2013/10/20

ドタバタ家族旅行INバリ〜その3〜  バリ島ぶらり

…と、本来の高級ホテルの使い方から日に日に脱線しつつあった私ではありますが、それはどうも家族も同じだったようで…。
滞在中、一家が最も利用したお店がホテル直ぐ傍のコンビニ『サークルK』。コンビニで買った100円のカップラーメンをただっ広い部屋ですすりながら、

「こんなハズではない…こんなハズでは…」

だんだん物悲しさを感じ始めてまいりました…。

というわけで、滞在中はヨッコラセと重い腰をあげながらも、街中に繰り出して参りました。

バリの移動手段のひとつとして、メジャーなのがタクシー。1メーターあたり70円程度と安く、ヌサドゥアから繁華街のクタエリアまでは片道500円〜800円ほど。
安くて便利なタクシーは頻繁に利用しましたが、買い物が終わるまで待ってくれる親切な運転手や相場より安く出かけてくれる運転手がいるかと思えば、頼んでもいない土産物屋や観光地に連行される、余計なガイドを始める、メーターを回さない、うろうろあたりを回って値段をぼったくる…など、このへんは他の東南アジアとほぼ同じです…。

でもってバリ島。滞在中いろいろべっくらしたことも多かったのですが、そのうちのひとつが、他の東南アジアに比べると、人々の顔つきがと〜っても穏やかなこと。
それは野良犬も同じで、インドでウロウロしているような目つきの鋭く牙むき出しの犬に出会うことは稀で、あれだけ野良犬の苦手な私も胸がキュンとしてしまうほどチャーミングな顔つきのワン子が多かったです。

ぼったくりもなにもかもがかなりライトでかわいいものであったので(たまたま運が良かっただけかも)アジアでありがちな買い物につきまとう不快感もほとんどなく、ウィンドウショッピングも楽しかったです。クタはお土産選びも楽しかったな〜。

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(インドネシアのメジャービール『ビンタンビール』。のどごしもライトで飲みやすくて、とにかく美味しい)

次に驚いたのは、バリの人々の日本語の上手さ…。いくら観光地&リゾート地と言えど、異国でこんなに日本語で会話したのは恐らくバリが初めてです…。(うちの親父やオカンなんか滞在中日本語しか使ってなかった…)

スパに出かけた際、受付してくれた親切なお兄さんにその疑問を尋ねてみたところ…。

「バリの皆は日本人が好きなんだ。それに日本のアニメもとーっても人気だし。それから、ドラマの『おしん』は最高だよ」

なぬー!

確かに今や『おしん』はエジプトや台湾など、海を越えて人々に愛されている…ということは聞いたことがありましたが、実際に異国の地で耳にするとべっくらこきました。
更にお兄さんはあの超名シーンの川下り部分を日本語のセリフ付きで熱く語ってくれたのですが、肝心の私がおしんを見ておらずで「ごめん、見たことないよ…」と言うと、

「本当に日本人?」

ガーン。

やはり『おしん』は日本の誇る不朽の名作なのですね…。

この夏、『あまちゃん』を見ていなかったので、帰国後にはあまちゃんを全話見ようかと考えておりましたが、先に『おしん』を見ることとします…(マジで)。

さてさて。
ホテルでのんびりしながら、たまに出かけてはショッピングやスパを楽しむ極楽のような日々をおくっていた私ですが、そんな中で唯一観光地らしい場所に訪れました…。それが

キンタマー二。

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バリ随一の景勝地であり、男性のアノ部分ではございません。

バリに訪れたら絶対に行こうと決めていた場所のひとつでしたが、理由は名前のインパクトに他なりません。

ちなみにキンタマー二は山間部なので、中心部からもかなり距離があるため、タクシーで出かけるのはちょっと難しいです。ツアーを開催している会社やホテルも多いのですが、霧も出るため、そのどれもが朝8時集合〜というかなりの早朝出発。しかもツアーなもんだから、ひとりあたま100$がザラのバカ高い値段ときたもんだ…。

てなわけで。朝早くに起きることが超絶苦手な私のワガママで、激安車を7時間チャーターして向かうことに。道中飽きもせず、親父と義弟の股間を指差しては笑い続けていた私と妹のポリポリ…。

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神々しく、見晴らしもたいへん素晴らしい山ですが、やはり名前のインパクトが何よりも勝り(実際にキンタマー二に出かける事ができて本当に良かった…)と、心の底から思いました。

ちなみにノムラ家の名誉のためにあえて記しますが、ゲラゲラ爆笑していたのは私と妹のポリポリのみです。

…と。ほんの一週間ほどの旅行でしたが、それはそれはたいへん充実した旅行でありました(涙)。ホテルのチェックアウト時、

もう二度と泊まれないであろう高級ホテルよ、さようなら、さようなら…。滞在できて本当に楽しかった…(涙)

と心の中で大泣きました…。もう名残惜しくて名残惜しくてたまりませんでした(涙)。

地上の楽園バリ…。リゾート地でありながら物価も手頃で、スパやエステは安いものがわんさか…。更に、ここまで日本語が浸透しているとくれば、バリが日本人にとって人気のリゾート地であることもものすごく理解できました。

そして、ブーたれる家族をまとめながら、何かと気苦労の絶えなかった私ではございましたが。

「もう二度と出来ないだろうけど、こんな形の旅行もたまにはいいかもなぁ…」

生まれて初めての贅の限りを尽くした旅行は、20代最後のフィナーレを飾るすんばらしー思い出となりましたが、放置し続けた仕事を前に、帰国後の現実にただただ涙があふれるばかりのノムラでありました(涙)

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(コンラッドモンキーと遊ぶアフちゃん)
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2013/10/20

ドタバタ家族旅行INバリ〜その2〜  バリ島ぶらり

セクハラに怯え、ゴキブリや蚊と朝方まで格闘していたあの頃の私はどこへ…?初日から「姉さん、事件です」のナレーションで始まっていた過去の私のHOTEL物語はどこへ…?

早朝。床の冷たさで目覚めた私は、広いバスタブに絶叫しながら花風呂を楽しんだ後、クローゼットの中からぶかぶかのバスローブを引っ張りだすと…。リュックのワキから4色ボールペンを取り出し、

「ワインを左手に…。そして静かに聞こえる波の音をバックに、今、この手紙を書いています。私は今南国のリゾート地バリ島に滞在中。どこまでも続く美しい海を前に、私は日本での喧噪を忘れ、ビーチ沿いのソファに腰をしずめながら、ゆっくりとゆっくりと時の流れを味わっています…。唯一の心残りは、あなたが傍にいないこと…」

「うわああああ!一度やってみたかったんだよぉおおお」

バスローブ姿でアフロ宛の手紙を握りしめ…。

「イヤッホウ!」

その後全裸で部屋の中を走り回ります。

さてさて。今回の旅の目的でもある「20代最後のフィナーレを飾る贅沢旅行」を決行するにあたり、数あるバリ島のホテルの中でも『コンラッド〜』を選んだのは、空港からのアクセスの良さに加え、立地がバリの中でものどかなエリアであることが理由のひとつでもありました。
ホテルが位置するのは『ヌサドゥア』というバリ島の中でも南部方面のエリアなのですが、このへん一帯がバリ島の他エリアとは人も街並もかなりかけ離れております。地元の人がほぼおらず、観光客&そして観光に従事する人がほとんどで、バリ気分はちーっとも味わえませんが、バカンス気分が心ゆくまで味わえる究極のリゾートエリアというワケで…。

「コンラッドすげぇえええ!コンラッド選んで正解だったぁあああ!」

と、更に勢いをつけながら部屋の中を走り回ります(いい加減にしろ)。

しかし!このコンラッドバリ…。6,8ヘクタールというとてつもない広さがあり、敷地内にはさまざまなレストラン、そして大小さまざまな土産物屋に、更にスパやらラグーンプールやら滝やら池やら、あたりをうろつく可愛いリスやら猫やらカラフルな鯉やら…と、きゃわわな動物からあらゆる施設がもりだくさんで、ホテル内を散策するだけでも一日がかり…。
いくつものホテルの棟があり(そしてその棟の1つ1つがとんでもない位に離れている)何故かロビーは3階で…と、巨大施設が故に造りを理解するのは慣れない貧乏人のノムラ一家には大変で…。
更に極度の方向音痴の私にとっては諸刃の刃とも言えそうで、滞在中は何度迷いべそをかき、そしてボーイさんに助けてもらったことか分かりません(涙)。

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が、産まれて初めて滞在する5つ星ホテルのゴージャスさ&快適さに、普段旅行中は

「一刻も早く脱出したい」

と、早朝からホテルを出てあちこちに歩き回るのに
「少しでもホテルでのんびりしていたいわぁ〜」
と、普段の旅行中の私からは考えられないほどの出不精ぶりで、滞在するホテルのクオリティひとつでここまで変わってしまう自分のモチベーションに、ある意味恐怖を感じました。

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(ホテルならべろべろになるまで酒が楽しめるんだぜ〜うひょうひょうひょ!!)

今回は家族が一緒だったため、いつもはセーブしている酒(あれでも)をがぶ飲みしまくり、そのまま部屋へおぶってもらうという裏技(裏技でもなんでもねーよ)が使えるのですが…。

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なにっ!この粋なベッドメイキングは!!!!!

わたくし思わず酔いが覚めました…。もったいなくて、ベッドで眠れやしねえよ(涙)

今度はレオンよろしく、椅子で小さくなって眠るわし…。

いったいなんのために高級ホテルを選んだんだ…(涙)

日頃の貧乏性が災いし、本来の高級ホテルの使い方を明らかに間違えはじめつつある私…。

「これではダメだ!思いっきり楽しまないと!」

というわけで、夜更けにも関わらず椅子から立ち上がると、そのままプールエリアに直行。

「うひゃ〜チョー気持ちいい〜」とバタ足をしまくるも、

「確か、この後にプールサイドで殺されるのは、フランソワ・オゾンの『スイミング・プール』だったかしら…」

(映画のように謎解きの一部としてブッ殺されたらどうしよう…)

突如として恐怖が芽生え始め、10数分平泳ぎを楽しんだ後に早々に立ち去りました…。(本当に何やってんだよ)(続く…)
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