
夕方までの回診で「今晩は仕事に呼び戻されない」と確信できたので、午後7時過ぎに帰ってくる息子(中1)と一緒に「第58回諏訪湖祭湖上花火大会」を見に行きました。臨時列車が遅れに遅れて、大会が始まって30分ほど過ぎてから会場に着いたので、見るのにいい場所が残っておらず、低い花火は木に隠れる(写真右下の陰は「木」)場所で見ました。
おとといの茅野市の花火大会が約3,000発、今日の諏訪湖の花火は41,000発。文字通り「桁が違い」ます。「これでもか」というぐらいの、気持ちいい火薬の無駄遣いというか何というか。戦争に火薬を無駄遣いするよりは、断然いいと思います。これだけのお金があったらもっと有意義に使えるかもとかいう野暮な気持ちは、今日はとりあえずどこかに置いといて。

諏訪湖の花火といえば「水上スターマイン」です。湖面すれすれに設置された台の上に花火玉が乗っていて、その場で爆発して半球形の花火になります。今では全国あちこちで同じことがやられていますが、諏訪湖が発祥らしいです。
今年23年ぶりに登場した「三尺玉」も水上スターマイン形式でしたが、直径650メートルにもなるため台が沖合750メートルと遠めの位置に設置されており、すごかったけど期待したほど感動はしなかったなあ。ちょっと残念(写真撮れず、これも残念)。

最後の締めはナイアガラです。これも火が行き渡ると同時にスターマインがドカドカ上がり、大盛り上がり。でもスターマイン側に若いおにいちゃんおねえちゃん達が立ちはだかり、見えなくなってしまった(泣)。ま、いいか。
今日の見物客は主催者側の発表で48万人だそうです。この人数が本当かどうかわかりませんが、確かにものすごい人・人・人でした。東京ドーム満員の10倍いると言われれば、それぐらいいたかもしれないと思えるぐらい。

帰りは茅野駅まで電車です。8月15日だけの特別ダイヤで、いつもの4倍くらいの電車が来ます。ホームは事故が起こらないように入場制限されていて、電車に乗りたい人々は30分以上、密集状態で駅前に並びます。私たちも電車に乗れたのは花火が終わって約1時間後でした。

普段は長野県内では絶対見られない、都会の中央線を走っている「201系」が、毎年この日だけ諏訪にやってきます。この電車、東京では来年末ぐらいまでには新車(E233系)に替わってしまうらしいのですが、そうなったら何が来るんでしょう。
昔東京で小田急線や山手線のラッシュを経験した私としては「倍ぐらい乗れるのに」と思う隙間だらけの状態で、発車していきます。もっとしっかり詰め込めば、待ってる間に倒れる人(ほんとにいたようだ)も出なくて済むかもしれない。「女性専用車」に生まれて初めて乗りました。

午後10時半の茅野駅前にこんなに人がいるのは、毎年8月15日だけです。話を立ち聞きしてみると、蓼科方面(茅野市の八ヶ岳側半分)のホテルに泊まっている人が多そうでした。観光バスで来ている人も結構いました。
誰が試算したか知りませんが、この時期は茅野市民が5万3千人の他に、蓼科白樺湖方面にほぼ同じ人数の人がいるらしいです。つまり茅野市の中に10万人ぐらい人がいるということです。道理で病院の救急外来が混むはずだ。