会津西方駅(只見線)
会津桧原駅で列車から降り、2km余り先にある隣の会津西方(あいづにしかた)駅まで折りたたみ自転車で行こうと地図を開いて驚いた。会津西方駅は、只見川の対岸にあり、そこに行くには、鉄道では1直線で行けるが、道路だと四角形の3辺を通って、8kmほど山中の道を辿らなければならないらしい。
困ったなあ、こんなことなら、列車の中で地図を確かめておけばよかったと後悔する。朝が早いと、ぼんやりしてこのようなミスをする。しばらく行くべきか止めるべきか迷っていたが、次に乗る列車まで1時間余り時間があるので、行ってみることにした。
まず、目指す方向とは反対方向に下って只見川を渡り、それから人家のほとんどない山中の小道を峠に向かって登って行った。直線というものがほとんどない暗く急な坂道である。行けども行けども視界が開けない。
これ以上、登らねばならないとすると、もう列車に間に合わないな、と思われた頃、車通りのない細い国道の峠に出て、下り坂となった。杉木立の中を一気に駆け下りると、やがて目の前が急に明るくなり、西方の町並みに出た。
駅から離れた山の中腹に、どういうわけか、旧い家並みが道沿いにずらずらと並んでいる。郵便局や商店など一通り揃っている。人通りのない山中を長い間通ってきたので、いきなり町並みが目の前に出現して狐につままれたような気持ちになるが、道端の石碑によると、ここは宿場町であったらしい。
出来ることなら、ゆっくりとこの宿場の趣を味わいたいと思う。が、何分時間がないので、その間を脱兎の如く駆け抜け、さらにしばらく国道を下って、漸く会津西方駅に着いた。
先程の山中の西方の宿場町とは異なり、こちらは周りに人家が10軒ほどしかなく、1面1線のホームが西日を浴びて、夏草の中にひっそりと佇んでいた。

(会津西方駅待合室)

(会津西方駅ホーム)
(2006年6月12日)
小出530-615@大白川644-716@只見723-800@本名807・・(自転車)・・820@会津川口830-848@早戸855・・(自転車)・・920@会津水沼929-935@会津中川1050・・(自転車)・・1250@会津宮下1300-1317@郷戸1330・・(自転車)・・1415@滝谷1427-1431@会津桧原1500・・(自転車)・・1555@会津西方1603-1635@塔寺1700・・(自転車)・・1740@会津坂本1803-1809@会津柳津1953-2050七日町