坪井駅(姫新線)
バスのような小ぶりのワンマン列車の津山行から2面2線の坪井駅に降り立つ。と、そこは待合室の建っている駅出入口とは反対側のホームであった。
列車が出て行った後、さて待合室に向かうか、と思って辺りを見回したら、レールをまたぐ構内踏切は、気が遠くなるほど遥かかなたにあった。そこまで行くだけでホーム1本分はゆうにあるだろう。
コの字型にえっちらおっちら遠回りしてようやくたどり着いた駅待合室は、立方体の形をした貧相な物置であった。しばらくそこにしゃがんでいたが、そうしていてもしょうがないので、辺りを歩いてみる。
現在の待合室のすぐ脇には旧駅舎の跡地。その前に松などの植え込みが残っている。立ち止まって何の気なしに見たら、足元に銀色の皿が散らばっていた。
はて、と思っていると、茂みの奥から遠慮がちに鳴く猫の声。
じきにトラ柄の仔猫が松の陰から顔を覗かせた。餌入れがあるということは、餌をやっても良いのでは?と思い、昼食のパンの残りを皿の中に入れてやると、仔猫は植え込みから出てきて夢中でそれを食べ始めた。
やがて彼は腹が一杯になったのか、また松の根元にのそのそと帰って行くや、幹に爪を立ててバリバリとしきりに爪を研ぎ始めた。

(坪井駅ホーム)

(坪井駅出入口と待合室)
(2005年11月21日)
岡山927-(急行つやま)-1028津山1033-1055@美作追分1110-1117@坪井1214=(久米ごんごバス)=1220千代駅前バス停1225・・(徒歩)・・1229@美作千代1252-1340@富原1359-1420@久世1430=(旭バス)=1439福田橋バス停1440・・(徒歩)・・1450@古見1508-1519@中国勝山1526-1543@美作落合1617-1639@月田1713-1806津山1836-2007岡山