
皆様、第28回ハイキングのブログアップが、ひじょーに遅れてしまい申し訳ありませんでした。出ずっぱりだったことと生活が少し変わったので、なかなか時間が取れませんでしたこと、お許しください。
それでは、約2週間遅れのハイキング紀行、いってみよ〜。
(←連綿と続く丘と、真っ青な空に広がるウロコ雲)
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イーストベイの北側に広がる連綿たる丘陵地を舞台に、「えるくらんど」ハイカーズクラブの月例第28回ハイキングが、2009年9月19日(土)に、Walnut Creek近くのBriones Regional Parkで開かれた。
牧場を抜けるコースだったので、おっかなびっくり牛の群の中を進んだりヤギに出あったりしたが、 →続きは、牛の群、をクリック

(早朝、I-5を通過中に見た朝焼け→)
暑さもそれほど苦にならず、連綿たる丘の絶景と大自然を楽しんだ。
▽午前3時に起床
夏の間、月例ハイキングはヨセミテなどへの遠出が多かったが、今回はベイエリア圏内だったため、参加した皆さんは余裕を持って集合場所へ向かうことができたと思う。
だが個人的には前夜、マウント・シャスタに泊まっていたので、この日は午前3時に起床。同4時に宿を出て、集合場所まで約4時間半ドライブしてきた。途中、セントラルバレーですばらしい朝日を拝むことができた。

(←予定より10分ほど早く出発した)
▽6人が参加
今回は、サンフランシスコ在住のKuさんと奥さんのNさん、Kさん、飛び入り参加のTさん、サウスベイ在住のYAKさんと中村の6人だった。
Briones RPは、Walnut Creek南西数マイルの場所にある小ぢんまりした自然公園だ。1967年に設立された園内には、ハイキングトレイルのほかキャンプ場やピクニックテーブルのほか、アーチェリー場がある。

(分岐点で地図を確認するメンバー→)
午前9時半前に参加予定者が集まってしまったので、予定より10分ほど早く出発した。トレイルヘッドからは、イーストベイ特有のオークの林と、草原のようななだらかな丘が続く。風が涼しく、青空が美しい。
▽入植者の名前に由来
今回のコースは、Abrigo Valley、Briones Crest、Old Briones Rd.、Valley、Yerba Buena、Crescent Ridge、Bear Creekの各トレイルを結ぶLoop。距離は約7マイル、所要時間は約5時間半、標高差は約200mの初級コースだ。
この公園は、1800年代にスペイン人たちが入植、家畜を飼いはじめたのが始まり。公園の名は、入植したスペイン人の1人、Felipe Brionesに由来する。

(←暑くも寒くもなく、快適なハイキングが楽しめた)
この辺りにあった滝に魅せられたBrionesは、1829年に現在のBear Creek Entrance近くに家を建て、18人の子どもと数百頭の牛や馬を育てた。
▽1967年に公園化
スペイン人たちが入植する前には、ネイティブ・アメリカンがこの辺りに住んでいたが、土地を奪われたために、入植者たちを相手に時折抵抗する事件が起きた。
1839年には、ネイティブ・アメリカンが周囲の牧場の馬を盗む事件が起き、彼らの後を追ったBrionesは、ネイティブ・アメリカンの放った矢にって殺されてしまった。

(モサモサと、一心不乱に草を食べ続けるヤギ→)
1842年にはBrionesの未亡人が牧場の経営続行を宣言し、その後も経営者が変わったものの約50年以上牧場として使用されてきた。その後はベイエリアの水がめとして、周辺にいくつもの貯水池が設置され、1967年に公園化された。
▽ヤギの大群
さて、登りだしてから約30分で、ヤギの大群に出あった。フェンスの中に囲われて、150頭はいただろうか。メエェ〜、メエェ〜と鳴きながら、のんびり草を食べている。
これから道が険しくなると心構えをしていたところだったので、のどかな鳴き声になんか拍子抜けしてしまった。
Briones Crest Trailの辺りから、登りが厳しくなった。標高が高くなり、風が強くなってきた。汗をかき始めたところだったので、涼風が気持ちいい。

(←何頭いるかは分からないが、150頭くらいはいただろうか)
遠くにはMt. DiabloやSan Pablo湾などの美しい景色が広がる。そこから東向きに20分も進んだ所から、小さな池がいくつか見えてきた。Sindicich Lagoonだ。しかしかなり干上がっている。
▽オアシスのような池
10分ほど進むと、別の池が見えてきた。ここには水がかなりあり、カモなどの姿が見えた。乾いた丘ばかりを見てきたので、オアシスのように見えるLagoonが美しく見えた。
それほど険しいトレイルではないが、初参加のTさんや久しぶりに参加したKさんらのことを考え、休みを何度か取った。KuさんやNさん、YAKさんたちは大丈夫そうだ。

(丘のくぼみに忽然と現れた、オアシスのような池→)
昼近くになってきたので、どこかで食事を摂ろうと場所を探した。すると前方の木陰に、牛が寝そべっている。よく見ると、そこここに20〜30頭いるじゃあ、あ〜りませんか。
▽牛の真横をすり抜ける
クマヤシカと違って、襲ってこないとは分かっているものの、人間の何倍もの体格の動物の真横を通るのは、気持ちのいいものではない。しかしそこしか通れる場所がない。
おっかなびっくり顔を引きつらせながら、牛の横をすり抜けて、牛が逃げないように閉められているゲート開けて、平たんなValley Trailへ入った。
昼食を摂れそうな渓谷があったので、木陰に陣取ってランチタイムを取った。自己紹介を兼ねてのミーティングを行い、州立公園の閉鎖問題に絡んで、なかなか決まらない来年にかけての予定について、もう少し待ってもらうことなどを話した。

(←のんびりしてはいるものの、やはり牛の真横をすり抜けるときはドキドキする)
▽2班に分かれて
ゆっくり休養を取り、午後1時過ぎに再スタートした。Yerba Buena Trailに出たところで、ショートカットを希望する人を募った。KuさんとNさん、Tさんが手を挙げたので、3人には先にトレイルヘッドへ戻ってもらうことにした。
残りのKさんとYAKさんと中村の3人は、ここからCrescent Ridge Trailへと遠回りし、さらなる登りとオークの森の探訪を楽しんだ。
▽ポイズンオークだ
この辺りから、やたらとポイズン・オークの毒々しい赤い葉っぱが増えてきた。ふと春先に訪れたPinnacles NMで、ポイズン・オークによってかぶれた事件のことが思い出された。

(美しくも悪名高いポイズンオークの赤い葉。冬は木の葉が散ってしまうので、なおさらやっかい。うっかり触れてしまうと後が怖い→)
しかしあわててもしょうがない。注意深く葉っぱには触らないように注意して、峡谷のリッジへ上がった。景色がすばらしい。涼しい風に吹かれながら、青い空と丘の風景を楽しんだ。
ここのトレイルは難しくもなく簡単すぎもせず、ベイエリアからも近いのでまた訪れてみたいな、などと考えながら、谷底へ向けて最後の追い込みハイクを楽しんだ。
▽背広のおっちゃん出没
と、ところが…。トレイルヘッドに戻ると、なんとこの大自然の中で、かなり場違いな背広にネクタイ姿のおっちゃんがいるではあ〜りませんか。なんだろ、この人、とけげんな顔で見つめていると、駐車場に停めてあった車に乗ってどこかへ走り去ってしまった。
すると、またもう1人、さらにもう1人と、スーツ姿の男性やドレスの女性が現れた。よく見ると、300mほど離れたピクニックエリアで、なんと結婚式の披露パーティーが行われている。

(←トレイルは牧場の中を通っている。これは途中にあるゲート。人間は開けて通り抜けることができるが、牛は開けられない)
景色はいいし安上がりだし、こういうところや自宅の庭先で披露宴をやってしまうのは、いかにもアメリカ的。日本の学芸会的な仰々しい披露宴と比べて、こっちのやり方の方がすごくスマートに思える。
▽来年にかけての予定
さて、今年は州の財政難による州立公園の閉鎖危機などがあり、来年にかけての予定が立てられなかった。だがどうやらこの閉鎖問題も、各部署の緊縮財政による余剰予算捻出で、なんとか避けられそうだという。
このため、早急に来年にかけての予定などを決めてアナウンスしますので、もう少しだけお待ちください。(と言い続けて、かなり時間がたってしまっている気がする…。文責・中村)

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