6月8日にも書いた「がん対策基本法」が、国会最終日の16日午前中に成立した。参議院本会議では反対0(反対の人は欠席してただけ?)の満場一致で可決。今日の新聞では、読売新聞が大きく取り上げていた(ちなみに、私の意見も下の方にちょろっと載っています)。この法律では、国が患者や家族、有識者の意見を聞いた上で、がんに関する基本計画を策定するように義務づけている。日本のがん医療は大きく進むことが期待されるが、私の専門である緩和ケアに関しても、「できれば受けたくない医療」というイメージから「積極的に利用したい医療」というイメージに転換していく大チャンスだと思う。この法律がどのように現場を変えていくことができるかは、医療現場にいる人たちのモチベーションをどこまで奮起させられるかにかかっている。