がんになっても、あわてない

 という本(朝日新聞出版)を書いた医者の、なんでもブログ。

 
医療関係者向け資料集「緩和ケア医のらくがき帳」も、よかったらどうぞ。

プロフィール

平方 眞(ひらかたまこと)
 緩和ケア医師
愛和病院(長野市)副院長

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投稿者:hirakata
三月ウサギさま、ありがとうございます。
おばあさまがどなただったのか、とっさに思いつきません。すみません。
このような感謝のことばをいただくのは、私のエネルギー源です。今このコメントを読んで、ちょっと大げさなようですが「このために仕事をしているんだよな」と思いました。
(文章がお上手で、びっくりしました。普段から何か書かれているのでしょうか)

病院幹部に状況を説明するために話をしたり、問題点を整理した手紙を書いたり、それでも埒があかないところは鎌田名誉院長と話し合ったり(鎌田先生は外来の合間に30分以上つき合ってくれた)して、ようやく見通しが少し出てきました。
それまでは医局で誰かが声を出して笑っているのさえ腹立たしく感じていましたが、家に帰ってきてからは家族と一緒に自分が笑うこともできました。
この数日は、患者さんの元へ向かうのが、とてもしんどい仕事でした。それでも患者さんのところに行くと笑うことができていたりするのは、プロだなと思ったりワーカホリックだなと思ったり。でもいつでも笑える精神状態でなくこの仕事をしているのは、あるべき姿でないというか、ゆがんでいると思います。日本の医者の忙しさで「いつでも笑顔が出る精神状態」はなかなか難しいと思いますが、何とかなるような気がしてきました。
投稿者:三月ウサギ
平方先生、はじめまして。
今回たまたま医療系のブログを見ていて先生のブログを知った非医療従事者ですが、どうしても先生に感謝の言葉をお伝えしたくてコメントいたします。不適切であれば削除してください。
私の祖母は昨年秋、先生に最期を看取っていただきました。
泌尿器系の癌を患った祖母は90歳を超す高齢だったこともあり手術を拒み、ギリギリまで普通の日常生活を送ることを望みました。頭はシッカリしていたので本人も自身の病気のことをよく勉強していたようでしたが、「あの痛みだけは耐えられない、どうしてもイヤ」と諏訪中央病院の緩和ケア病棟に入ることを文字どおり心の支えにしていました。
幸運にも普通病棟から緩和ケア病棟に移ることができ、一週間程だったかと思いますが、先生はじめ看護師の方々に手厚くケアしていただいたと聞いています。病気からの回復を目指す普通病棟の看護と、緩和ケアのそれはまったく違うものなのだということをその時実感したので、先生がこのエントリでおっしゃっている「宝」というのもよく理解できます。
おかげさまで私の母も祖母が亡くなる二日前に水入らずの夜を過ごすことができましたし、祖母も念願の緩和ケアを受ける事ができて喜んでいたと思います。身内ゆえ、こうしていれば、ああしていればという思いが無い訳ではないですが、それでも望みうる最良の最期だったのではないかと思います。
それもひとえに平方先生と看護師の方々、諏訪中央病院のスタッフの皆様のおかげと心から感謝しております。
祖母のような患者さんのためにも、緩和ケア体制を拡充していただければと個人的には思いますが、でもそれは平方先生や一部のスタッフの方々の尋常ではないほどの犠牲の上に成り立たせるべきものではないとも思います。
事態が少し好転しそうとのことで、私たち患者の側にとっては喜ばしいことですが、どうか平方先生も、ここをご覧になっている医師や看護師の方々もお身体を大切になさってください。お世話になりっぱなしの患者の側からの無責任なことばですが……。
長々と個人的なことを書いて失礼いたしました。
投稿者:hirakata
たくさんの方に応援していただいて、本当にありがとうございます。皆さんの一言一言が心にしみます。

いろいろもがいてみた結果、若干の光明が射してきました。
院長や鎌田名誉院長と話をして(主に鎌田名誉院長)、緩和ケア医を増やして私が24時間365日体制でなく休みを取れるようにすることや、可能な範囲で緩和ケア体制を拡充していくことなどに、話が進みそうです。
一昨日の日曜日、呼ばれても可能な限り病院に行く閾値を上げようとやってみました。結局一度も病院に行きませんでしたが、9回病院から電話がかかってきて、3人の患者さんのご家族がご立腹でした。昨日はフォローが大変でした。緩和ケアというのはそういう仕事なんです。だから一人でやるのは無理なんです。と、言い続けて何年か経って、ようやく医者を増やそうという流れになってきました。
もちろん休みは取ろうと思いますが、気分的にはずいぶん楽になった。ちょっと楽になれば耐えていける根性があるのと、くたびれ切っていてもそのようには見えないのが、私の欠点です。

私ぐらい働いている医者は世の中にゴロゴロいるだろうと思っていたので、今回のブログへの反響は、驚いています。
熊本のAKです。久々にブログを開いて焦りました。とにかく、仮病でもなんでもいいので休んでください。勤勉な医者が仕事を背負い込むと、周囲はそれをあてにして甘えてしまいます。病院は忙しい医者はどんどん忙しく、無能な医者は限りなく暇になっていく場所だと思います。調整してくれる人はまずいません。とにかくご自分の体を大切にしてください。遠方からですが、心配しています。
投稿者:笛吹きドジ
昨年夏ごろより、ブログを見させて頂いています。私も先生のように病院のトップが理解してくれていると思いながら頑張ってきたあげく、過労からダウンした経験があります。他の投稿者のかたと同様、先生ご自身が壊れてしまう前に十分な休息をとることが必要だと思います。自分が壊れてしまっては、元も子もなくなってしまいます。ご自愛ください。
投稿者:hot-coffee
はじめまして。ブログ読ませていただきました。同じ内科の勤務医として先生の努力に頭が下がります。先生ご自身のお体も大切になさいますよう、お願い申し上げます。
投稿者:humi
2ちゃんから飛んで来ました。
私も某国立病院に勤めていたことがあるのですが、何もわかっていない、何も変わらない体制に呆れていました。
文面から拝察するに、先生にはかなりのストレスがかかっているように思われます。ゆうささんがおっしゃるように、先生切れた糸はなかなか回復しません。
私も以前外科医でバーンアウトして、2年間丸まる休職し現在軽労働で、なお服薬中です。やっと本が読めるようになりました。一段一段階段を上っていく感覚がある中でかなり深い谷底に落ちてしまったんだなという気持ちです。
お願いします。どうぞ休んでください。先生のような貴重な存在、人材は必要です。でも、壊れてしまっては元も子もありません。先生にはご家族、お子さんもおられるようですし、悲しませる結果になることだけは是非避けてください。(私は幸運にも独り身ですので、一人で耐えればよかったですが・・・)
先生の緩和ケアのご意思、ほかのもっと余裕のある職場環境が手に入るところでは不可能でしょうか?
辞めるのは想像を超える決断が必要と思います。私も今の職場のほうがなぜか収入がいいです。
先生がそんな贅沢な暮らしを望まれていないのであれば、退職金などの未練は、後から十分埋め合わせできると思います。
発症前は僕もこんな病気になるとは思いませんでした。就寝時には携帯が常に枕元にあったため、完全な熟睡が出来ていなかったのではないかと今になって思います。
どうぞお願いですから休まれてください・・・心配です。
投稿者:hirakata
皆様、それぞれ前向きなご意見、ありがとうございます。実情としては「ゆうさ」さま(お久しぶりです)の分析が、もっとも私の悩みに近くてありがたいです。m3.comからこられた方もいるようで、騒ぎになりすぎるのも困るかなとは思います。
諏訪中央病院が嫌いではないのです。むしろ、私の人生をかけてもいい仕事の足場としては、かなり理想に近い場所ではないかと思っていました。先週後半からの私の気持ちは、その足場が実は底なしのぬかるみで、「よくこんなところを右へ左へ自由に行き来しているつもりでいたな」というような、ひとたび止まれば沼にはまって出られなくなりそうな不安定な状態です。ぬかるみにダンボールでも何でも足を乗せられるものを差し出してくれれば、今度は足場を良く見ながら、私はまた動き始めるだろうと思います。今日はいまのところ、外の天気同様ぬかるみは解消しないままです。
投稿者:ゆうさ
(最近クラリネットを買った山陰の医者です)

現場を知らないから管理職になれる。
管理職は鈍くないと出来ません。
故に管理職に理解してもらおうというのが間違っています。といいますが今の医療の現状なら、どんな管理職でも忙しくしている医者をあえて楽にさせる管理はしないでしょう。減収になるから。
ならば、さぼるか、やめるか、仲間をつくるか。
で、現状みるに仲間を増やすのは無理、さぼるのは、自分のプライドが許さない、辞めるのは家族の問題もある。
ということで、僕は糸が切れました。先生切れた糸はなかなか回復しません。
ですから、先生には、糸が切れる前に、ダウンして欲しいです。休みをとるのは無理でしょうから、ダウン(仮病)です。
プログに書かれるくらいですから、よほどのことと思っています。なんにもお手伝いできませんが、気持ちだけを。

クラリネットはヤマハにしました。マウスピースもリガチャーも総がえしたので、気分一新。いい音が出ますよー。いつかまだどこかでご一緒したいですね。仕事もちゃんとしていますが(笑)今後の僕の使命は「ヤマハ」を山陰に広めることだと友人の高校音楽教諭に言われています。
脳天気なこと書きましたが、気休めにでもなればと。ではでは。

投稿者:ritoui
こんにちは。初めまして。M3からここにきました。
結論から申しますと、辞職すべきだと思います。どんなに他に迷惑がかかっても、先生ご本人とご家族が心穏やかに暮らせない環境はマズイでしょう。数ヶ月の辛抱で乗り切れる保証があるのならガンバルべきだと思いますが、ブログを拝見させて頂く限り、この状態が数年も続いている様子、さぞ大変であろうと存じます。自分の人生です。病院や地域に奉仕するためだけに生きているわけではないと思いますよ。
私も離島で医師を続けていましたが、待遇が全く改善されないばかりか、医師数が減、かつ、当直が月に8回ほど押しつけられそうなので、地域は好きですが、辞職し新天地に向かうことにしました。先生は、このようには考えられませんか?
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