昨日は、浅草のアサヒビール吾妻橋本部ビルへ行ってきた。あの○んこビルの奥にある22階建てのビル。
目的は二木隆先生の講演を聞くこと。
二木先生は、めまいや耳鳴りに関する臨床の権威だ。
内耳性とか小脳性など、めまいの原因別分類から診断法や治療について、研究や臨床の現場のエピソードを交えた話はとても興味深かった。
めまいの治療について、先生はイチョウ葉エキスを高く評価している。
その価値を三つあげていた。
(1)
椎骨脳底動脈の循環改善。
(2)
脳代謝の改善。
(3)
リン脂質膜の修復。
とくに、(3)は他に薬剤がなく、イチョウ葉エキスの価値は高いと評価していた。
作用機序の話はなかったが、活性酸素除去以外の働きだろうか?
リン脂質膜とは、要するに生体膜(細胞膜)のことだ。
ただし通常の細胞の生体膜は、電気を通さない不導体であるリン脂質のあちこちにタンパク質が挟まっていて、いろいろな化学物質の出入りを可能にしている。
それに比べ電気装置ともいえる神経細胞は、絶縁体の脂質で包まれている。その半分がリン脂質だ。レシチンといっても良いかもしれない。
レシチンといえばタマゴや大豆。
この意味でもタマゴを避ける人の気が知れない。1日に2〜3個は食べよう。
その神経細胞ニューロンを包む脂質の実態は、グリア細胞という。
神経細胞からは軸索と樹状突起が延びている。
この軸索にミエリンという名の鞘が巻き付いて電気信号を送るのに重要な役割をしている。それがグリア細胞だ。そして、その重要成分がリン脂質なのだ。
これはきっと活性酸素などでキズつくことがあるのだろう。電気回路の絶縁部分がキズついたら漏電しかねない。それが脳で起こるだろうってことだ。
その修復にイチョウ葉エキスが役立つというのだから、めまいがなくとも中年以降の人は使っておいて損はなかろう。
これはシュワーベのイチョウ葉エキス「EGb761」においてのみ、言えることだという。
「GBE-24」もシュワーベ社製だが抽出の溶剤が違う。アセトンかアルコールかということだ。
日本では健康食品にアセトンが使えないから、シュワーベはわざわざ「GBE-24」用にアルコール抽出のエキスを作っている。
そして、シュワーベは「GBE-24」に対して、「EGb761」のデータを使うことに全く問題はないといっている。
今回、シュワーベへ研修旅行に行ったJFA会長からのちょっと驚いた情報は、シュワーベが規格外のイチョウ葉エキス製剤も出しているということだ。
これは未確認情報なのでどこまで信憑性があるか分からないが、日本国内のイチョウ葉エキスでシュワーベ社製と言っても「GBE-24」以外の製品は怪しいってことか?
それにしても「めまい」は「女久流米久夜万比」を短縮して「女万比」からきてるなんて話も興しろかった。
「めくるめくやまい」だと。
また、「シェロンテスト」という寝た状態と立った状態の血圧を比較する検査は、調節性起立障害やめまいの診断に有効だけど、時間がかかるし保険点数がつかないので実施する病院が少ないそうだ)*o*(
で、二木先生の資料には「調節性起立障害」と書いてあるけど「起立性調節障害」が正しい?