3日間、計5回公演、終了しました。
ご来場いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
間の悪い部分やうまく機能していない演出を改良し続けた結果、自分で考えていたよりもはるかに「毎回違う」芝居になってしまいました。
正直、自分で満足いくものになったのは3回目からです。己の未熟さを恥じています。すいません。
「アメリカ」までの僕は、劇場に入ってからは決してメモを取らず、ダメだしなるものもほとんどしたことがありませんでした。稽古場でちゃんとすましているという自負があったからです。
しかし今回は…本当に、通し、ゲネプロ、初回、二回目、三回目、四回目、千秋楽…稽古場以上のドタバタ状態でした。ブログやパンフに書いた公演ルールも三回目で崩壊です。
ネタバレしますと、僕は「関西弁」「ガイジン」「侍」などのしゃべり方に関するシャッフルネタを、三幕に持ち込むことを恐れていました。少しシリアスになるクライマックスを、壊したくなかったのです。
しかし、どうしても三幕に満足できません。とってつけたような盛り上げ、ラスト。悩んだ末、三幕にも「しゃべり方シャッフル」を投入することにしました。結果、三幕は笑いも起きるがある種のシリアス、リアルもある、僕らしい芝居になったと思います。
無理やり感動させるのがいやだいやだといい続けていながら、戯曲賞を取ったがためにいつの間にか台本の崩壊に対して臆病になっていた自分がいたのです。そんな芝居じゃないし、そんな高尚な台本じゃないのに。
苦しかったけど、それだけに得るものがあった三日間でした。
得たものを次で、観客の皆さんにお返ししたいと思います。
本当にありがとうございました。
最後になりましたが、こんなとんでもないシステムの芝居に出演してくれた役者の皆さん、ありがとうございました。
もう「シャッフルレディ」が突然現れたりしません。
失敗しろ、熱演するな、という変な演出家もいません。
皆さん本来の素敵な演技をたくさんのお客さんにみせて下さい。