アイロム製薬株式会社が発売したウォーターサプリ。
今まで出てきた胡散臭い水のキイワードは「ミネラル」「活性水素」「酸素」「磁化」「マイナスイオン」「波動」などだったが、今度は純化した水に水素を溶かし込んだという触れ込みだ。
純化した水という言い方がよく分からないが、純水または超純水ということだろうか。水は何でもよく溶かし込むので、純粋な水を作るのは大変労力のかかることだし、その状態を維持するのも難しい。
ホームページを見ても詳しいことは書いてないが、労力をかけて作った純水に水素を溶かし込んであるということだろう。
そうだとして、まずは純水を飲むことにどんな意味があるのだろうか?
口に入った瞬間に、その水は不純物だらけになる。ましてや、胃の中では食べ物やら消化液やらとごちゃまぜになり、全く純水の意味は無くなりそうだ。
では水素は? 活性水素水との違いは?
活性水素という言葉自体がいいかげんなものだが、まあ原子状水素だと考えると水の中の存在すら確認出来ない。いわゆる完璧なインチキ水といえそうだった。
これは水素と書いてあるからたぶん分子状水素(H
2)、つまり水素ガスを溶かし込んだということだろう。水素の溶解度を調べると、かなり少量(25℃の水1mlに0.01750ml)溶ける。
この水素分子が活性酸素の除去に役立つというのだが、かなり胡散臭い。水素分子はとても安定だから、ヒドロキシルラジカルはそんなものと反応する前にほかのものと反応しそうだ。
水素といえば酸素の存在下で火があると爆発する。
火事の時、この水をかけたらどうなるか? まあ量が少ないから普通に消えるだろう。
じゃあ、霧吹きで霧状にして火を近づけたら燃えないかな、なんてね。
それにしても、この水は高い。300mlで¥350。こりゃ、ビールを飲んだ方がイイ。
純水を作るために物凄く労力がかかるんだから仕方ないが、それを無駄な労力というんだろうな。ビールより旨いってんならイイけど(>_<)