11月22日(土)(午後)
松山に戻り東洋陶磁学会へ。
今回は四国城下町研究会と共催なのだが,城下町研究会は今回を最後に活動中止とのこと。いつもK下さんから案内をいただきながら,結局一度も参加できなかった。残念。
K下さん,お疲れ様でした(私信)。
さて初日は,まず砥部焼の概要に関する報告2本。石岡報告は,翌日の各報告や論点に関わる中心的情報をコンパクトにまとめている。
(詳しい報告題目は
「東洋陶磁学会 第36回大会」をご参照いただきたい)
そののちは砥部町にバスで移動して見学会。最初に砥部焼伝統産業会館で,展示されている窯道具や製品の見学。窯道具からみた技術系譜の問題,沖縄出荷に特化された「スンカイマカイ」,清朝磁器を模した「郡中十錦」などなど,いろいろな方々と意見交換(というより,ご教示いただくことの方が多かった)。また東京のS木さんより「宿題」をいただく。これから調べてみよう。
館を出たのち記念碑の建つ「陶祖ヶ丘」へ登る。碑の背後に,砥部焼窯跡から採集された陶片が,時代別に貼り付けられた壁が建っている。砥部焼開窯200周年の際のモニュメントらしい。ただ下段の窯道具は,残念ながら時代順ではないとのこと。
下の写真中央部にある青磁片が,前回の記事で触れた三田青磁のコピー製品。
最後は移築保存されている大下田(おおげた)1号窯跡を見学。燃焼室+5室の連房式登窯で,天保2年(1831)銘の資料が出土しているという。
中央に置かれた埴輪は,まぁ,ご愛敬といったところ(笑)
松山に戻って懇親会。伊予名物,揚げたてのジャコ天に舌鼓を打つ。ほくほくで,じつに香ばしい。