これは困ったものだが、相手にしなければいいので、適当にあしらっている。「騙しの手口」は、トリックめいていて興味があるので、時間があれば応対もしてみる。相手をひっかけて捕まえてみたいものだが、これは警察との連携が必要なのでちょっと大変だ。うまい手を考えて警察に提案し、共同作戦が成功すれば、表彰物かも知れない。
ここのところ、目に余るのは、れっきとした証券会社の営業部所属の営業マンを名乗ってくる奴がいることだ。そんな事例が2件あった。その証券会社の沿革を聞いてみたら知っているからすごい。口座は消えてしまっているので作り直しが必要だろうと言ったら、権利の現物取引だから作らないでもいいという。この辺から、隠した尻尾がちらりと見えてくる。何の権利か?と聞いたら、資料が行っていないかとしきりに聞く。これには答えないで聞いたら「新酒引受権」を欲しがっている人がいるので、もし持っていたら、倍額でその権利を直接買い取りたい..と。これで尻尾が丸見えになる。ちゃんとした証券会社は普通、一般に流通していない権利を簡単に売買できるはずはないからだ。
念のため、後でその証券会社に聞い合わせたら、もちろんその名前の担当者はいないし、そんな商品は扱っていないとのこと。
実は、その資料は来ていた。相手は始めから送っておいて電話をかけて来たはずだから当然だ。もし来ていないと言ったら、着いたら電話して欲しいと言って、あらめて送ってくるのだろう。封筒を開けてみたら、「新酒引受権」1口が10万円だった。よくもこんなわけの分らないものを権利に仕上げるものだ。そして買う人がいるから、世の中は不思議だ...(笑)
2011年11月12日19時27分 asahi.com 「権利商法」横行 クーリングオフ対象外、被害拡大
老人ホーム利用権、新酒購入権――。商品そのものではなく、「権利」の売買をうたった悪質商法の消費者被害が相次いでいる。この1年間で急速に広まり、消費者庁などが確認しただけで、被害額は約30億円に達することがわかった。消費者庁と国民生活センターが分析したのは、温泉つき老人ホームの利用権▽水資源の権利▽鉱物の採掘権の売買をうたう権利商法。全国の消費生活センターに特に相談が目立った三つの権利商法だ。初めての相談は昨年7月。2010年は119件だった相談が、今年は9月までで1885件と激増した。
2011年10月31日 11:18 架空会社の社債販売…詐欺未遂容疑で7人逮捕
架空会社の社債を販売し、代金をだまし取ろうとしたとして、警視庁と山梨県警の合同捜査本部は31日までに、詐欺未遂の疑いで東京都武蔵野市中町、27歳の無職男ら7人を逮捕した。逮捕容疑は9月下旬から10月下旬ごろ、東村山市の無職女性(74)に「今度上場する会社の社債を購入してほしい」などと複数回電話し、実在しない医療機器販売会社の社債を400万円で売り付けようとした疑い。合同捜査本部が25日、別の詐欺事件の疑いで無職男らのアジトを家宅捜索し、無職女性の被害が発覚した。
2011.6.9 18:24 振り込め詐欺グループのリーダーを逮捕 社債販売名目で被害2億円
経営実態のない会社の社債販売を装って現金を振り込ませていたとして、警視庁捜査2課は9日、詐欺の疑いで、振り込め詐欺グループのリーダーで韓国籍の無職、ペ・ビョンス容疑者(27)=自称東京都新宿区=ら男3人を逮捕したと発表した。同課によると、2人は容疑を認めているが、ペ容疑者は「何も知らない」と否認しているという。このグループではこれまでに計12人が警視庁に逮捕されている。同課はグループによる詐欺被害は平成22年8月〜10月で129人、計約2億円以上にのぼるとみて調べている。ペ容疑者はグループ内で「社長」と呼ばれていた。ペ容疑者らの逮捕容疑は22年8月、架空の証券取引業者を装って栃木県真岡市の無職女性(62)に電話をかけ、「将来有望な、ある会社の社債を集めている。1口でも買って譲ってくれれば2倍の金額で買い取る」などと嘘を言って、社債購入代金として現金計50万円をだまし取ったとしている。同課によると、ペ容疑者らは代金の振り込みを確認した後、偽の社債を送付していたという。