昨今急に話題沸騰している『きっこの日記』の著作者に関して色々ウワサが流れているようだが、この『きっこの日記』を過去7年間分ほど全て熟読してきた熱烈なる読者の一人として、ある幾つかの重要な事だけは鮮明になってきた。
・元々はミーハーな20代後半の普通の女性の日記であった。(現在は34歳)
・2002年の暮頃から、おかしな政治性・思想性を帯びてきた印象が強い。現在のような独自の文体が形成され、ブログの書き手として相応の高い評価を得てきた時代である。この頃から、出入りしている放送局等のメディア関係者から、色々と濃い情報を提供されたりしているようでもあり、また特殊な人間関係のパイプも築いていた形跡がある。実はこの当時からすでに、ある特定の勢力からは、新しいブログという強力な情報伝播ツールの書き手として有望視されていたのかもしれない。
・2003年以降、次第に政治色が濃厚となっていき、ミーハーな話題や趣味の話題よりも、小泉政権や自民党に対する容赦ない批判と憎悪の感情が露骨に吐露されていくようになる。かたや、北朝鮮制裁とか駅前北朝鮮とかいった比喩でパチンコ店を攻略する活動報告にも熱が入ってくる。セミプロ級の腕前で、新台・旧台の特徴や醍醐味についても詳しく描写し、紆余曲折の末最後にはほとんど大勝ちしてしまう様子を、たいへん面白おかしく紹介してくれるので、きっこの日記の愛読者でそれまでパチンコに全く興味が無かった層にも、パチンコに対する好奇心を植え付け、増幅していく効果は絶大であろうと思われる。いわば”負の啓蒙効果”とでも名付けるべきなのか・・・
・マスコミというかTV番組とかを引き合いに出して自分の好き嫌いをはっきり主張する傾向が強いが、そこには一貫性が認められる。きっこが贔屓にするTV曲はテレビ朝日とTBSである。逆に心底毛嫌いするのが、日本テレビとフジテレビなのである。この傾向は特に2005年以降、先鋭になってきたように感じる。普通の感覚からすれば、女子アナにしてもプロデユーサーにしても、テレビ朝日やTBSの方がよほど悲惨な人材揃いで呆れかえるほどの不祥事を繰り返している。しかし、きっこの眼には日本テレビとフジテレビにしかクズ職員が居ないらしいのである。
・自分には特に政治的偏向性なんてあり得ないと宣言してはいるものの、とにかく与党は蛇蝎の如く毛嫌いしており、北朝鮮のことを酷評する割には社民党議員に対する批判もないし、拉致問題に対する深刻な問題意識も喚起されない。小泉政権の後継である安倍政権に関しては、ほとんど政権打倒のプロバガンダといわんばかりのプロフェッシヨナルな言論活動に変化してきた。
・そして10月25日のこの日記を読んだ瞬間、あっ、これは孫正義のソフトバンクに対するかなり高度な援護射撃のテクニックだろう、と直感した。この女、北朝鮮や孫正義のことを如何にも毛嫌いしているようなポーズを見せつけながら、実はパチンコ道楽の美味しい部分やらボーダフォン携帯の安定さなんぞを誇張しまくって、カルト朝鮮信奉者を増やそうとしているのである。
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http://www3.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=338790&log=20061025
これほど警戒心を抱かせずに、人間の精神的傾向を特定の偏った方向へと誘導していくことが出来るのは、もはやカルト組織のお先棒を立派に担ぐことを許された一流のカルト信者にほかならない、と看破したのである。

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