
先週土曜日 鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GP予選を観戦して来ました。2006年を最後に2年のブランクを経て鈴鹿に戻って来たF1サーカス。しかし、鈴鹿市の思惑とはうらはらに観客動員数に翳りがあったのでは? と思えたサーキットの様子でした。

約2年の歳月をかけて全面改修されたピット及びピットビルディングは素晴らしいのひとこと。また周辺環境も整備が行き届き観客の導線の確保も完璧に近かったのではないかと。あと、驚いたのは道路状況、白子駅までショートカット出来る最短バスルートを確保したおかげでバスの混雑が解消されマイカー渋滞も以前と比較にならないほどスムーズに流れていました。2006年予選+決勝で30万人近い観客を動員した時とは、全く別ものな今年の鈴鹿でした。

予選時1コーナー観客席から見る他の観客席の入りは・・・少ない。空席が目立つ。確かに全席指定席となり、観客席数は増加した事と思う。にしても観客の少なさが目立った。これは、事前の盛り上がりにも欠けた事が原因か? それとも今年からマシンに搭載されたKERSシステムの弊害でマクラーレン、フェラーリの低迷が原因なのか? スター選手無きF1グランプリの姿なのか?。
それは、サーキット内に来られている観客の皆さんを見ているとそれもうなづける。2006年までは、誰もが贔屓のチームシャツ&キャップの着用率が高く。それだけでF1グランプリの雰囲気が醸し出されていた。しかし、今年は最新のチームシャツ&キャップの着用率は極めて低かった。また、着用していても数年前のモノを着用している方が多かった。富士スピードウェイでは禁止されていたスタンド上部のフラッグ。鈴鹿では禁止されていないはずだが、ほとんどフラッグが無かった。今迄なら、赤いフェラーリのフラッグがそこらじゅうのスタンド上部に立てられていたのに。これらは100年に1度の世界同時不況の影響が出ているのかもしれない。
1987年中嶋さんが日本人初F1パイロットとして参戦。この年から鈴鹿F1日本GP21年の歴史が始まった。1987〜1991セナVSプロスト対決。名脇役マンセルを交えての人間味溢れるレース展開だった。1990鈴木亜久里さん日本人初3位表彰台獲得。1991年中嶋さん引退。1994ミハエルシューマッハ登場。1995〜2000までミハエルVSハッキネン対決、同時にF1界の皇帝ミハエル誕生。2002佐藤琢磨、電撃的にジョーダンのシートを獲得。F1デビュー。この時の鈴鹿は燃えに燃えた。2004佐藤琢磨BARホンダ4位獲得。56周全て観客全員が琢磨のラップにHONDAフラッグを降って応援した思い出のGP。2006スーパーアグリ始動渾身の走りで観客を魅了した。21年の歴史が詰まった鈴鹿日本GP。来シーズンはどのような展開になるのか? 来年の鈴鹿が待ち遠しい。
