前回、水ストレス?について紹介しました。
そんな折、新たな記事が飛び込んできました。
現在でも全世界で11億人が水不足にさらされています。
それは米国や豪州などで砂漠化が進行しているということでも理解することができるかもしれません。
最近、日本でも四国でダムが渇水しているということが報じられました。
地球温暖化による異常気象でもあるのですね。
しかし、私たちは、日本は水の豊かな、美味しい、きれいな国という意識が未だに持ち続けています。
そんな日本が水の輸入国といわれると首を傾げてしまうでしょう。
それともフランスやヨーロッパのペットボトルを思い出し納得をしてしまうのでしょうか。
日本の自給自足率は40%とも、30%とも言われています。
それは穀物や畜産などの輸入をしているということは理解できますね。
米を1トン生産するために必要な水は3300m3
トウモロコシ1トンに対し1900m3
小麦では2000m3
大豆では2500m3の水が生産過程で必要とされています。
これらを飼料として飼育される家畜はやはり間接的な水の使用者なのですね。
鶏肉1kg生産に必要な穀物は約4kg
牛肉1kgに必要な穀物飼料は11kgほど
これらを水の使用量に替えれば、
鶏肉1kg×トウモロコシ生産の水1.9kg×飼育飼料4kg=約8kgという水が消費されていえることになります。
牛肉では約30kgということですね。
こうして水に換算しますと、間接的ではありますが水の輸入国となります。
仮に世界各地で水不足になれば、農産物の生産が低下します。
これから世界的には人口も増加していきます。
水戦争という言葉があります。
水が豊かな国というけれども水の問題は対岸の火ではないのです。
日本の農業の保護、促進は重要な課題として考えなければならないのです。
自給自足率を高めることは自国の水資源をどのように活用するかという問題でもあるのです。
なお、数字は「ウォータービジネス」(中村靖彦著 岩波新書)から引用させていただきました。
梅雨入りも間近ですので、食卓やお店で食べた食事を思い出し水換算をしてみてはいかがでしょうか。
そんな暇がないと思うのは自由ですが、水の間接当事者であることは間違いないことはご理解してください。

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