遅まきながら、元NHKワシントン支局長の手嶋龍一氏がものした傑作ドキュメンタリー・ノベルにして、発売後たちまちベストセラーの栄光に輝き、短期間に増刷を重ねた『ウルトラ・ダラー』を読んだ。2006年3月1日に発行された著作が、同年同月の30日に第4刷というのだから、まさしく驚異的な売れ行きである。
http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/382303/nami.html
この限りなく歴史的事実に肉薄した小説には、我国を取り囲むおぞましい2つの独裁犯罪政権が推し進めてきた反人類的にして異常なまでに執拗な工作活動の実態と、その毒牙に一方的に侵され続けてきた我国の暗澹たる戦後レジームの脆弱性、そして過剰な贖罪意識という洗脳被害に喘ぐ”進歩的文化人”たちの精神的破綻が窺える。
以下に、小説の中で用いられている主要人物の役割、仮名と実名を対比してみよう。
●内閣官房長官 高遠希恵 中山恭子
●アジア大洋州局長 瀧澤 勲 田中 均
●中共の二重スパイ ”もぐら” ”ミスターX”
面白いと思ったのは、アジア大洋州局長と”ミスターX”との繋がりが、共に過ごした大阪の子供時代にまで遡ることだ。さらに興味深いのは、アジア大洋州局長の実母が朝鮮国籍の工作員であったという驚愕の”フィクション”である。ここまで明らかに特定可能な大物官僚のプロフィールが、もしも虚構の世界であることを前提とした小説形式による表現で発表されていなかったとしたら、手嶋龍一氏はホンモノの元・アジア大洋州局長によって名誉毀損の罪に問われ、刑事訴訟されていたかもしれない・・・
しかし、おそろしいのはやはり、大地震の甚大な被害に喘ぐ何千万人という四川省自国民の救出や保護もそこそこに、あいも変わらず近隣民族に非人道的弾圧を加えながら、間もなく開催される”大虐殺五輪”の貫徹に意欲を燃やすその悪魔的な執念である。あらゆる宗教活動に否定的なはずの支那共産党の頂点に君臨するコキントウは、なぜか今回の来日に於いても創価学会の池田大作としっかり面談したそうな。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008051327_all.html

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