サンドリヨン「二つの鍵は手に入れた……次は二つの世界を手に入れる……!」
サンドリヨンの野望は止まることを知らず、遂にナイトメアリアンの尖兵もエルデ・東京の空を埋め尽くす!
エルデの運命は?そしてファンダベーレの運命は?
第38話「未来への扉」
カフェテリアの窓から外を呆然と眺める少女二人。
ナツミ「これ……夢だよね……?」
チエ「映画よ!映画の撮影よ!きっとそうよ!」
人は信じられないものを見たとき、まず最初に映画やテレビドラマの撮影を疑う。
でも残念っ!映画の撮影でもそんなものは用意しませんからっ!
……最近はほとんどCG合成だし。
ばばんっ!
ナツミ・チエ「きゃあぁぁぁぁぁっ!!?」
撮影どころか。まるでモンスターパニックムービーの登場人物ですよ、お二人さん…w
そして小夜お母さんの旦那様であり、草太のお父様も魔物舞う空を見上げて家族二人の身を案じています。
父「小夜さん……悲劇は食い止められなかったのか……草太も……」
お母さんも頑張ったんですけどねぇ……
なんか草太の暴走の引き金引いちゃったけど(爆
りんご「草太!草太、目を覚ましてぇっ!」
キュピ「キュピ!キュピキュピ!!」
必死に呼びかけるりんご。
赤「シャイニングエッジ!!」
白雪「スプラッシュアロー!!」
いばら「リーフオブミラージュ!!」
二人を拘束しているサンドリヨンの杖に対し、波状攻撃を仕掛ける三銃士。
だが……
強固な魔法障壁があるようで、全く歯が立たない!
サンドリヨン「貴様らの未熟な魔法で、この杖が破壊できる訳はないであろう」
白雪「未熟な魔法ですってぇ?」
赤「どうやらサンドリヨンを倒すのが先のようね!」
いばら「ここで全ての力を使い切っても…」
白雪「悔いはないですわ!」
三銃士のみんな、ハナから覚悟は決まってる!
今ココで、やらなければならんのだ!
そして白雪はりんごに話しかけるのだった。
白雪「草太さんとお会いして以来、りんごさんにも張り続けていた結界……外します!」
りんご「えっ?ふわぁあっ!?」
りんごの周囲から魔法の光が消え、白雪にその分の魔力が還元される!
なななななななな!?
なんと白雪さんっ!
ずっとりんごにも魔力を使ったまま、今まで戦ってきたんですか……!?
りんご「あたしにもずっと結界を…?」
白雪「草太さんの大切な人なら、私にとっても大切な人ですから」
りんご「白雪……」
普段は恋のライバルとして張り合ってるのにっ!
白雪っ、あんたすげぇっ見直したっ!
白雪「うふふvv惚れ直しまして?」
コクコク。(←頷いている)
するってぇと、魔法のエキスパート・白雪姫の魔力はこれからが全開・最大モードだってことですね……!
サンドリヨンをいてこませぇーっ!白雪姫っ!
赤「行くよ!白雪、いばら!」
無防備のりんごをヴァルとハーメルンの男性陣に任せ、三銃士は突撃!
赤ずきんの攻撃で牽制して、いばらのムチで絡め取る。
しかし、逆にいばらはサンドリヨンからの暗黒魔法の浸食を受けてダメージが!
白雪「いばら!」
すかさず白雪が氷の回転刃でムチを断ち切り、そのまま刃に魔力を注いで巨大化させつつサンドリヨンに向けて放つ!
さすがにサンドリヨンにはマジックバリアで防がれるものの……
弾かれた魔力の余波だけで周囲のナイトメアリアンがあらかた消滅していく!
りんご「すごい……!」
ハーメルン「これが白雪の本来の力だ」
……ステキ過ぎます白雪さん……(感涙
俺、貴女のこと途中からすっかり色ボケ担当だとっ…(爆
黒雪「………全てのことが済んだら、いっぺんキッチリ話し合う必要がありそうですわねホホホホ……!」
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
そんな事よりも、ハイパー白雪の手加減無し魔法攻撃にも無傷のサンドリヨンが驚異。
ハーメルン「なんて奴だ…!一歩も動かずに、赤ずきんたちの攻撃をことごとく打ち破っている…!」
サンドリヨン「諦めて、ナイトメアリアンどもの餌食となるがよい…!」
いやー、ナイトメアリアンは雑魚ばっかりで手応え無いようなのばっかですけどね……
ヴァル「ヤロウ…、ウヨウヨと!」
グゥレイトォ……数だけは多いぜ(苦笑
際限なくわいて出てくるのが果てしなくウザイわけですが……ι
確かに、何と言ってもエルデは東京の一部の空だけのようですが、ファンダベーレでは全ての空を覆い尽くすかのようなナイトメアリアンの群れ群れ群れ。
そんな空を見上げて、不穏な空気に身を固くする兄妹。
グレーテル「お兄様……」
ヘンゼル「エルデの鍵が作動し始めたか……」
グレーテル「草太が……?まさか!?」
そのまさかなんですよグレ子さん……ι
倒しても倒しても倒しても、次から次へとわいてくるナイトメアリアン。
そうこうしているうちに、杖に変化が……
サンドリヨンが何か行動を起こそうとしています。
りんご「草太!フェレナンド王!…ちょ、ちょっと何する気!?」
三銃士「あぁっ!?」
サンドリヨン「時は満ちた…!鍵の力は私がいただく…!」
むぅ……二人から抽出した鍵の力がすっかり溜まっています。
それを全て自分の体に取り込もうというのかサンドリヨン。
サンドリヨン「フフフフ……!」
杖に暗黒魔法を注ぎ込むと、それに反応して波動が幾重にもサンドリヨンの体を包み込む。
すると!
ヴァル「なぁにぃっ!?」
ちょwwww
巨大化wwww
まさか、サンドリヨン自らでっかくなるとは思わなかった……(^_^;
そればかりか、杖ごと草太とフェレナンドを体内に吸収。
姿まで禍々しい異形なものに変貌す…!
ヴァル「なんじゃぁっ、こりゃぁっ!?鍵の力がサンドリヨンをバケモノに変えちまったのかぁっ!?」
さっきからヴァルは驚き担当ですか…(苦笑
赤「草太ーっ!!」
怯まず突撃する赤ずきん。
何とか攻撃をかわして懐へ飛び込みます。
ですが、逸れた魔力の波動が残った白雪やりんごたちのほうに……!
一同「きゃあぁぁっ!!」
衝撃で吹っ飛ばされて空中に投げ出されたっ!?
白雪「アクアストールっ!」
白雪の魔法で水のクッションをつくって皆を落下のダメージから守る。
今日のMVPは文句なしで白雪だなぁ(^_^;
いばら「ありがとう白雪」
りんご「ここ…あたしたちの世界?」
そう……なんといつの間にか世界の壁を飛び越えて、エルデへ来てしまったようです。
鍵の力は、二つの世界の境界を無くしてしまうのか……。
そして赤ずきんとヴァルは、あの巨大サンドリヨンのもとでまだ戦っている模様……
ヴァル「赤ずきん!」
赤「草太とフェレナンド様を返せーっ!」
必死に応戦するも、三人がかりで敵わなかった相手、しかも鍵の力でパワーアップしてるサンドリヨンには歯が立たないよ!
赤「きゃあああぁっ!!」
ヴァル「赤ずきーんっ!!」
弾き飛ばされた赤ずきんは地上へ向けて猛スピードで落下!
ヴァルが飛びついて赤ずきんを庇うように抱き留めるが……
スピードが削れない!
このままでは二人とも地面に激突してしまうっ!
ヴァル「この身に代えても赤ずきんだけは守る……っ!俺が……っ!!」
赤「ヴァル……あたしも…負けないよ……!」
???「それでこそ赤ずきん!!」
何っ!?
グレーテルさんっ!!??
グレーテルさんが救援に来てくれたっ!
いよっし!!
総力戦だっ!!
→続く。

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