昨日はお客様からの頂き物が多く、大変恐縮した。
特に伊豆長岡のOさんはぼくが酒呑みと覚えてくれたため、温泉まんじゅうだけでなくわざわざ酒の肴まで買ってきてくれた。揚げかまぼことマグロチーズ。
ありがたいことだ。心から感謝。
そこで、昨夜は御殿場の地酒《金明》を呑んだ。
先日やっと手に入れた2種類、
根上酒造店(御殿場市保戸沢)の《
特別純米酒・金明》と《
特別純米酒・御殿場・若水》だ。
《若水》は蓋を開けるとフワ〜ッと良い香りが漂う。しかし、その香りはぐい呑みに注いだ頃には全く気にならなくなるのが素晴らしい。
上質な静岡吟醸の味わい(酵母はnew5か?)だが、香りよりも味で勝負という感じ。酸が少なめだが、しっかりと米の旨みが味わえる甘さが美味しい。
《金明》はちゃんと酸も利いている。その酸味は果物のような爽やかな酸味だ。クエン酸が多いのか?
何にしてもしっかり醸された味わいで、濁りがないのが良い。
ちゃんと個性を持っているところが良い。
今まで呑んだ静岡酒を思い起こすと、《開運・純米吟醸》と《正雪・辛口純米》を足して2で割ったような味と言えるか?
《正雪》は香りが気になったが、根上さんの酒は香りが味を邪魔しないところが素晴らしい。
これで、さらに深みのある旨みみたいなコクがあれば、最高だ。
両方とも薄く色付いているが、《金明》の方がさらに良い濃い色。
根上さんの酒、旨いじゃん!
今回は冷や(室温)で呑んだだけだが、燗するとどうなるか愉しみ。
●特別純米酒・御殿場・若水


アルコール分:15度以上16度未満、精米歩合:55%、製造年月:2008.7.、720ml¥1,530
●特別純米酒・金明


アルコール分:15度以上16度未満、精米歩合:55%、製造年月:2008.6.、720ml¥1,530
裏ラベルの情報だけだと不明な点が多いので、HPの「お問い合わせ」からメールで聞いてみた。
すると、素早い対応で、社長兼杜氏の根上陽一さん自ら丁寧な返事をくれた。
《若水》の使用米は「若水」だけだが《金明》は他の酒造好適米も使用しているとのこと。
酵母は静岡酵母new5や協会901号、1001号などを使っているそうだ。
両方とも単一タンクでなく、同じ醸造年のブレンドとのことだった。
今回呑んだものは4合で¥1,530だから、1.8L¥3,000くらいだろう。
1.8L¥2,500位の旨酒を醸して欲しいところだ。
《若水》の精米歩合を上げて901号酵母でしっかり醸し、無濾過で出して欲しいなあ。
精米歩合を上げれば多少原料代が安くつくだろうし、無濾過にすればよけいな醸造用資材を使わない分、原価が安くなる筈だ。
その分の技術料は、旨い酒が出来てから回収して下さい)*o*(
そして、裏ラベルの情報は充実して欲しいなぁ・・・。
とにかく、静岡県東部に良い酒を造る蔵元があって嬉しい。
《正雪》よりも高く評価したいし、同じ静岡県東部でも《白隠正宗》が良い意味で田舎くさい酒なのに対し、上質で綺麗な酒だ。
根上さんを応援しよう!