「牟岐線田井ノ浜駅 臨時駅の駅前は贅沢な海水浴場」
エッセイJR四国の駅
田井ノ浜駅(牟岐線)
5名ほどの客とともに、夏の間だけ営業する田井ノ浜駅のホームに降りると、すぐ目の前に海水浴場が広がっていた。
一体どこに視点を据えたら良いのか迷うほど広大な砂浜。
が、夏休み中とはいえ月曜日なので、浜にいる海水浴客はわずか20名ほどであった。贅沢な海水浴場だな、と思う。
ホームから降り、金色の砂浜の上を歩いてみた。陽光が砂を焼いているが、潮風が心地良く、さほど暑さは感じない。
波打ち際まで行き、水辺の様子を写した後、今度は振り返って駅の方にカメラを向けてみた。
すると、そちらには誰もいないはずなのに、どういうわけか、視線を感じた。
おかしいなと思い、カメラを下ろしてよく見ると、それまで気がつかなかったのだが、駅入口に建つ塔の2階から、タオルを首に掛けた監視員のおっさんが、双眼鏡でこちらを見つめていた。
あいつは確か先ほどの列車から降りてきたはずだが、旅行バッグを抱えたまま、砂浜をうろうろして妙な奴だ、などと怪しんでいるのかもしれない。
それはともかく、仕事とはいえ暑い塔の中での監視は、さぞかし大変だろうと思う。今日は海水浴客が少ないので労力の割りに監視甲斐のないことよ、と彼が嘆じているのではないかと案じた。

(田井ノ浜駅ホーム)

(壁に貼られた時刻表)

(駅入口から眺めた田井ノ浜海水浴場)

(駅入口)

(波打ち際から田井ノ浜駅の方を眺める)
(2006年7月24日)
徳島914-1004@阿南1013-(特急剣山4号)-1117@海部1124-1140@牟岐1207-1220@阿波海南1232-1240@鯖瀬1300-1304@浅川1324-1334牟岐1336-1411@(臨)田井ノ浜1416-1442@辺川1507-1524@日和佐1548-(特急むろと1号)-1601牟岐1603-1634@木岐1642-1707@山河内1747-1859@西原1906-1910@阿波中島1920-1958徳島2039-2256高松2315-(快速マリンライナー72号)-
(2006年7月25日)
-019岡山