「映画音楽ってなんだ? または「明日への遺言」よりも評価するわけ 「ブラブラバンバン」」
観た!
まあはっきり言って限りなく「カネ返せ」に近い映画なんだけど・・・・(あ、試写で観たので返さなくっていいですが(^0_0^))
のっけから主人公の女の子が吹くホルン、ひと目で「あんなアンブシャーは無ぇ!!」ってシーンではじまってしまうから、とにかくひきまくり。
注;アンブシャーは管楽器を吹くときの唇の形。
演技がひどいのはもう当然として、演出がただあらすじを追っているだけ、なんの盛り上がりも無いんだけど・・・・
公式サイトはこちら
舞台は廃部寸前の高校吹奏楽部。残ってる部員もイケメン狙いとかのシロートだったり、ま、むちゃくちゃで・・・・
ともあれストーリーはたわいもないので、公式サイトなどで見ていただくとして。
ちょっと意外だったのが音楽、っていうか演奏。
普通に下手、って言っちゃ失礼だな、シロートの演奏なんだわ。
たとえば県内一の高校吹奏楽部、そこの練習にもぐりこむなんてシーンがあるんだけど、そのときの演奏はお世辞にもうまいとは言えない。技術はそこそこでも音がバラバラでね。
ところがこのバンドがコンクールで演奏する段になると、たしかにアマチュアバンドではあるんだけど、それなりに聞かせる演奏になっている。
主人公たちもね、だんだんとウマくなっていくんですわ !(^^)! どこまで吹き替えかは知らんけどね。
見せ場のね、「丘の上からの『ボレロ』」はまぁテクはない、それでもパッションだけはあるぜぇぇって演奏で、あ、これはもしかしてプロがわざと下手にやってるのかもしれないな、とは思ったけど(真偽のほどは定かではありませんが)。
そしてクライマックス!! うんうん、技術を超えた「音楽」になってるジャン!
そう、映画としては本当にひどいもんなんだけど、その音楽が、演奏がお話が進むにしたがって、きちんと起承転結になっている。
これはこれで「魅せたいもの」がはっきりしている作品で。
そう、だからアチキは「明日への遺言」よりもこちらを評価する。
「明日への遺言」のレビューはこちら