ずっと恐れていた。
ベット・ミドラーが歌う『The Rose』という曲があって、
「It's the one who won't be taken who cannot seem to give」
という歌詞がある。
ネジはそれを、
「奪われるコトを恐れて 与えようともしない人」
と解釈している。
そして最近、気がついた。
自分自身がまさにそんな人間だったってコトに。
自分の経済力にも健康や体力にも精神力にも自信のないギリギリのネジは、
今まですべてにおいて節約モードで守りに生きてきた気がする。
できるだけお金を使わないように、
できるだけ体力を消耗しないように、
どこかへ出かけるのも控えて、
そのために人との関わりをも避けて。
いや、もちろん節約は大切なことなんだけれど、
今思うとあまりにもケチケチし過ぎていた。
「自分のことさえ満足にできずにいるのに、誰かの役に立つなんてできない」
と思い込んで、
狭い狭いところに閉じこもって息をひそめ、
ただただ生きながらえていた。
でも、それを少しずつ変えてみている。
たとえば、
お金の使い方を少し変えてみた。
無農薬の野菜や自然派の製品などを買うコトは、
現在の自分自身の健康のためであると同時に、
それを作ってくれる人たちへの投資であり、
それは将来の自分自身の健康へとつながってくるコトだと思い、
少しくらい高くても惜しまずに買う。
一見出費が増えるようだけど、
そういう方向に向かうと今まで買っていた余分なものを買わなくなるので、
わりとバランスがとれるのです。
もう売り出し広告に惑わされるコトもなく、
ただ安いからと余分に買うコトもなく、
本当に価値のあるものを見分けて無駄なく必要なものだけを買う、
もっと先の未来をも見据えた買い物の仕方。
小規模作業所などで、
ハンディのある人たちの作った物を選んで買うコトも、
寄付や支援になる。
行政が税金を福祉に正しく使ってくれないのなら、
わたしたちがお互いにお金をやりとりして、
あるべきところへみんなのお金を流し込むしかないんじゃないのかな。
そんな風に思う人がもっと増えたら、
もう行政に福祉を頼まなくても
みんなで支え合えるコミュニティー・システムが出来上がるかもしれない。
そんなふうな世の中になったら、
ハンディがある人だけじゃなくて、
みんながもっと生きやすくなると思う。
惜しみなく払ったお金は一方向に消えてしまうのではなく、
巡り巡ってどこからか、
形を変えて自分のところに還ってくる。
それから、時間や体力の使い方も。
自分の時間や体力をすべて自分だけのために使いたい、
そうしなければ時間も体力も足りないと思っていた。
でも、誰かと分け合うと時間や体力が増えるコトもあるって気がついた。
誰かに時間をあげたら、
その人がお返しに時間をくれたり、
それ以外の誰かが時間をくれるコトもある。
それは「今すぐに」というコトではなくて、
とても長いスパンの中で見なくちゃいけないけれど。
そうやって、すべては巡っている。
決して損はしないんだ。
目先の損得だけに捉われずに
信念や真心をもって使えば、
絶対に何かの形で還ってくるんだ。
自分の財産のすべてはこの世の循環の中で一時的に自分のところにある借り物で、
本来はみんなの共有する財産なんだ。
だから、もっとどんどん使って、
みんなと分かち合おう。
そう思えるようになった。
なので。。。
もしネジが気前よくお金を払っていても、
決してネジがいきなりお金持ちになったんだと思わないでくださいね☆
って、そんなオチ?!(笑)
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2009/10/04(日)
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