がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
きさらぎさま、こんにちは。

「はっぴーえんど」は、展開は早いですがしっかり考えて組み立てられていると思います。比べて見てしまうと、差が目立ちます。このマンガも、最初の頃は「気合い」は感じられたんですけど、最近は当たり障りのない感じになってきていたように思います。

「刮目せよ!!」とか「刮目して待て!!」とか、好きですよね。どうもハッタリっぽい言葉に感じてしまって、多用されると刮目する気もなくなります。ワクワクする作品なら違うんでしょうけど。

登場人物の設定が、最初は「悪徳医者」「裏表のある人物」「変態趣味のある人」だったのに、終盤では人格者っぽくなっていたりとか、読者が忘れただろうと思っているのか、制作側が忘れているのか、テキトーだなと思ったところはたくさんあります。

医学的におかしいところは、一度にたくさん出てくるのではなくて、出るとしても数個ぐらいだったので、元の文献にも可能な限り当たって、「こりゃおかしいだろう」と指摘することができました。50回以上もやってくれたので、近藤氏の主張のおかしなところに振り回されそうな患者さんがいたら、それと対比して私の見解をわかりやすく話すことができそうです。そういう意味では私の医者としての力を鍛えてくれる作品でした。でもそろそろ終わってくれると嬉しいなという頃合いだったので、嬉しいです。
投稿者:きさらぎ
hirakata先生、おはようございます。

次回予告、私も驚きました。「はっぴーえんど」の連載が始まった際に、「この作品が終わる可能性があるなあ」と感じたのですが、これほど早く終わるとは思いませんでした。

欄外のアオリを担当している人は「刮目せよ!!」という表現が好きですね。「刮目して内容のおかしな所を確認しようか」という気持ちになってしまいます(笑)。

以前に近藤誠氏と対談した医師のエピソードが描かれた際、近藤誠氏が登場して対談相手のことを「若くて勉強不足」と評したことがありましたが、「作品として対談相手に敬意を表さないのは、よくないんじゃないか」と思ったことがあります。

また、登場人物の描写がステレオタイプだったり、感情的な表現が多かったりと、ストーリーも含めて底が浅いなあと感じておりました。

突っ込みどころを探す楽しみが次回で終わってしまうのは残念ですが、「ようやく終わってくれるのか」と安堵する気持ちの方が強いです。
投稿者:hirakata
カルストさま、おはようございます。

びっくりしましたね。ここしばらくは雑な感じは受けても「終わりに向かっている」感じはしなかったので、「打ち切り」なのでしょう。

これまで月刊文藝春秋などで展開してきた「がんもどき理論」をマンガを読む層にも広げたいというあたりが、このマンガを作る動機になっていたのかと推察しますが、近藤誠氏にはたくさんの著作があるからそれを柱にして組み立てればいいと思って、事前にストーリー展開などをがっちり固めなかったのではないかと思います。近藤誠氏は小説家ではないので、マンガにするにはかなりの構成力が必要とされると思うんですが、よこみぞ邦彦さんは力のある原作者だと思うんですが、その力が発揮できない舞台だったということでしょうか。

近藤誠氏がきちんと監修していたのなら、今のがん医療の現場を知らないんだなと思いますし、きちんと監修できていなくて杜撰な描写になったのなら、準備の段階からいろんなことが不十分だったということになります。私としては、こんなひどいタイトルをつけたマンガが盛り上がらなくて良かったなと思っています。途中からグダグダな感じになってきて、そのあたりで打ち切ってもよかった気もしますが。
投稿者:カルスト
hirakata先生、こんばんは。

いや、次回予告には私も驚きました。ただ、この作品は話をあちこちに広げすぎたというか、回が進むにつれて物語の軸がぶれてしまった印象があります。近藤理論が中心なのか、医学界の問題を追及したかったのか。結果として、非情に散漫な印象の作品になってしまいました。作画のはしもとみつお氏は、力量のあるベテランです。前作である「築地魚河岸三代目」は、10年以上連載を続けていますから、やはりこれは原作が力不足だったのではないでしょうか。しかし、原作のよこみぞ氏も、医療マンガの原作を多く書いていらっしゃるんですがね。
唐突な終了という感じですが、要は単行本の売り上げなどが芳しくなかったのでしょうね。hirakata先生のように、専門知識をもって読んでいる読者は少ないでしょうから、医学的知識の誤りなどが、売り上げに影響したとは思えません。ということは、やはり話の進め方がまずかったのでしょうね。
編集部の、というより原作者の思惑どおり、現職の医師や医療関係者が近藤氏との討論に参加してくれれば話題になって、売れ行きも上がったかもしれません。しかし、現場で頑張っている医療者の方達はそれほど暇でもないし、甘くもなかったということなんでしょう。
マンガの内容についても描きたいと思います。真道医師の母親の話ですが、ガンのステージや、当時の標準的な治療については分かりません。ですが、さすがに抗がん剤を注射器で・・・というのはおかしいんじゃないかと思いました。正直に言うと、作画のはしもと氏も投げちゃったのかな?と感じました。
打ち切りが決まったのがいつかは分かりませんが、ここ最近は雑な展開が多くなったように感じてました。これが原因だったんでしょうかね。
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