七重浜駅(江差線)
本州から青函トンネルをくぐり、木古内で函館行きの1両きりの普通列車に乗りかえた。津軽海峡を右手に見下ろしながらのんびりと進む列車の中は、函館に近づくにつれて徐々に席が埋まっていった。
1時間程で七重浜駅に到着し、ホームに降り立って辺りを見回すと、向かいのホームにやや大ぶりの角張った駅舎が建っていた。
この駅のホームは、変則的な形で2面並んでおり、私が乗ってきた列車を挟む形で左右どちら側にもホームがある。このような場合、駅舎側のホームを利用すると跨線橋を使わずにすむので、乗客にとっては便利である。が、駅舎側のドアは開かなかったので、そちら側のホームには降りられなかった。
妙だな、と思う。まさか、運転士がその日の気分で左右いずれのドアを開けるかその場で決めるわけでもあるまいが、などとたわいないことを考える。
降りたホームから跨線橋をえっちらおっちら昇ると、どういうわけか、狭い跨線橋の中に改札口があり、委託の駅員がいた。
なるほど、この改札口を通させるために、駅舎とは反対側のホームに降ろしたのか。それにしても、下の広い駅舎の中で改札をすれば良いではないか、とも思う。
跨線橋を下って駅舎の側にようやく来ると、ホームに柵が張られており、駅舎には近づくことが出来ないようになっていた。おや、と思いながら、表示に従って跨線橋脇の階段を下ると、いきなり外の駅前広場に出てしまった。
こんなに立派な駅舎があるのに、何ゆえ駅舎を利用させないのであろうか、と訝りながら振り返ってみると、なんと、駅舎はヘルス何とかという健康関係の施設に身売りされていたのであった。

(七重浜駅ホーム 左手の駅舎側のホームは現在使われていない)

(七重浜駅)

(右下の三角の階段が駅の入口 右手の駅舎寄りには柵が設けられている)
(2006年9月20日)
青森1119-(特急スーパー白鳥1号)-1230木古内1235-1336@七重浜1416-1420@東久根別1449-1503函館1651-(特急白鳥34号)-1840青森1933-(特急日本海4号)-
(2006年9月21日)
-1023大阪1300-(新快速)-1426相生1427-1530岡山