グレーテル「どうやら間に合ったみたいね」
猛スピードで落下する赤ずきんとヴァルを救ったのは、駆けつけたグレーテルだった!
得意の重力魔法で軟着陸させたんですね…てん
何故か画面には映らなかったけど(苦笑
赤「ありがとう!グレーテル!」
グレーテル「お兄様も一緒よ!」
おおっ!ヘンゼルがサンドリヨンの前に雄々しく立ちはだかってる!
サンドリヨン「拾ってやった恩も忘れて、私に刃を向けるとは!」
グレーテル「あなたの所為で、お兄様がどれだけ苦しんだと思ってるの!?」
ヘンゼル「お前に心を操られ、数々の悪事をはたらいた私の罪……お前を倒すことで償わせてもらう!!」
うわ……お兄ちゃんマジ格好いい♪
だが待って待って。サンドリヨンの体の中には、草太とフェレナンドが……
ヘンゼル「…何処までも卑劣な奴っ…!」
そう……そうなんだ……。
いったい、どうやって二人を助け出し、サンドリヨンを倒せばいいのか……。
サンドリヨン「エルデの民よ聞け!世界はこのサンドリヨンが支配する。さあ選ぶがよい。服従か、滅亡か!」
てゆーか、そんな選択肢突きつけられても、ほとんどの人たちは事態を把握することすら出来てないと思う(苦笑
だから赤ずきんたちが何とかするしかない訳だけど。
りんご「草太は?草太を返してっ!」
サンドリヨン「そんなものはもう存在しない」
Σ「そんなもの」ってあんたι
モノ扱いすんなよ…ι
りんご「そんなのヤダよぉ…っ」
泣いちゃったじゃんかっ!
そんなりんごの肩をぽんと叩いたのは、草太のお父さん。
りんご「おじさんっ!草太が、草太がぁ!!」
草太パパ「大丈夫。草太は帰ってくる」
息子が絶体絶命のピンチなのに…お父さん、草太のことを信頼してるんだ!
なんだか素晴らしいお父さんだなぁ!
草太パパ「だからりんごちゃんも、草太を信じて呼びかけてごらん?大きな声で」
りんご「……うん!」
草太のお父さんに元気づけられて、りんごちゃんは叫ぶ!草太に届くように!!
りんご「草太ぁっ!!もうすぐ新学期始まっちゃうんだから……早く帰って来なきゃダメだゾ!?」
……いや、ソコで告白しなきゃ。りんご(爆
草太『りんご……』
りんご「えっ?」
草太『赤ずきん……』
赤「草太なのっ!?」
草太…!サンドリヨンの体内に取り込まれても、自分の意識を取り戻したのか!?
その頃、サンドリヨンの体内
―――意識空間内では………
フェレナンド「草太くん」
草太「あっ、フェレナンド王……ここは…?」
フェレナンド「サンドリヨンの体内だ。このままでは、私たちはいずれ完全に取り込まれてしまう…!」
むぅ、今ならまだ間に合うと言うことかっ!
助ける可能性は……まだある!!
りんご「確かに草太の声だったゾ!」
いばら「草太が無事でいる」
白雪「ンもう!何故りんごさんと赤ずきんの名前しか呼ばないのですかっ?」
ソコ突っ込むと思いましたよ白雪さん(笑
グレーテル「何くだらないことで熱くなってんのよι」
とりあえず、サンドリヨンが言うようには草太とフェレナンドの存在が失われた訳では無いようです。……が。
ヘンゼル「グズグズはしていられないぞ。やがて私のように心を乗っ取られる」
一刻を争う事態なのは変わりません。
赤「そんなことはさせない…!二人は絶対に取り戻す!」
いばら「それが、わたしたちの使命…!」
白雪「りんごさんとお父さんは安全なところへ…!」
キュピをりんごとお父さんの護衛(?)に残し、7人の戦士が再び立ち上がる!
絶対に諦めない。草太とフェレナンド王を助け出す為に!!
サンドリヨン「そろそろ、幕引きとしよう…!」
悠然と迎え撃つサンドリヨン……!
赤ずきんたちは、今度こそ暗黒の魔女を打ち破れるか!?
フェレナンド「いよいよ始まったか……」
草太「えっ?」
フェレナンド「サンドリヨンが、私たちの鍵の力を使おうとしている…!」
草太「鍵の力を?」
外では赤ずきんたちが熾烈な戦いを繰り広げている……
その衝撃は、もちろんサンドリヨンの体内の草太たちにも伝わっていた。
草太「赤ずきん……みんな……。もうこれ以上、大切な人を失いたくない…!」
感情を抑えきれず、またも鍵の力を放出してしまう草太。
その想いは尊いが、負の感情のままに想いを込めてはいけないんだぞ、草太……
フェレナンド「草太くん!」
サンドリヨン「そうだ…エルデの鍵よ。もっと…もっと…悲しみや憎しみを持て…!さすれば私はさらに強くなる…!」
助ける以前に、この草太の心の問題をなんとかしなければ…?
そうしているうちにも、次々に攻撃を喰らって倒れていく三銃士たち。
その悲鳴までもが草太の耳には届いて……
草太「やめろぉーっ!!」
わかっていても、感情はせき止められない……のか?
フェレナンド「……草太くん」
草太「あ…」
フェレナンド「怒りや悲しみだけでは、サンドリヨンと同じになってしまう。この鍵の力は、みんなの未来の為に使おう」
草太「みんなの未来の為…?」
フェレナンド「そう…。そのためには、自分をもっと強く持つんだ!自らも他から惑わされることなく、自分の心の主(あるじ)となるんだ!」
草太「自分の心の主……」
そのフェレナンドの言葉を受け入れていくと、負に染まっていた草太のオーラが明るい光を取り戻していく…!
フェレナンド「ああ。そしてサンドリヨンに操られることなく、二つの鍵の力を内側から一気に解き放つ。ただ、その結果私たちはどうなるか……」
……まさかフェレナンド王、自らの身を犠牲にしてサンドリヨンを葬ろうと…?
草太「……構いません……。みんなが、そしてエルデもファンダベーレも救われるなら…!」
草太……!
フェレナンド……!
二人とも……っ!!
サンドリヨン「鍵どもめ…!内側から鍵の力を爆発させて私を消し去ろうというのか?」
赤「ええっ!?」
ヴァル「バカなっ!!そんなことしたらっ!」
いばら「フェレナンド様と草太まで…!」
それはもちろん、みんな慌てます。二人を何とか助けようと頑張ってるんですから……
フェレナンド『エルデとファンダベーレ、二つの世界の未来を開く為なら…!』
サンドリヨン「フッ…!二つの世界の為、自ら犠牲になろうというのか?」
赤「そんな…!」
フェレナンド『みんな!!離れるんだ!!』
草太『あとはぼくたちに任せて!!』
サンドリヨン「小癪なやつめ……!」
さしものサンドリヨンも、内側から爆発させられては防ぎようがないか…
これでチェックメイトなのかっ!?
……だが。
赤「草太もフェレナンド様も何もわかってない!!」
赤ずきんが異を唱えて待ったをかける!
赤「自分たちだけで、何とかしようとしないで!……大切な人を失いたくないのは、みんな…一緒だよ!!
みんなの気持ちが一つにならなければ、未来の扉なんて開くわけ無いっ!!」
白雪「その通りですわ!」
いばら「未来は、みんなで開くものだ!」
その言葉で傷付いた仲間たち、ヴァルもハーメルンもヘンゼルもグレーテルも再び立ち上がったぞ!!
三銃士「輝くエレメンタルクローバー!」
赤「見せてやる!何事にもくじけない女の子パワー!」
三銃士「1、2、3、じゅ〜うすぃ〜!!」
なんかキッチリ決めるのも久しぶりかもっ!
ハーメルン「よしっ!」
ヴァル「おう!」
ヘンゼル「続け!」
グレーテル「はい!」
三銃士に続いて、ヴァルもハーメルンもヘンゼルもグレーテルも次々に立ち上がる!
何度やられたって諦めるもんかっ!
みんなの心が一つになった今。もう怖いものなんか無いっ!
さあ、反撃の狼煙っ!
→続くっ!

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