がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
(↓平成21年4月より↓)
愛和病院(長野市)副院長
諏訪中央病院非常勤医師

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投稿者:hirakata
れいさんこんにちは。
「健康食品」が副作用軽減に役立っているという広告の中にも怪しいものがあったりするんです。「同室の他の患者さんは洗面器を抱えてゲーゲー吐いていましたが、私は全然吐きませんでした」というホームページを見たことがあるんですが、今は抗がん剤治療の副作用を抑える薬も良いものが出ていて、ゲーゲー吐きまくるような治療はここ数年見たことがありません。それなのに「私が治療を楽に受けられたのは、この健康食品のおかげ」と思わせるのは、それが怪しい健康食品だった場合は詐欺に近いと思います。
しかし怪しいか怪しくないかを見分けることが難しいので、怪しい商売をしている人が自主的に退場するか、淘汰される仕組みを作らないと、怪しくない代替療法をやっている人(この人たちは「がんが治る」とか言いませんし、法外な対価を要求したりもしません)に、大きな迷惑がかかり続けてしまうだろうと思います。まあ、ホームページや広告、資料などを見ると怪しいか怪しくないかは大体見当はつくんですけどね。
投稿者:れい
記事のようなインチキ商売はなくなって欲しいものですが、「健康食品」が何らかの作用で副作用軽減になっている事例は確かに存在します。免疫力が関係しているように思えますが、効果のほども千差万別、誰にでも効くものではないことも事実です。中には病巣が縮小したという事例もありますが、これは年末ジャンボに当たったようなものでしょうね。