どうしてこうなったのかは分からない。
俺は今、元浪と夜の校舎を歩いている…いやマジでどういう状況だよ。
元「こうして歩くと学校って怖いですね…それにさっきの話だとここ墓地だったって…」
紅「いやあれはウソだろ。いまどき墓地の跡地に学校建てるなんて…」
元「で、ですよねぇ〜?そんな所に校舎建てるなんて無いですよねぇ…?」
なんとなくわかる。元浪はああ言いつつもどこか怖がっている。
これは俺がしっかりせねば…
…
…
…
…
…………まさかッ!?
あいつら…これを狙ったのか…!?やってくれる…
〜一方その頃〜
蛍「お、気付いたみたいですよ。先輩」
護「エッ!?気付いちゃったの!?どうするよ…」
赤「構わん!行けお化け!奴らを恐怖のどん底に陥れるのだ!!ハッハァ!!!」
護「何かあいつ急に気が大きくなったな…」
〜
紅「やってくれる…と言うかそこまでやるか…?普通…」
ほとほと呆れる。こんなことの為に奴ら一体どれだけの準備をしているんだ…?
元「……紅守先輩……」
紅「おそらく首謀者は護頭…あいつだな…覚悟していろよ…」
元「…紅守先輩…!」
紅「しかし一体奴等はどこにいるんだ…校舎内の筈だが…」
元「紅守先輩!!!!」
紅「…何だよさっきから!…何が…」
元「あ…あれ…」
紅「え…?」
元浪の指す先には白い影。
元「先輩…お…お…お化けですよ…」
いまどきお化けの変装にカーテン一枚しか使わない輩が居るのに驚いた。
いまどきカーテン一枚しか使ってない変装を真面目にお化けだと思う人がいるのにも驚いた。
元「せ…先ぱぁい…こ…怖…怖…」
…っていうか半ベソ状態!?…だがこうしてみると泣いてる顔も…
…
イヤイヤイヤイヤ
紅「いや元浪、これはどう見ても…お化けじゃないだろ…」
元「ふぇ…!?」
紅「さぁて…姿を現してもらおうか…護頭ッ!!!!!」
名前を呼ぶと同時に白いヤツにとび蹴りを喰らわす。
護「ちょッ…!?」
バキィッと痛そうな音を立てて脚はお化け…もとい護頭の頭に直撃した。
〜
蛍「護頭先輩、あっけなく見つかりましたね」
赤「いやまぁ大体予想はついてたけどな」
留「それでは次の作戦に入りましょうか」
蛍「…でも護頭君が残ってますよ?紅守君に絞られてるみたいで」
留「構いません。作戦に犠牲はつきものです」
蛍「(恐ろしい…)」
赤「(骨は拾ってやる…護頭…)」
〜
護「…いてぇじゃねえかよ!!!別に本気で蹴らなくても…」
紅「元浪を泣かせた罪は重いぞ…?覚悟は出来てるだろうな…?」
護「え?いや、ちょっッと待てよ!ってかいい感じに二人くっついてる感じ?」
紅「黙れッ!」
元「あの…ちょっと良いですか…?」
護「おぉ元浪さん私を助けてくれるのかありがたやありがたや」
元「いやそうじゃなくて…あれ…」
紅「何だまたお化けか?…今度は誰が変装してるんだ?……って」
紅・護・元「…え…」
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
バリッバリッギュィィィィィィィィィィィィィ
視点の先には人体模型。
いや…あいつ…動いてるぞ…!?
っていうか…腕…!?
紅「護頭…ありゃ何だ…俺には腕がチェーンソーにしか見えないぞ」
護「あぁどうやら俺は見放されたらしい…」
紅「答えろよ!!!」
兎にも角にもここは逃げるべき状況。
俺は元浪の手と…護頭を掴んで走り出した。

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