Kozouさんのブログに興味深いエントリーがあったのでコメントを書いていたのだけど、相変わらず長くなったのでこちらもエントリーしてみる。
「あなたは愛国心を持っていますか?」という問いに対してはKozouさんもコメントを寄せられた方も、そして僕も「あります」と答えるのに躊躇しているようだ。
僕の中での「愛国心」という言葉の大部分は「右翼」「戦争」というマイナスイメージで占められているからだ。
右翼に関しては小林よしのり氏の「ゴーマニズム宣言」を読んでいるうちに自分が今まで大きな誤解をしていたことがわかったけど、それでも自分が右翼思想に傾倒したかと言えば、答えはノーになる。
僕は日本という国は好きだ。
缶コーヒーのCMじゃないけど、「この星の夕日は美しい」のような感覚で、この国の風景は美しい。
特に今は日本全国を旅しながら仕事をしているので、あらためてこの美しい国土に対する愛を再確認している最中でもある。
そして日本の食べ物、つまり和食が好きだ。
海外経験が豊富というわけではないけど、10年ぐらい前にアメリカに45日間滞在したことがある。
その時にとにかく困ったのが“食”。
3週間目あたりからどうにも食べ物の不味さにガマンが出来なくなってしまい、ホトホト困り果てた。
ノイローゼになりかけて和食屋さんに行った時に食べた「とろろご飯とみそ汁」。
涙がポロポロこぼれてきた。
それ程美味しかった。
とてもじゃないけど年単位の留学とか海外出張は僕には無理だ(^^;
それまでは「せっかくよその国に来てるのに和食ばかり食べている人はバカだ」と思っていたのだが、考え方が変わった。
それ以来はアメリカに到着して最初にうどんを食べても何とも思わないぐらい、滞在期間の半分以上の食事が和食である程に(^^;隙さえあれば和食派になった(笑)
(無理してまずいモノ食べることはありません。一度で十分)
美味しんぼの作者のエッセイに「日本は世界で最も移住する人が少ない国である。他国の食文化を受け入れられないことが最大の原因だろう」と書いてあったのだが、少なくとも僕はその理由に全面的に当てはまる(笑)
残念ながら僕が好きな日本はここまで。
政治も嫌いだし企業のあり方も嫌いだし、個人差は大きいけど全体としての人間性もあまり好きじゃない。
「右へ倣え」の姿勢、マスコミあたりに簡単に振り回されてしまう習性を利用されて巨大な資本が動くなんて構図が大嫌い。
だからといって北朝鮮を始めとして酷い国はいくらでもあるのは知っているし、世界的に見たらかなりの上位に日本がいることもわかっている。
人間性だって自分の意志を持たずに流れのままに生きているなんてのも、好戦的な韓国人などに比べれば比較にならないほど些末な問題だとも思うのだけど、、、
だけどそんなネガティヴな理由で好きになりたくない。
でもどうしたって僕の好きな日本は、
美しい国土と食べ物
それと僕の周囲の愛するみなさん。
それだけである。
だけどそれらがあるだけで僕はずっとこの国に住んでいたいと思うのもまた事実。
払いたくないけど税金だって払っているし選挙にだって行ってますよ。
最近は仕事のスタイルが変わったら実家近くに住みたい、帰りたい、という愛郷心すら出てきています。

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