2007/11/28

オーストリア&チェコ〜弾丸ひとり旅〜  オーストリア&チェコぶらり

実はあっし、こう見えて昔ピアノを習っておりまして絶対音感がありまして(今では指がなまってしまってほとんど弾けないけど)過去にはブラスバンド部でトランペットを担当しておりまして(吹き方を忘れたけど)クラシック音楽も大好きでして(のだめに便乗したわけじゃないぞ)ついでに言えばオーストリア出身のFALCOが好きで、こうみえて音楽が大好きなのでございます。というわけで今回は兼ねてから憧れだった音楽の都・ウィーンへ行ってみることにしました。飛行機で揺られること12時間。やっとこさウィーンに到着〜♪


ウィーンといったらハプスブルグ家、ハプスブルグ家といったらマリーアントワネット…てなわけでシェーンブルン宮殿へいってみました。地下鉄で揺られること数十分。最寄の駅のシェーンブルンにやっとこさ到着。が…。最寄の駅から降りてもさっぱり分からない!!信号待ちをしているオバサンに尋ねてみると

「こっちとは反対方向だよ」

ガーン。またやっちまったよ…。オバサンに言われたように歩いていると、だんだんそれらしき建物が見えてきました。

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出た〜世界遺産!1400以上(!)ある部屋のうち、一マリーアントワネットの部屋やダンスホールなど、建物内の一部が見学できるようになっており、豪華絢爛なお部屋の数々は一軒の価値アリです。
そりゃ〜毎日こんなとこに居れば「パンがなけりゃお菓子を食べりゃあいいんじゃね?」なんてセリフ言えますわよね〜。ケッ

さてさて。
適当に市電に乗り込み、そのままほつき歩いていたらモダンな雰囲気の建物を発見致しました。

(もしやこの建物は…)

ビンゴー!ウィーン美術史美術館!!ブリューゲルやフェルメールといった美術界の大御所たちの作品が展示されている、ウィーン最大の美術館!

(やーん!超ラッキー☆)

いそいそと中に入るわし。いや〜中はもうね、すごいのなんのって。教科書で見たことある作品がわんさか展示されとったちゃ。名作を山ほど鑑賞することができたがやぜ!わっちは芸術の都ウィーンへ来て良かったと心から感動したちゅが!「バベル」や「雪の中の狩人」「青いドレスのマルガリータ王女」を見たときは感動して失禁しそうになったっちゃ!こんな有名美術館を通り過ぎようとしていたとは、アホにも程がある(涙)

ウィーンには至る場所にオーストリア出身の著名人の銅像が設置されており、さながら『ウォーリーを探せ』状態です。言わずもがなのモーツァルト、ベートーベン、マリアテレジアなど、あらゆる場所に出没しているので要チェックです。

…と、ウィーンを数日何をするわけでもなくぶらぶら過ごしていたときのこと。

シャワーを浴び仮眠した後…。

ある朝目覚めると巨大な虫になっていた…カフカの『変身』を思い出し無性に恐ろしくなった私は「カフカ…そうだ!プラハへ行こう」と恐怖を紛らわせるためにザルツブルグへ行く予定を変更し、チェコのプラハへ向かうことに。

プラハへはウィーンから電車で4時間半。日帰りでいけなくもないぞ!というわけでそのまま身支度してホテルを後に…。

持っていた時刻表で時間を調べてみると、なんとプラハ行きは朝の5時!急いで着替えを済ませてフロントへ。

「こんな朝早くから…?お店はどこもあいていないけど」
「ゥひょー!ノープロブレム」

オーウ!クレイジー…。

首を左右に振るフロントのお兄さんを無視し、ホテルの近くからトラムで、国際列車が発着する駅へ向かいます。早朝ということもありトラムの中はガラガラ。お客さんがほとんどいません…。

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プラハ行の国際列車が出発するウィーン西駅に到着しました。切符は、行き先、日時などを告げればカンタンに購入できるのですが、より確実なのは紙に、行き先、日時(ヨーロッパでは日・月・年の順で記入)往復か片道か、何人か、大人か子どもか、列車の種類(二等か、ファーストクラスか)を書いたものを見せれば、もうバッチリです。
ちなみに往復で85ユーロ。

(国際列車で85ユーロはずいぶん安い気がするなぁ…)

この時の1ユーロは165円ですが、私が東京から富山に帰省するぐらいのカジュアルさで、国境が越えられるんだから羨ましい限りです。

さてさて。列車が来たので早速乗り込みます。私が選んだのは2等列車ですが、日本の新幹線とさほど変わらずで、トイレもついているし暖房もきいていて快適です。

たまたま合い席をしたお姉さんと、オースティンパワーズの話で盛り上がっていたら、途中で携帯に仕事の電話がかかってきて「3G携帯はこんなところでも繋がるのか」と泣きそうな気分になりました。

途中チェックポイントがありますが、パスポートを見せるだけであっけなく終了。お姉さんは途中ドイツのブルノで降りていきました。お姉さんと別れたあとから看板の字がもともと読めないものが更に読めないものになっていきました…。

その後爆睡し、気がつけばプラハに到着!

(いやった〜カレル橋が見えるのかな〜カフカの家はどこかな〜プラハ♪プラハ♪)

…と口ずさんでいた楽しさもどこへやら。私が着いたのは本駅からかなり離れた寂しい駅で(関係ないけど地元の高岡駅に激似でした)駅も小さく中もガーラガラ。とりあえずユーロをコロナに両替してパンを購入して、その場を歩いてみましたが、ガソリンスタンドとマックしかありません(涙)ひ〜ん。ここはどこ〜!?わたしはだれ〜!?カフカはどこ〜!?だんだん泣きそうになってきました。

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スーパー帰りのおばさんに道を尋ねてみました。英語が話せないとのことで、身振り手振りで説明してもらいました(おばしゃんゴメンナサイ)察するにどうやらここは観光名所からかなり離れているので、地下鉄かトラムを使って本駅の方まで行かないと観光名所なんてないわよ〜とのことでした。
お礼を言って駅の方まで引き返しました。が…ガイドらしきものをまったく持ってないことに気づきました!慌てて駅で地図をもらい地下鉄に乗りました。いくら日帰りとはいえ無謀すぎでした。とほほ(涙)

プラハの地下鉄は路線ごとにデザインが違い、とってもお洒落。乗り方は他のヨーロッパ諸国と同じです。駅の中もキレイで、思わずみとれてしまいそうになりました。が、アナウンスが全てチェコ語なので何をいっているかさっぱり分からず、絶えず緊張を強いられました。ここで眠るのはキケンです…。

うわ〜!オバサンありがとう。
なんとかプラハの本駅に到着しました。周りは確かに観光名所らしきものでいっぱいで、心なしか気分もウキウキです。更に歩いていたら「聖・ヴァーツラフ広場」に辿り着きました。そして、目の前には大きな建物が。ここは「国立博物館」という建物なんだそうで、早速中に入ってみたところ、人間の頭蓋骨やら人体模型図がいっぱい。

(ふーむ。プラハに来て頭蓋骨鑑賞もオツなもんだなぁ。タイ死体博物館の予行練習でもしておこう)

と、時間をかけてじーっくり鑑賞しました。アフロの仲間・ウサギの模型や骨もあり、なかなか楽しかったのですが、観光客らしき人物が1人もいねー!

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その後カフカの博物館に行こうとウロついていたのですが、場所がまったくもってよくわからない(涙)!!
またもや人に聞きまわっていたのですが、だんだん面倒臭くなったのでやめることに(何しに来たんだよ)お土産物屋さんをまわったり、ビールを飲んですごすことにしました。
プラハのビールは激安&激ウマ!!!特にプラハの名物コロナはめちゃくちゃ美味しくて、(もう今日ウィーン戻れなくてもいっかぁ。このへんで宿でも見つけよ〜)と、正直すべてがもうどうでもよくなってきました。

…がしかし!
私の携帯のアラームが夢の終わりを知らせしてくれました…。そうなのです。(どうせこんなことになるだろう)と予め携帯に電車発車時刻2時間前にアラームを鳴らすよう(アラーム×12回)をセットしておいたのです。ちくしょう。

「うわ〜私のプラハァ〜コロナ〜!まだほとんどプラハをまわってないのにぃい!」

と泣きながらプラットホームでプラハに別れを告げました…(涙)。最初からプラハも予定にいれときゃよかった…。マジで。

んで。日帰りのクセに偉そうなことも言えませんが、プラハはそれはもー物凄く素敵な街でした。少し路地をそれるとまるでおとぎ話の世界に迷い込んだような中世の建物がいっぱいで、メルヘン好きにはたまりません。
私が訪れた時はたまたまなのか、他ヨーロッパのように、日本人がわんさかいるわけでもなく、というよりも、東洋人自体をあまり見かけず(韓国らしき方は少々見かけましたが)それが異国情緒を増しているような気さえして、心細さより楽しい気持ちが大きくなったほどです。

物価もユーロの何分の一も安く、飲みまくって1000円ほどだったし、友人の子供のお土産やらに積み木や絵本や香水瓶やビーズ細工を買いましたが、それでも2000円ほど…とかなり安くすみました。

今度は時間があるときにゆ〜っくり訪れたいと切に思いました。日帰りは可能でしたが、ウィーンに到着したのは夜の10時すぎ、ホテルについたのは0時をまわっていたので、体力面はもとより安全面を考えても無謀な決行でした(涙)

案の定翌日は疲れて何もする気がおこりませんでした。トホホ。
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