『Breath(原題)』
何を隠そうぐりは今回が初キム・ギドクっす。
んー。いい映画だと思うけど、ぐりはあんまし好きじゃないかも。
やりたいことはわかるんだよね。とても。けどねー。やっぱ映画としてもうちょっと、観客に親切にしてもバチはあたらんのとちゃう?とか思っちゃうのね。どーしてもさ。貧乏性なのかしらん?
張震(チャン・チェン)は見ず知らずの人妻(ジア)に思いを寄せられる死刑囚役なんだけど、同じ房の若者も彼にやたら病的に執着する(演じてる俳優の名前が思いだせない。絶対なんかで観たハズなんだけどー)。この若者が張震の顔やカラダをものすごく愛おしそうに撫でたりほっぺたすりすりしたり、人妻の面会にモーレツにやきもちを妬いたりするパートだけ、ぐりは素直に感情移入できました。主人公の人妻も張震もまったくといっていいくらい感情を表に出さないし、夫(ハ・ジョンウ)は愛人がいるくせに自己弁護ばかりする勝手な男なので感情移入のしようがない。
あと顔が画面に映らない登場人物もいて、おそらくこの映画では意図的に感情を排して、愛の奇怪さを描いてるんだろうとは思う。確かにエロいはエロいよ。でも。感情表現なしで感情移入はやっぱムズかったっす・・・。