「這う虫用」「飛ぶ虫用」両方とも使ってみた。
噴射した時の違いはよく分からないが、以下のように成分は違う。
這う虫用:第三石油類3mL、高級脂肪酸一価アルコールエステル
飛ぶ虫用:第三石油類24mL、ケロシン、
高級脂肪酸ってのは炭素がたくさんつながったカルボン酸のことで、一般的な油脂の成分だ。高級だからって、高級品とか優秀なものとかいった意味ではない。
アルコールの一価というのは水酸基の数が一つということ。
メタノールもエタノールもプロパノールもブタノールも一価のアルコールだ。
因にグリコールは2価、グリセロールは3価のアルコール。
ワインで有名になったのは2価のアルコールのジエチレングリコールだったっけ。
グリセロールは浣腸の成分のグリセリンのこと。
エステルはアルコールと酸の化合物だ。
つまりここでは「高級脂肪酸」という酸と「一価アルコール」というアルコールとの化合物だということを表す。
ケロシンは、要するに石油、灯油のことだ。
よって、天ぷら油に火が入った時にこれを噴射するのは危険だろうな。ってか、それ以前に高圧ガスを使用した可燃性の製品だから、本当に危ない。
殺虫成分が入っていないといっても、直接皮膚に付けない方がいいし、なるべく吸わない方が良さそうだ。
使ってみると、両方とも噴射の勢いがなかなか良い。良過ぎるか?
適用害虫には書いてないが、普通の蚊とハエに使ってみた。
蚊は吹き飛んでしまう。いなくなることは確かだが死んだかどうかは分からない。
ハエは動きが速くて当てることが難しい。
しつこく追いかけ、かなり大量に噴射してやっとしとめたが、下に落ちてからも噴射すると吹き飛んでしまう。
適用害虫に入っていないことが納得出来る。しかし、適用害虫であるチョウバエだってショウジョウバエだって吹き飛んでしまうだけのような気もする。
適用外のゴキブリ退治に成功したという
報告を聞いたが、すぐに物陰に逃げられそうな気もするなぁ。
50cm以内の噴射約2秒で虫の動きを止め、さらに30cm以内の噴射約5秒でとどめを刺せって書いてある。でも、たいがいの虫は2秒噴射する前に吹き飛びそうな気がするぞ。
這う虫! しっかりつかまっていてくれ!!
そのあと5秒ってのも、けっこう長時間だ。
這う虫! 手(足?)を放すんじゃないぞ!!
あっという間に無くなりそうな使用量だなぁ・・・。
ニオイが気にならないと書いてあるけど、やはり臭う。
値段も普通の殺虫剤より高いし、退治できる虫一匹あたりの値段を計算したらだいぶ割高になりそうな予感。
はやくゴキブリで試したいなぁ・・・、適用外だけど。

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