今年も暑くなってきた。熱くなってくると食べたくなるものがある。森永のラムネバーだ。カキ氷のような食感のアイスキャンデーのなかに森永のラムネが点在する。さっぱりした食感は秀逸である。僕にとっては、何にも増して夏の風物詩となっている食べ物なのである。
ところがこの食べ物、取扱ってくれる店が少ないようだ。
チリトマトヌードルと同様に、ラムネバーも取り扱ってくれる店が少ないのである。チリトマトヌードルなら、場所がどこであれ発見したら買い占めて持ち帰ることができる。ところがラムネバーは冷凍品である。遠方で発見しても自宅まで持ち帰ることができない。何度も悔しい思いをしたことがある。
もうひとつ、悔しい思いをしたことがある。家の近くでラムネバーを見つけ、喜んで買って帰った日のこと。蒸し風呂のような部屋に帰ってくるなり、買ってきたラムネバーを食べた。ところが、僕の知るラムネバーとは違う味がする。ラムネにいつもの酸っぱさがない。カキ氷のようなシャリシャリとした食感がない。箱に入っているラムネバーの本数も少ない。不思議に思ってパッケージを確認したとき、僕はそれが「ラムネバー」ではなく「ラムネソーダ」であることに気づいた。
確かにラムネバーは美味しいから、それを真似してラムネソーダを出したくなる気持ちはわかる。しかし、類似品が出回るほど魅力を持ったラムネバーであるのなら、もう少し取扱店を増やして欲しいものである。少なくとも、ラムネソーダを取扱うくらいなら本家ラムネバーを取扱って欲しい、と願うのである。