先日来、ひどい黄砂が舞うておる様子。
元来アレルギー体質である僕は、花粉と黄砂のダブル・パンチで散々。
無責任大国のあおりを受けて、わが国日本の国土が砂漠化するのも時間の問題か。
なんでも黄砂の粒は細かいゆえ、吸い込むと肺臓にまで達するという。
もうやれんよ。
くっさめ、くっさめ。
31日(土)は午前中仕事場に出て、午後からは得意先の専務さんのご子息の結婚披露宴。
京都全日空ホテルにて。
13年前に僕も家人と結婚する際、同ホテルで披露宴をさせていただいた。
なんだか懐かしいなあ。
感慨に浸るのも束の間。会場は「平安の間」。はは。入り口には式を終えた新郎新婦がお出迎え。傍らに専務。 この度はどうもどうも、と来賓多数のため挨拶はそこそこに、指定されたテーブルへ。
僕の案内されたテーブルは出入り業者ばかりのテーブル。しかし皆業者といえど僕にとっては皆得意先。いやあ〜これはこれは、と平身低頭我が席につく。
宴も中盤、歓談タイム。
とりあえず然るべき方々に挨拶&お酌。
ところがしかし、自席の隣に座すはD社の会長I氏。
このI氏、業界でも屈指の酒にまつわる噂の絶えない御人。席に戻った僕に日本酒の徳利を差し出すや、呑め、とアゴで促す。先ほどお酌をさせていただいた時とは明らかに目つきが違う。
そしてなんということか、この御人。酒を呑めば頭に思いついた事を全てそのまま口に出してしまうという奇病の持ち主であったのだ。噂は正しかった。こりゃあエラいこっちゃ。気付いた時はもう遅し。きゃつは大声で経営における持論を展開し、テーブルを幾度となく叩き、自社の綱領を延々と説き、あげくの果てに新郎新婦がひな壇に戻ってきておるにも関わらず「最近の若いモンの経営はなあ〜〜」、ときたモンである。
いやあ〜こりゃまいったね。
ホントまいった。
きゃつの必殺カラミ殺法に、僕はひたすら身を硬くして周囲からの目を気にしつつ愛想笑いで相づち打つしかないのであった。
まったくやれんよ。
くっさめ、くっさめ。
1日(日)。
現在の住居に引っ越して早や9年目。ある事に気付いた。
京都御所の桜を見たことがない。
我が家は御所より徒歩約10分。チャリンコ約5分。御所に行くにはかように恵まれた場所に住まいしておるにも関わらず、春は毎度僕の体調の悪さから杉やヒノキ科の植物の林立せしむる場所に足を運んだことがほとんど無かった。
しかし今年の場合はなんと言っても季節ハズレに体調がよろしい。そう考えると僕の体調ごときにまで地球温暖化の影響が出ているのか否かは不明であるが、なればこの機会に御所の桜に会いに行くべ、ってんで朝から家人は弁当をこしらえ、家族5人でそれぞれチャリンコに分乗し、4台連なってまるで金魚のフン、カルガモ一家の引越し、竹細工のヘビのおもちゃ、状態で、一路相国寺境内を抜け御所へと向かったの。おほほ。
御所の北側の一角は、子供たちが遊んだりできるように滑り台やブランコが設置され、小さな公園のような呈を成している。 そこの芝生部に持参したシートを敷き、荷物を並べ、子供たちを野放しに。一斉に滑り台めがけて駆け出す3人の子供たち。コケる長男。はは。オモロイ。

御所の桜はちょうど見頃か。
なかなかキレイ。
同じようにシートを敷いて酒を酌み交わす団体、桜の写真を撮影する人、皆それぞれ。
おお、そういえば腹がすいた。弁当広げようじゃん、ってんで子供たちを呼び戻し、弁当を広げ、ビールの栓を開けた瞬間、ポツポツ・・・。雨・・・。
なんで雨!?どうして雨!?天気予報のネエちゃんは降水確率10%って言うてたやん!?ウソか!?ウソなんか!?たわけおったか!この痴れ者がっ!!
仕方ないんで広げたばかりの荷物を慌てて片付け。屋根付きベンチで雨宿り。してるうちになんだか鼻がムズムズ。くっさめ、くっさめ。
あかん・・・帰ろ。ってんでたちまち帰路に。
夕刻鼻たらしながら子供たちと遊んでおれば、おもちゃ箱の中から一通の往復ハガキ発見。くっさめ、くっさめ。見ると業界団体後輩くんの結婚二次会の招待状。どうやら長男が勝手にしまい込んだよう。これはしたり。すぐに返送せねば。子供たちと遊びつつもハガキに記入。二刀流の真髄ここにあり。ふふ。そのうち長男寝入ったのでここぞとばかりにハガキを掴み、郵便ポストへいざゆかん。けどやっぱり外はあかん。くっさめ、くっさめ。かの無責任大国のせいじゃ。呪われよ。
そしてポストに到着、投函しようとした瞬間。われがその手にしていたハガキはシナモロールちゃんの絵葉書であった。
慌てて間違えた。
われ往来にて狼狽。そして労咳にて死ぬる。
くっさめ、くっさめ。