「「11eyes CrossOver」、雪子ルートクリア」
ゲーム(Xbox 360)
「11eyes CrossOver」、雪子ルートを読み終わりました。ようやく一周、オープンになったクロスビジョンは全て見た状態で、現在のプレイ時間は32時間を超え、既読率は75%オーバー。やっぱり長い。既読率やらまだオープンになっていないクロスビジョンの枠の状態から、どうやら共通ルートがほとんどっぽいので(下手したらエピローグが変わるだけじゃなかろうか)、スキップ多用する予定の二周目以降はそんなに時間がかからない…はず。スキップはCHAOS; HEAD NOAHより遥かに高速だし。
以下、現時点での感想。ネタバレ&ちょいネガティブな見方が入っているので、「続きを読む」からどうぞ。
前日は、本筋では駆・菊里・栞がリーゼロッテの元へ走り出したところ、クロスビジョンで操・美鈴の決着が付いた後、美鈴が菊里に攻撃されるまでを読んでいました。
そこから先の感想。
興ざめ。
ゲオルギウスにせよ、リーゼロッテにせよ。クライマックスの二戦にしては、弱すぎませんか?他の黒騎士の方がよっぽど強そう。対ゲオルギウス戦でいきなり禁書目録聖省の最終兵器を持ち出されても、あの攻撃が「凄い!」とは全然思えないんですね。栞がそもそも強いんだ、といっても、直前に勝てる見込みがほとんど無いといっていた程の敵を相手に、何をあっさり勝ってますか。
対リーゼロッテ戦でも、まず戦闘前の問答で幻滅。数百年生きてきて、世界に絶望し、人類を全滅させる術を発動させている魔女が、あの程度で揺らぐな。操は最期まで揺らがなかったぞ。問答の内容も陳腐だし。それから、虹のゲオルギウスを筆頭とする禁書目録聖省の5人と操をもってしても、虹のゲオルギウス・操の二名を除いて全滅するほどの被害を出しながらもリーゼロッテを封印するしかできなかったという、そのリーゼロッテの恐ろしさを、幻燈結界に帰着させるのはスゲー違和感。黒騎士の連中はあの程度の心理攻撃で負けたのか。
CHAOS; HEAD NOAHと同様、クライマックスで対峙する敵が、それまでの経緯からいって弱すぎるんですね。小物と言い換えても良い。序盤から中盤にかけて、圧倒的という言葉すら物足りない黒騎士達との絶望的な闘いが緊迫感を持って描写され。スペルビアに至っては、どうやったって勝てそうもないという実力差をまざまざと見せつけられ。その断絶の先にある希望を、どうやって手中に収めるのか。そういう描写をほとんどせずに、「最終兵器で勝ちました」、「劫の眼で可能性を収束させて勝ちました」、と言われても正直困る。
黒騎士達との闘いでは、そりゃストーリーの都合上最後は勝つんだろうな、とは当然思っていましたけれども、勝てるとはとうてい思えないような彼我の実力差があったんですね。だからこそ緊張感もあったし、攻撃がヒットしたとき、勝てたときのカタルシスを感じられた。対ゲオルギウス戦、対リーゼロッテ戦ではそれが無かった。最初っから「あ、これは勝てるわ」。
それから、エピローグ。なんというか、背筋がかゆくなるような…どっかで見たような、とってつけたような展開。ほんとに全員死亡->(ほぼ)全員復活エンドやりやがったよ。まあ、復活エンドの是非については、まだ不明な点があるので、それが明らかになってから考えますが…。このルート単体としては、拍子抜けも良いところ。雪子の上京とか、それを制止する賢久の言葉とかも…あまりにもテンプレート過ぎて、エピローグは適当に作りました感が否めません。
ていうかね。賢久が嫌いなわけじゃありませんけど、雪子 vs. 賢久であれだけのドラマを展開させたんですから、賢久と彩子の復活は止めて欲しかった。だいなし。
終わりよければ全てよし、という言葉がありますが…この作品はその逆だな。過程は凄く良かったけれども、終わりがダメ。その点では、CHAOS; HEAD NOAHと似てる。せっかく終盤まではいい評価だったのに、もったいない。

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