英国経済誌「エコノミスト」の調査で、世界33カ国中、自国に対する誇りを感じている人の割合が一番低いのが、日本であることがわかった。
記事は次のとおり。
<調査>自国への誇り、最も高い国は豪、中国は7位、日本は最下位―英誌
10月4日7時19分配信【Record China】
2009年10月2日、英誌エコノミスト(The Economist)が発表した調査結果によると、世界33か国中、自国に対する誇りが最も高い国はオーストラリア、最も低い国は日本であることが分かった。
同誌は、ニューヨークに拠点を置く世界的なコンサルティング会社レピュテーション・インスティチュート(Reputation Institute)がまとめた調査結果を引用し、「ほかの先進国と比べて、オーストラリア国民は、自国に対する信頼・称賛・尊重・誇りがより高い」と伝えている。
オーストラリアが自国に付けた点数は100点中90点前後と最も高かった。最低点を付けたのは日本で、およそ56点だった。「オーストラリア国民の自国への情熱は、まるでスポーツのようだ」と同紙は総括している。
同ランキングの2〜10位は、順にカナダ、フィンランド、オーストリア、シンガポール、インド、中国、フランス、スペイン、チリ。自国に対する誇りにおいて世界基準とされている米国は11位で、自国に付けた点数はおよそ70点だった。
同誌によると、調査結果は金融危機の影響を少なからず受けている可能性があるという。なお、オーストラリアはその影響が最も小さい国とみられている。(翻訳・編集/SN)
(記事ここまで)
これはひとえに、教育の結果だろう。よその国は「私たちの国はすごい」「私たちの国はこんなところが優れている」「私たちの国は世界一」と、自分の国に誇りを持てるような教育を続けているのに対して、日本は戦後一貫して、謙虚であり続けるような教育を施してきた。
謙虚といえば聞こえはいいが、「卑下することが日本の取るべき態度」というような教育が、戦後しばらくの間は米国によって、その後は日本以外の国々の内政干渉によって、行われ続けてきた。
よその国では、あることないこと好き勝手に書いて「日本はひどい国だ」と教育していても、それに直接抗議することは行われていない。しかし日本の教科書が、外国で言われていることと違うことを書くと、たとえ日本の教科書の方が客観的であっても「修正しろ」と圧力を掛けてくる。
教育の現場で責任を持つ人が、国旗を掲揚するなとか、国歌を歌うなとかいう国が、日本以外に世界のどこにあるだろう。そのような教育をすべきだと考えている教師たちは、日本をどのような国だと思っているのだろう。日本を恥ずかしい国だと思う人たちに、これからの日本を担う子供たちを教育してほしくない。
一部の国でやられているような、実力よりも誇大に自国を評価する教育は、あまり良いことではないと思う。「私たちの国はどこよりも優れている」という教育は、国に対する誇りは一時的に盛り上がるかもしれないが、慢心を生んで国力の伸びを削ぐし、実力が劣っていると気がついた時には大きく落胆する。
自分たちの国は大したことない国だとか、まだまだ実力不足の国だという日本の教育は、誇大な教育よりはマシかなとは思う。しかしそれなら「自分たちの国はまだまだだから、このような方針で頑張ろう」という教育をするはずだ。逆に「ゆとり教育」なんてやっていたのは、日本の国力を弱体化させようという「日本以外の国の」謀略ではないのかと思ったりする。
私は、日本は世界の中でたくさん誇れるものを持っている国だと思う。誇れる歴史もあるし、誇れる技術もあるし、誇れる頑張りも持っていると思う。そのような実力を、実際の実力よりちょっとだけ謙虚に評価して教育するぐらいが、丁度いいのではないかと思う。
金融危機が調査結果に影響しているかもしれないという。オーストラリアが金融危機の影響を最も受けていない国だと書いてあるが、そうだったっけ?しかしオーストラリアは、将来を見据えた教育も、国の設計も、なかなかよく考えている国だ。米国が11位にあるのは、金融危機の影響かもしれないね。
日本人は、もうちょっとこの日本という国に、誇りを持ってもいいんじゃないかと思う。