「MYLENE FARMER MUSIC VIDEOS U&V」
DVD
MYLENE FARMER MUSIC VIDEOS U&V 2000年

ミレーヌ・ファルメールのミュージックヴィデオ2&3です(DVD化にあたって旧版をまとめたっぽい)
ここからPVの雰囲気もメイクもアメリカナイズされていくミレーヌなのですが、フランスを離れてアメリカ逃避行していたようなので、しょうがないっちゃしょうがないのかも。
『Anamorphosee』はアルバムとしてはとても好きな一枚なのですが、全体的にこぎれいにまとまっているせいか、個性という意味ではちょっと薄くなってしまったのかなーとも感じます。炭酸の抜けたソーダ水のような甘さは上々パンチ不足みたいな。この時代のPVも同じく、良くも悪くもあったミレキモさが抜けてしまって、ファンの評価もわかれてそうであります。
ローラン・ブトナから離れて様々なDと組んでいったほうがPVとして広がりがあるのは確かですが、インパクトはなくなったかなー。余計なお世話だけど、やっぱミレーヌはフランスの色が似合うと思うのです。
※決して脱衣モードへ戻れと言ってるわけではありません
内容紹介は続きで

Clips
1. QUE MON CCEUR LANCHE
天界の偉いオッサンから人間界の愛を探してこいやと命令されてミレーヌが地上に舞い降りるという内容。珍しくコミカルな展開で面白いです。イヤフォンしながら鼻歌まじりにたるそうに、しかもアホっぽい格好で登場してくる様が最高です。(台詞では、オッサンがはっきり「ウォークマン止めろ」と言ってます。やはり携帯音楽再生機の呼称はウォークマンというのも面白い)
曲もよくマッチしていて良いです。天然ミレーヌがいつになく可愛いのも見もの。セクシーでもギャルでもロリでも(いや年齢的にロリは無理があるが)いけてる。途中マイケルのそっくりさんが踊りながら十字架の下敷きになるのが切ない…。今だったらできんだろうなこれ。
2. XXL
パッケージのジャケットにもなってる列車羽織なミレーヌ。
正直、
よくわかりません。といっても、ただエロいだけやんけ!という意味のわからなさと同じたぐいのわからなさではなく、汽車の先頭にはりつけられて歌うミレーヌ様がわからないだけで、主張はなんとなく。いや。なんだろう。なんでそこで歌う意味が。
3. L'instant X
これもストーリー性があるわけではなく、抽象的な印象。ミレーヌ超ケバイ!><
4. California
もうなんど聴いたかしれん名曲。
このPVが多分このアルバムPVの象徴といえるでしょう。まさにアメリカンファンタジー。セレブと娼婦と二つの人生を演じるわけですが、意外にアバズレ(死語か)なミレーヌよりセレブなミレーヌのほうが「らしく」見えるのはなぜだろう。←ちょっと失礼じゃないか
5. Comme J'al Mal
わたしはーむしのーおんな〜
を思い出すかは別として、虫と戯れる美女はなんかエロティックです。メイクも控え目悩まし気なミレーヌはとても美しい(ちゃんとふ化した後はK.ルミ子化するのでケバ派の方も安心)。まあ幼児虐待問題がテーマにあるようなので見ていて悲しくはなるのですが。
6. L'AME-STRAM-GRAM
ディレクターが中国の方なのですね。撮影も中国でされているようです。
グリーン・ディスティニー風なアジアンていすといっぱいの内容ですが、正直言って好きです。双子の仲良し姉妹の片割れが野蛮な部族みたいなのに捕まって片方が助けにいくみたいなストーリーなのですが、この姉妹
妖怪やろという演出も好きです。ああ、なんかB級映画のヒロインが戻ってきた!そんな希望がうかがえる作品です。
7. JE TE RENDS TON AMOUR
貴婦人風ミレーヌ。大人の色気フェロモン出しまくりです。ていうか出てます。いろいろ。血に弱い方は卒倒するかもしれないくらいの大量出血なので決してみてはいけません。でも昔ばなしや伝説だと「見てはいけない」といわれた人たちはたいがい見てるしなー。自分でもそう言われたら見るわー。
8. SOUVIENS-TOI DU JOUR
これも抽象的すぎてようわからんのです。
別に着ても着てなくてもいいんじゃないかその衣装 と思えるとこはミレーヌらしいですが。
9. OPTIMISTIQUE-MOI
良いです。小人と裸体の人と獣使いと綱渡り玉乗りミレーヌ他愉快なサーカス団。そうそう、こういう雰囲気なんだよなあ。
10. INNAMORAMENTO
ライブ映像とVTRを組み合わせたPV。ライブ映像を見るたびに、本国のミレーヌ人気に凄まじさを感じるのですが、それはすごくわかる気がします。ミレーヌは、いつも、期待に応えてくれるのでしょう。

BONUS
1. AINSI SOIT-JE (Version Live)
上でも書きましたが、ミレーヌがいかにファンから愛されてるかよくわかる映像です。もらい泣きしてしまいそうです。本人が泣いてないのにもらい泣きとはこれいかに。
2. LA POPEE QUI FAIT NON/dou avec KHALED (Version Live)
この一緒に歌ってるマハラジャのラジニみたいなオッサンは誰だ!
というわけで、誰か知らないのですが多分有名な人であろう。無知ですいません。で、調べたところハレドという人で、アルジェリアの人気アーティストのようです。ふたりで肩並べて楽しそうに歌ってる様はNHKホールで歌う北島三郎とルミ子小柳のようでほのぼのとしていいです。
3. REVER (Version Live)
上の上でも書きましたが、ミレーヌがこよなくファンから愛されてるかよくわかる映像です。もらい泣きしてしまいそうです。美空ひばりも悲しい酒を歌ってる時に涙してしまうシーンがよくあって、その心情がよくわからないアホ子供だったわたくしは母親に「どうして泣くの」と聞いたのですが「大人になればわかる」と某携帯電話お犬様のような事を言っていました。
大人になりましたが、歌手にはならなかったので、よくわかりません。でも、歌ってる途中でなんかぐっとくるものがあるんだろうなというのはわかります。
そして、メイキングですが、なんといっても
M.F confidentialでしょう!PV撮影のメイキングではなく、ロスでのレコーディング風景ですが、
M.F confidential!とは皮肉がきいていていい。ちなみにL.Aコンフィデンシャルとは一切関係ありません!>< 多分。
普段着で普段メイクのミレーヌがいい感じ〜なのです。この人はほんとにメイクでガラっと印象が変わる。普通にしてるとなんか凄く親切で優しそうなピアノ教師のおねえさんというイメージ。いや、メイクしていても人のよさそうな雰囲気はうっすら残ってるけど、なんか素顔見るとますます好きになっちゃう!って感じ。
ただ。
アメリカの自宅か別荘か知らんけど昼間のプールで全裸で泳ぐのはどうかと思うのでした。自由人。