富士高砂酒造(静岡県富士宮市)の《高砂 山田錦山廃純米原酒》は、微かな吟醸香で甘い。
もちろん旨味もあるけど、柔らかな甘さで濃い味。ツルリとした静岡吟醸とは一線を画す味わいだ。
吟醸酒でなく山廃だから当たり前か。
しかし、詳しくは表示してないが静岡酵母のためか、酸は全く利いてないし、山廃らしい旨味が渾然としたコクは無い。
燗すると、甘味以外の味が感じやすくなる。
旨い酒だとは思うが、ぼくの好みではない。
いったい、静岡酵母で山廃を作ることにどんな意味があるのだろうか?
山廃らしさが消えたら、山廃である必要はないのでは?
「山廃」という名前だけが欲しいのか? なんて勘ぐりたくなる。

使用米:兵庫県産山田錦、精米歩合:55%、日本酒度:-3、アルコール分:16度以上17度未満、使用酵母:静岡酵母、製造年月:20年12月、

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