先月、買っておいて忘れていた
常山酒造合資会社(福井県福井市)の《常山・特撰純米酒》を呑んだ。
社名は「とこやま」だが酒名は「じょうざん」。
適度なコクと適度な酸味に、しっかり醸した日本酒の匂い。
驚くような旨さはないが、呑み飽きしないタイプの旨酒だ。
よけいな香りもないし、多い味の成分は濁っていないので後口も良い。
燗すると、やや酸が立ち味に透明感が出てくるのが嬉しい。
味の幅が広がる感じで、燗上がりする。
これで¥2,100は安い。
以前呑んだ「純米吟醸 常山」も奇を衒わない旨さがあったけど、値段の割りに感動が足りなかった。¥2,500位だったら、交互に買っても良いかなと思う。
吟醸酒を造る場合香りと綺麗さを求めることが多く、上質な酒が出来てもライバル酒が多い。
記憶に残る酒を造り、常飲酒として消費者に選ばれるのは難しいのではなかろうか。
結局酒の味わいは、値段に対してどうかということになるかな。
要するに、それだけの対価を払って、もう一度買うかということだ。
《常山・特撰純米酒》¥2,100。

日本酒度:+2、酸度:1.4、アルコール度:15度以上〜16度未満、使用米:五百万石、精米歩合:60%、製造年月:2008年9月(蔵元冷蔵庫取出日)
製造年月は、蔵元を出荷した日、瓶詰めした日、など曖昧な決めごとだから「蔵元冷蔵庫取出日」という表示は嬉しい。
この酒、これで活性炭不使用だったらもっと個性的で、しかもさらに値段を下げられるんじゃなかろうか(^^ゞ