昨日の午後,黎明館に行ってきた。
まずは企画展
「Where are you from?−遺物の産地を探る−」。昨年の
「How old are you?−遺跡の年代を探る−」展(2007/08/21の記事参照)に続く「考古学の方法シリーズ」(というのか?)第2弾。石器から土器,陶磁器までを幅広く扱っている。
展示室中央スペースに台が置かれ,その上に土器が展示されている。「ずいぶん変わった配置だな」と思ったのだが,よく見ると台が鹿児島県の形で並べられ,それぞれの地域の土器が,該当箇所(?)に置かれている。担当学芸員Hさんの「遊び心」であろう。
15:00より,伝統白薩摩の勉強会の方々と,
「薩摩焼−400年の伝統とパリを魅了した美−」展を見学。同展は,堺市博で拝見しているので,2回目(詳しい感想は2008/10/29の記事をご覧いただきたい)。
ただ今回は,Sさんご夫妻とご一緒になったので,展示されている資料をめぐって,いろいろと議論しながら見て回れたのが楽しかった。考古学的知見から発信できることは,まだまだたくさんあるはずだと改めて思う。
この特展にあわせて,最近発見された,島津斉彬作と伝えられる黒楽茶碗が,1階のフロアに展示されていた。2回,火災に遭ったとのことで,胴部下半が光沢を失っているが,背丈のやや低い,どっしりとした感じの茶碗である。
夕刻より,黎明館1階のレストランにて懇親会。窯元や白薩摩に関心のある方など,さまざまな「異分野」の方々と話をすることができて,すこぶる刺激的であった