「いすみの海から見える、地球温暖化と生物多様性」と言うテーマで話しをさせてもらいました。
幕張メッセ国際会議場の小ホールでは堂本知事を始め、東大の岩槻教授などそうそうたるメンバーの中で
図々しくも漁業者の立場として「いすみの海で温暖化の現象とみられる事例」などを話した。
緊張していて良く内容が伝わったのかどうかわかりません。
地球温暖化は皆さん良く知っていると思いますが、生物多様性については良く分からないと言う方もいると思います。
この二つは密接な関係があるのです。
地球上の生物はそれぞれが重要な働きをしています。
ある生物が絶滅したり、少なくなったり、外来種などが繁殖したりすると食物連鎖の循環を崩してしまいます。
草や木や鳥や虫がそれぞれどれも意味があって生きているのです。
特定の生物だけが繁殖したり、絶滅したりすれば生態系が崩れます。
人間も生態系の一部です。
温暖化による気温の上昇で温かい地方の生物や植物が北上を始め、それまでそこにいた生物や植物が生殖できなくなるとか、
天候変動で作物がとれなくなるとか、都会の気温が上昇して住めなくなるとかは皆さんご存じでしょう。
つまり食べ物がなくなり人間が生活できなくなると言うことです。
「自分たちの世代は大丈夫」と他人事のように思っていると思いますが、突然に環境が悪化することも予想されると言われています。
不安感を煽るわけではありませんが、
今、個々が省エネとかゴミの量を減らすとか小さな事でも少しづつ行動を起こせばまだ間に合うと思います。
地球が本当に壊れてしまわないうちに修理をしましょう。
私が子供の頃の絵本には21世紀は人類にとって理想的な社会が書かれていました。
都会には高層ビルや車輪の無い自在に動ける自動車とか人間が歩かないで自由に移動できる装置とか
宇宙旅行が身近になり他の惑星など自由に行き来できるとか、海底のドームで生活できるとか、
野菜や食物は建築物の中で管理生産されるとか。
それに近い形になったものもありますが、
ところが、人間を中心とした世界だけを追求した結果、温暖化と言う副作用が現れました。
地球上のあらゆる生物との共存を考え、自然の大切さ、生き物の大切さを考えれば
温暖化は止められると考えます。
自然の中でゆったりとした生活を楽しむことも必要です。