千葉馨(ちば・かおる)が6月21日、遷延(せんえん)性無呼吸で亡くなった。80歳。
3〜4日前に新聞で見て驚いた。
たぶん、彼は日本で最初の天才ホルン奏者だろう。(若いホルン奏者についてはよく知らない。)
日本のホルン吹きなら、アマチュアでも知らない人はいないと思う。
N響を引退した後は、確か新日本フィルで吹いたりしていた。
確か、朝比奈の棒でブルックナーを吹いたりもしていたはずだ。
生ではオーケストラでしか聴いたことがないが、録音ではソロもある。
彼のホルンは軽やかでお洒落。
ドイツ的というよりフランス風だった、というか、ソリスト風に吹けるホルン吹きだったのだ。
ラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌなんて、とても素敵だった。
N響メンバーでやったモーツァルトの管楽器4本の協奏交響曲の録音は宝物だ。
ところで死因は何だろう?
「遷延性無呼吸」って「持続性呼吸麻痺」とも言うようだし、無呼吸状態が長引いたため死んだってことだろうか?
何らかの病気で、呼吸が出来ないという症状が出て、それが持続したため亡くなったといういう意味なのか?
とにかくまた、一つの時代が終わったことを強く認識させられる死だ。