がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
わーい。座談会当事者ですさま、いらっしゃいませ。

たしかに、普通に働いている勤務医は、まだ危機意識が薄い気がします。間もなく覚醒して愕然とするのではないかと思います。どちらかというと、これから医療現場に飛び込んでいく医学部学生の方が、現状に危機感を持っていたりしますね。

今日電車の中で「貧乏人は医者にかかるな」(集英社新書)を読んでいたんですが、あの本とか本田先生の本とかを、斜め読みでもいいからみんな1回は読んだ方がいいと思います。読んだからって医療が立ち直れるという状況ではないですが。
投稿者:座談会当事者です
お褒め頂きありがとうございました。
今回の座談会では自分達の言いたいことを言え、しかもしっかりと記事に反映してもらえており満足しております。

ただ若手医師の多くが問題意識が高いかというとむしろそうではないかと思います。ネットリテラシーの高い層=問題意識の高さと言っても過言ではないかと。(個人的ですが自分の旦那も私ほどの医療崩壊知識、意識はありません…。)日々消耗しきった勤務医には情報もなかなか浸透していきません。
投稿者:hirakata
ちゅるママさま、こんばんは。
今回のこの対談、実感がこもっていてとても共感できるところと、状況分析の幅広さの両立ができていて、かなりの対談だと思います。このような人が若手医師にたくさんいるなら、日本の医療も何とか壊滅しない方法を「医師の中から」編み出していけるのではないかと、少し明るい見通しを持ったりしました。でも、それを政策に反映できなければ、結局一度壊滅状態になるんでしょうけど。
とにかくこの記事、お勧めです。
投稿者:ちゅるママ
中央公論 買いました
仕事中なので、対談のところだけ軽く読みましたが、そうそうそう、そうなのよ。わかりやすく書かれていてよいですね。
投稿者:hirakata
christmasさん、おはようございます。

新聞のコラムですが、共同通信からの配信なので、全国の地方紙の編集部には届いているはずです(載せるかどうかは各新聞社の判断)。WEB上にあるかどうかは、探してみていないのでわかりません。眞という字は「人名用漢字」なので、時々「真」で代用されますね。鎌田先生の「實」も、よく「実」になってます。

日本の医療制度は、治すことや命の長さを伸ばすことは頑張ってきましたが、命が続かなくなる状況に対応する準備は不十分だったと思います。大病院などでも「治療はするけど、最期を迎えるベッドはここにはありません」と最初から宣言したりします。そう言わなくても済む、できれば「たとえ治らない状況になってきても、最後まで責任を持ってお付き合いします」と言える医療の方が、患者さんにとっても医療従事者にとっても嬉しい医療のあり方だと思うんですけど、そのためにはまだまだやることがたくさんありますね。私が死んでしまわない範囲で、頑張ります。
投稿者:christmas
 hirakata先生、こんにちは。おもしろそうな雑誌のご紹介、ありがとうございます。さっそく図書館へGoします。
 で、東海地区に住むがん友さんから、平方先生について書かれた新聞コラムを送ってもらいました。14日の静岡新聞朝刊・終末のプリズム「がんになって」の記事の中で、末期乳がん患者さんの‘戦友’として、平方先生(眞が真に誤字)について少し触れています。
 「平方医師には家族に言えない本音を吐きだし、苦しまずにいかせてねと頼んである」。私もがんで終焉を迎えるかもしれない立場、全く同感です。
 残念ながらこの記事は新聞の無料データベースにないようです。しかしこの記事は終末医療についての連載ものだそうで、こうして少しずつ緩和についての理解が浸透するのだと私は信じます。先生、がんばっ!