ピークから林道を見下ろす】 

クリックすると元のサイズで表示します   
【ピークにて、カニのハサミポーズ】

古いマルチピッチの終了点のようだ。壁の全容を見たいと思ったが端に近づけない。林道からは150mくらいの標高差かな?取付からも100mの高さはありそう。
北側のハサミとの分岐方面に戻り、鞍部から岩壁の下に回り込んでみた。杉の倒木や棘のある植物のため厳しい藪コキとなる。

クリックすると元のサイズで表示します
【岩場基部にて】
        
クリックすると元のサイズで表示します
【ボルトの打たれたフリーエリア】

下部に到着し、見上げるとかなり立派な壁だ。一枚岩という感じでしっかりしている。
地形は、標高600m付近までが花崗岩で、その上に安山岩の塊が乗っているとのこと。この安山岩塊が浸食されて岩壁が出来たようである。壁伝いを左へ左へトラバースする。足場は結構悪い。チムニー状の部分やコーナーやカンテの部分は登れそう。上部の陽が当るところはまた別の雰囲気の岩かもしれない。赤っぽい岩に古いリングボルトが連打してあるところもあり、古い人が開拓したようだ。壁は広くて、300m近くありそう。左端に辿りつくと、そこには固定ロープがある。登り辿ると、立派なフリーのルートが3本見えた。ハンガーはステンレスでしっかりしている。右側は難しそうだし、かつ苔むしている。左側のルートは今でもしっかり登れそう。終了点のスリングは腐っていそうなのでこれは交換すべき。裏に回れば終了点に辿りつけそう。終了点の交換とハンガーの点検だけで登れそうだ。

岩場の偵察はここで終了とする。固定ロープを辿って下に降りると10分もかからないで林道に出た。

クリックすると元のサイズで表示します
【固定ロープを伝って降りる】

それから林道を30分も歩くと、登山口に到着。
カニのアハサミ岩はアプローチも良く岩もしっかりした良いエリアでした。開拓の余地が十分あることを確信しました。

今日は、本当に充実した山行でした。島地瓶、マミリンお疲れ様。ありがとうございました。

【今回のルート。赤の部分がバリエーション】
クリックすると元のサイズで表示します
3

2011/10/9

大崩山(坊主尾根〜二枚ダキコース)  ハイキング

<山行報告>
大崩山(坊主尾根〜二枚ダキコース)・・・縦走

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年10月9日(日)
【参 加 者】りりぃ、キーボウ
【コースタイム】駐車スペース(7:50)—--下小積谷(8:50)---坊主尾根コース合流(9:00)---小積ダキ(10:30)---鹿川分岐(11:30)---石塚(11:50/12:15)---大崩山頂(12:20)---二枚ダキ鞍部(12:50)---駐車スペース(14:00)

クリックすると元のサイズで表示します
【小積ダキ南壁】

≪ 報  告 ≫

 土曜日、広タキスラブを登った後、美人の湯近くの大崩研修棟に泊った。一泊500円也。今夜の宿泊者は大広間(ホール)に5人のパーティと2人のペアと僕たちの9名だった。

 午前7時、他のパーティが出かけた後、最後に出発。大崩山祝子川登山口あたりの路肩には多くの車が駐車してあった。福岡を始め九州各県のナンバーがある。僕たちはその先の祝子川を渡って車の入れるところまで車を入れた。しかし、川を渡って2kmくらい先で舗装が途切れ、道が危なくなってきたので舗装の終点付近に駐車(標高750m付近)。ここから、林道を詰めることにした。1970年代に作られたという林道はすでに崩壊し、自然に帰りつつある。かつて林道だったことは土手のコンクリート壁でわかる。左手に二枚ダキへの分岐を分けて更に奥へ奥へと歩く。林道終点になるとすぐに小さな下小積谷の渡渉だ。ロープが固定してある。そこから、尾根に少し登りあがると、坊主尾根ルートに合流。ここから、坊主岩(米塚)・見返りの塔など岩の間に設置された梯子を使って一気に高度を稼ぐ。

クリックすると元のサイズで表示します
【坊主岩を望む】

15個くらいの梯子があったろうか。数を数えていたが分からなくなった。梯子の傍らにはリンドウが咲いている。やがて、正面に小積ダキの南面が見えると、象岩のトラバースだ。小積ダキは圧倒的な高さで聳えているが、巻いて登る道を進むとあっけなく小積ダキへの分岐に着く。展望の良い先端まで歩いてみるが、高さ300mの中央稜の壁は足元に隠れて見えない。

クリックすると元のサイズで表示します
【小積ダキにて】

 分岐に戻って更に上を目指す。りんどうの丘の分岐を過ぎ、右手から湧塚コースからの登山道と合流。この辺りは、標高が1500mを越えているにもかかわらず、ブナの巨木が目立つ。やがて、上鹿川からの登山道と合流するとすぐに石塚に到着。展望が良いのでほとんどの登山者はここを最終目標として戻るようだ。ここで、昼食タイムとする。数組のパーティが休憩中。紅葉はまだなのか、いまいちなのか・・・休憩後、5分くらい南東に進むと三角点のある大崩山の山頂に出る。

クリックすると元のサイズで表示します
【大崩山頂にて】

このピークに立つのは今回が初めて。記念写真を撮って、更に南を目指す。二枚ダキと鹿川越方面との分岐にはきっちりと標識がある。ここから、一気に二枚ダキ目指して下降。周囲はびっちりとスズタケに覆われており展望も全くない。一度スズタケが薄くなったところで間違えやすいとことがあったが、りりぃの指摘で元に戻れた。
基本的にはテープを見逃さずに進めば迷うことは無い。二枚ダキの鞍部の広場に飛び出す。ここから、右折し、急な涸れ谷を下る。ピンクのテープが適度な間隔で付けられているので迷うことは無い。左手に二枚ダキの大岩壁を見ながら一気に下る。傾斜が緩くなり、谷の水が増えてきた頃、崩壊した林道に飛び出した。ここを左手に進むとほどなく登りの時に見た二枚ダキの分岐標識を見る。30分も林道を下ると駐車スペースに到着。

標高差は900m余りだったけど、登り4時間、下り2時間の結構なアルバイトでした。当然かもしれないが、二枚ダキコースでは人に会わなかった。

 マイナーなルートだったが初めてのコースであり結構楽しめました。
相棒のりりぃ、お疲れさまでした。今日も美人の湯に入り、一路熊本に向けて車を進めた。

クリックすると元のサイズで表示します
【今回のルート】

注)

今回は小積ダキに登るアプローチとして、この林道からのルートが使えるか?ということもあった。しかし、駐車地点が林道終点からは程遠く、坊主尾根登山道への合流まで1時間もかかる。そこから、坊主尾根を迂回する工藤新道も見つけることはできなかった。もし見つけられたとしても、中央稜の取り付きまで2時間はかかるであろう。大崩山荘を利用しても2時間以内には取り付きに到着できることから、登山口から大崩山荘までの30分の節約にしかならない。
今後は大崩山荘経由の方が良いものと思われる。
5

2011/9/25

比叡山開拓50周年行事の後はニードルへ!  岩登り

<山行報告>
ニードル左岩稜(比叡山)・・・マルチピッチライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年9月25日(日)
【参 加 者】シロキリ、A東、りりぃ、キーボウ
  
≪ 報  告 ≫

 比叡山開拓50周年記念行事で菅原公民館に泊った我らは、日曜日に比叡山を登ることにした。当初はりりぃと2人でIII峰の「左方カンテ」を登ろうと思っていたけど、天候がいまいち。標高1000m以上ではもう雨のようだ。このため、時間が短いニードル左岩稜を登ることとした。更に、シロキリさん、A東さんも我らのチームに入るということで、4人で登ることにした。また、84、タミーペアも同じルートを登ることになった。

 千畳敷から10分くらい登って、取り付きに到着。なんとシロキリさんはクライミングシューズがザックに入っていない。運動靴で登るという。オーダーは僕がリードでりりぃとシロキリさんがセカンドに、シロキリさん後ろにシングルロープでA東さんが繋がるというスタイルをとった。ダブルフレークは僕の場合フィストが決まらないのであっさりあきらめ、ノーマルルートからスタートする。ところどころに浮き石(岩)がありグレード以上に怖い。

 2ピッチ目は核心のVI-だ。小さなカムは無かったので、シロキリさんのナッツを決める。しっかりと固定できた。昨年はきっちりノーテンで抜けたのに今回は気合いが入らずA0になってしまった。フレークの上側に残置のナッツがあり、ありがたく使わせてもらった。ここで、ナッツを固定するのは厳しい状態なので助かりすぎ。右側になんとかトラバース。ここから真っ直ぐ上を目指す。なんと、残置のヌンチャクがあるではないか。核心は越えたので敗退ではなく単に回収を忘れただけだろう。このヌンチャクの横にも浮き石がある。

 次の3ピッチ目はニードルの頭に抜けるハイライトのピッチだ。もともと、ニードルを目標に来たわけではないのでカムの数が不足。下の方でかなり使ってしまったので上部はかなりのランナウトだ。まあ、クラックに足を捩じりこめば落ちることはないだろう。

クリックすると元のサイズで表示します
【3ピッチ目をフォローのりりぃ】

 やがて、ニードルの頭に到着。まだ9時過ぎだ。1時間ちょっとで登って来たことになる。続いてシロキリさんがガシガシと登ってきた。運動靴での登りにしてはずいぶん速い。なんか基本的にレベルが違うのかも。りりぃも続いて登って来てすごく満足そうな笑顔。最後にA東さん、ビレイのシロキリさんはグリップビレイだ。ここでも、クラシックスタイル?

 ここから、ニードルのコルへの懸垂下降。皆さんが降りる頃、84さんが登って来た。シングルロープなので懸垂は僕らのロープを使って全員下降。
コルではなく左側の微妙な隙間を越えた地点に降りることにした。
狭い隙間を抜けてきた3人はメタボチェックのようだったとのこと。84、タミーさんとみんな揃って帰途に着いた。

クリックすると元のサイズで表示します
【今回のメンバー、左からA東、シロキリ、りりぃ、キーボウ】
3

2011/9/23

緑仙峡の岩場でクライミング  岩登り

<山行報告>
緑仙峡の岩場・・・フリークライミング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年9月23日(金)
【参 加 者】マミリン、イッセイ、りりぃ、キーボウ
      

≪ 報  告 ≫
今日はトレランの前日ということで、緑川流域の緑仙峡の岩場で登ることにしました。
穿神社の近くに車を止め、緑川に降りて行きます。洞窟の右側で緑川を渡渉するのですが、今日は水量が多い。去年はくるぶしあたりしか無かったのですが、今日は膝まで浸かる状態。そして猛烈に冷たい。なんとか渡り切り急な岩場を登るとイラクサだろうか触れると刺激を感じる草に捕まる。

クリックすると元のサイズで表示します
【緑川の渡渉】

5分も登らないうちに穿エリアに到着。ここは、左から「プリンセスストリート(5.10a)」、「クイーンストリート(5.10a)」、「ティータイム(5.9)」の三本がある。

「山遊浪漫」という素敵な名前のHPを持つ興梠博隆氏が中心となって開拓したエリアだ。最近、全く登られていないのか、HPの写真と違って草付が多い。草を引き抜きながらの登攀となった。まず、イッセイさんが「クインストリート」をオンサイト。続いて僕が「プリンセスストリート」にトライ。下半分はピンが無いのでカムで支点を取る。核心部に辿りつくと土のようないろをしていたのは苔(?)、ヌルっとする。ホールドの少ない右の方へ移動すると、そこであえなくテンション。もう少し乾かないと駄目なようだ。続いて、イッセイさんが右端の「ティータイム」をマスターオンサイト、さらにマミリンもりりぃもフラッシュで続く。
やがて日が当りだして暖かくなり岩も乾いてくる。マミリンとりりぃが「クインストリート」に取り付く。二人とも核心部を越えられない。僕が、登ってムーブを確認。マミリンはリーチが足りないようだが、りりぃは完璧に越えて2便でRP。

クリックすると元のサイズで表示します
【クインストリートの核心を越えるりりぃ】

イッセイさんは「プリンセスストリート」もオンサイト。僕もなんとか再登。
たった3本のルートだったけど、自然に帰りつつある岩場のため結構グレードが高くなったようで、十分楽しめました。
すでに、3時を回ったので、引き上げることにしました。
皆さん、お疲れさまでした。

0

2011/9/12

のんびり法華院温泉&大船山  ハイキング

<山行報告>
法華院温泉〜大船山(久住山系)・・ハイキング

【報 告 者】キーボウ
【日   時】2011年9月12日〜13日
【参 加 者】キーボウ(O田)

≪コースタイム≫     

9月12日(月) 植木IC(8:45) 〜〜阿蘇経由〜〜久住本山登山口(11:15)――稲星山分岐(13:45)――中岳分岐(14:00)――法華院温泉山荘(15:15)
9月13日(火) 法華院温泉山荘(8:00)---段原(9:30)---大船山山頂(10:00/10:30)
---立中山分岐(11:20)--立中山方面わからず---坊がつる(12:00)---鉾立峠(12:30/
13:00)---佐渡窪(13:30)---本山登山口(15:15)

≪ 報 告 ≫

福岡の友人に誘われて久々の山歩きをしてきました。
今回は法華院山荘泊まりという豪華楽勝コースです。

植木ICで友人を乗せて、久住の南側に回り込みました。僕は北側のメジャーな登山ルートよりもこちらからのルートの方が好きです。
沢水キャンプ場先の本山登山道入り口に駐車。平日にもかかわらず、すでに一台の車があった。
準備を整えて、本山登山道を一気に登り始める。平地では好天だったのに登るにつれて雨雲の中へ入って行く。展望も得られずあまり楽しくない。
途中、先般の車の持ち主の女性を追い越した。このルートは昔はメジャーだったのだろうが、今は登る人は少ないようだ。 
途中大きな崩壊地の傍らを登って行き、詰まったところを左に左にトラバース。仰ぎみれば右手上部は大きな岩壁となっている。
そのうち、左に稲星山を分ける分岐に到着。真っ直ぐ中岳方面に進む。正面が中岳、右手が法華院の別れに到着。中岳に登っても何も見えないので即右手の法華院方面の道を辿る。
ここは、ところどころ崩壊もあり、少し危険なルートかもしれない。
でも、3時過ぎには法華院温泉に到着。

クリックすると元のサイズで表示します
【法華院温泉山荘】

山荘でゆっくりできる。夕食は6時からなので、温泉にちょっとのお酒とまったり過ごす。
登山道の始めの方で追い越した女性がまだ到着していない。少し心配だったが18時頃には到着。聞けば、白口岳から鉾立峠に降りてくるところを間違えたようだ。久住分かれまで進んで北千里浜のメインルートをダッシュで降りてきたそうだ。お疲れ様!
混む季節を外し、なお平日ともあれば山荘の宿泊者は少ない。食事つきが6人、食事無しが2人の計8人か。乾燥室も使えて濡れた衣類にとっては嬉しい。
雨も止み、夜中には中秋の名月も見えたそうだが、僕は熟睡。
翌日は晴れ。ゆっくりと朝食を食べ、8時にスタート。大船山を目指す。今日は昨日同じルートを登ってきたK坪さんも加わり、3人での行動とした。時々ガスはかかるが基本的には好天。昨日のように濡れることはない。段原を経て大船山には予定通り10時頃の到着となった。

クリックすると元のサイズで表示します
【大船山から北大船山方面】

時々、ガスが切れて三俣山や中岳が顔を出す。由布岳も山頂付近が見え隠れする。ゆっくり展望を楽しんで、下山。途中、立中山分岐の看板を左に進みテープを目印に進むが元の登山道に戻ってしまった。きっちり地図を読まなくてはいけないルートのようだった。今回は立中山方面はあきらめ、元来た道を戻ることにした。法華院から九州自然歩道を鉾立峠へ。

クリックすると元のサイズで表示します
【鉾立峠】

鉾立峠で昼食休憩をとり、佐渡窪、鍋割峠、くたみ分かれを過ぎて登山口に戻った。
相棒のO田さん、お疲れさまでした。二日目から合流したK坪さん、楽しい登山になったでしょうか?
4



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ