どう撮ったらこんなリアルでド迫力のあるヒーローアクションが出来るんじゃい!!!!!
・・・・と、そんな映像を観てみたいってのはすべての映画ファン、とまでは言わずとも、すべての男の子、は大げさでも、全世界の特撮ファンの願望であることは間違いない。
(カバーの拡大画像は
こちら)
ぢゃ、そんな番組がOA(オンエア)されたらどーする?
その「ロケ現場」に居合わせたら?!
ってか、自分出演しちったら?!?!?!
そんなウソのようなウソの話を読ませてくれるのが「雷星伝ジュピターO.A.」。
ま、お話しはその場に居合わせたヲタクな高校生が、実はヒーローに取り込まれて・・・・と予想通りのオーソドックスな展開を見せるわけだが、そこはお約束なわけで読者は変身ヒーローの新兵器や必殺技を楽しめれば良い。
それよりも面白いのは(少なくとも刊行されている二巻までは)、あくまでも「なぞの特撮ヒーローもの」が放映され続けているというスタンス。
主人公の闘いというメインのお話しと、なんとかして「ちょーリアルな」番組の秘密を探ってやろうとするヲタクたちの話し、これが時にリニアに時にパラレルに展開するからなんとも楽しい。
出てくるヲタクたちもカリカチュアライズされていて、実のところはとっつきやすい。だから普通の読者も物語に入り込み、共感できる・・・・ ヲタクの生態、というやつを覗き見する、そんな怖いもの見たさも満足させるし。
それにしてもこの「番組」、その製作背景にはなにやら人間以上の存在を予感させるのだがその正体は?
まだ物語は序盤のようだけど、ちゃんと広げた風呂敷はうまく畳んでくれるんだろうねぇ・・・・
さて三巻(5月16日発売予定
雷星伝ジュピターO.A. 3
)が待ち遠しいわけだけど、ちょいとなぁと思うところもあった。
ずばり、絵。
ものすごぉく書き込みが細かいのはいいんだけど、ページ全体として見たときに「つぶれてしまった」印象を受ける。視線の誘導とでも言うのだろうか、コマの流れがあるはずなのにそれが見えてこない・・・・
と思っていたのだが、一度雑誌掲載の回を見て驚いた。
やはりつぶれた印象はぬぐえないものの、ページとして成立しているではないか。
この漫画家さんは雑誌サイズ(およそA4)を想定して描いていたのか・・・・(ちなみに単行本はA5程度)
まぁ、単行本でも見やすいように描いてくれた方が良いんだけど、それは今後の課題としておこう(ッてアチキが課題にしてもしょうがないんだけど(^^ゞ)。
ともあれもうすぐ三巻の発売。今から楽しみでアリンス。(その三巻のレビューも書きました→
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