「宗谷本線北比布駅 ブロック造りの物置駅舎と畑の草取り」
エッセイJR北海道の駅
北比布駅(宗谷本線)
北比布の駅舎は、所々ひびの入ったブロック造りの物置のような建物であった。
陰鬱な室内には、壁に沿って椅子が据えつけられていた形跡が残っているものの、今は取り外されており、代わりにその下の地面からペンペン草のような雑草が一本生えていた。
この中にいると、まるで、どこか北の国の収容所にでも放り込まれたような気分になる。が、一歩外に出ると、周囲は紛れもなく豊かな北海道の風景であり、駅前に伸びる一本道の両側には、肥沃な畑や水田が広がっていた。
目がくらむほど強い日差しの中、その一本道を進むと、じきに交差点に出た。すぐそばには「北5線11号」と書かれたバスの待合室が建っている。先ほどの駅舎の約3分の1の大きさだが、こちらの方が余程綺麗であり、荷物を下ろしてやれやれと一息つく。
待合室の向かいに広がる畑では、農家の人が2人、腰を直角に曲げたまましきりに草を取っていた。あの薄暗い駅舎の中でさえ草が生えるほどなので、ましてやこのような明るい畑の中では、放っておくと雑草がはびこって仕様がないのだろう。農業、とくに畑作の場合、労力の8割以上は草取りに費やされるという話をどこかで聞いたのを思い出す。
うねうねと続く畝を眺めながら、とても私などには出来ない根気のいる仕事だな、と思っていると、旭川の方に行くローカルバスが、畑の向こうから交差点を曲がってこちらにやって来た。

(北比布駅ホーム)

(北比布駅舎)

(駅舎内部)

(北5線11号バス停)

(畑の向こうからやって来たバス)
(2007年7月2日)
旭川1031-1056@比布1105・・(徒歩)・・1113比布バス停1120=(道北バス)=1126基線3号バス停1130・・(徒歩)・・1133@南比布1230-1235@北永山1250・・(徒歩)・・1255永山14丁目バス停1306=(道北バス)=1340(頃)4条18丁目バス停・旭川四条1342-1347@新旭川1410-1436@北比布1450・・(徒歩)・・1455北5線11号バス停1505=(道北バス)=1510比布バス停1515・・(徒歩)・・1523比布1530-(快速なよろ8号)-1539@永山1612-1619新旭川1621-1633@北日ノ出1652-1655@東旭川1713-1717@南永山1747-1809@将軍山1829-1834@当麻1848-1856@伊香牛1915-1950旭川2000-(特急スーパーホワイトアロー32号)-2120札幌2310-(特急まりも)-