2015/7/2

ミャンマー女ひとり旅その1〜雨の洗礼〜  ミャンマーぶらり

気がつけばアフちゃんも10歳と半月を迎え、6月も終わり7月に…。江戸からこんにちは。ノムラです。

さてさて。先日まで私はミャンマーにおりました。腹をくだし気味ではございますが無事帰国し、病院でお留守番してくれていたアフちゃんとも再会することができました〜(涙)。(今回はほほえみデブの出張と重なり、アフちゃんはデブとお家で留守番はできなかったのです…)

てなワケで、今回も感想文を兼ねた旅行記をアップしていこうと思います。長いので、暇な方だけ読んでください。

(一日目)

向かうは「アジア最後のフロンティア」と称されるミャンマー。
この国へ旅行したいと思ったきっかけのひとつに映画「ビルマの竪琴」があります。かわいいオウムちゃんが「オーイ〜、水島ァ〜一緒二日本二カエロウ!」と発するシーンは映画の名シーンとしても知られております。

が。

私は今回の旅行にあたり、出発の一週間前まで、旅行好きの友人が皆口を揃えて「良い国だ!」という「ラオス」に旅行すべきか、「ミャンマー」に旅行すべきかで悩み続けておりました…。

(ラオスにしようか…ミャンマーにしようか…)

そんな折。水島上等兵役でもある中井貴一氏が某健康食品とともに私の夢に登場し、これを何かのお告げの様に感じてしまった私は、あれだけ悩んでいた行き先をあっさりミャンマーに決めたのでありました。

さて。
当初はバンコクまで飛んでLCCのエアアジアを使いミャンマー入りすることを考えておりましたが、現在、日本からミャンマーへは、直行便が飛んでおります(※全日空のみ。一日一便というスケジュール)。
ラッキーなことに私が普段から貯めているのはANAのマイレージ。今回はマイルを使用したため航空券代はタダであり(※ただしサーチャージや空港使用税は別途必要)、更にこの日は平日なこともあって機内はガラガラ。隣のシートまで短い足を伸ばし、快適すぎる空の旅のまま、7時間後、飛行機はヤンゴン空港へと到着しました。

ヨロヨロとリュックを背負い、イミグレへと向かいます。

ちなみにミャンマー入国にはビザが必要ですが、2015年現在、E-VISA制度というものがあり、ネットから簡単にビザの申請が可能です。サイトにアクセスし、ここでパスポート番号等をはじめとする必要事項と顔写真をアップロード。あとはカード決済後、折り返し送られてくるメール添付のファイルを印刷し、空港に持参するだけでOK。他国のビザ取得に比べて手続きが簡単なのも、旅行者にとっては嬉しいところです。

そんなこんなであっさり、イミグレを通過した私…。

「さ、両替、両替〜」

と両替カウンターに向かいますが、ここで衝撃の事実が発覚しました。

「日本円ハ両替デキマセヌ」

「えっ!」

カウンターのオバさんの一言に固まる私。

「ま、ま、マジで…?」

そうなのです…。ここミャンマーでは日本円の両替が不可能なのです…。空港だけではなく、ほとんどの両替所が、USドル、ユーロ、シンガポールドルのみ現地通貨に両替可能でありました。私は地球の歩き方を持参していたにも関わらず、両替ページをキレイに読み飛ばしており、今頃になって気がついた事実に青ざめてしまいました。

(どうしよう!ホテルの支払いだってあるのに!!)

頼りの綱は、家からかき集めてきたUS$200のみ。

頭の中で必死に数日分必要であろう金額を計算しながら、とりあえず現地通貨のチャットへはUS$95を両替することに…。残りに関しては旅行しながら考えよう…。

が。

「ダメ。汚レトル」

「!!!!」

折り目の入った札や汚れた札を突っ返され(後に旅行していて分かったことですが、ミャンマーではドルは新札を用意せねばらなず、ひどい折り目や汚れがついたものは受け取ってもらえません)

ガーン!

というワケで、汚れたUS$5札が2枚、シワクチャのUS$10札の1枚を除く、合計US$80を現地通貨のチャットに両替。富豪にでもなったかと錯覚させるような結構な数の札が出てまいりました。(このへんはベトナムに近いものがあります)

(あああ〜どうしよう…)

異国に感動する余裕もなく、タクシー乗り場に向かいます。

さて。ここでわたくしノムラのよもやま話ですが、昔からイベントや旅行ごとで、雨に見舞われる…という経験はあまりなく…。「この時期は必ずスコールが降りますよ」と脅されていた結婚式ですらその日は38度超えの晴天だったことから、晴れ女を自称しておりましたが…。

ミャンマーの雨期には勝てる筈もありませんでした…。

到着早々、雨に打たれながら流しのタクシーと8000チャット(日本円にして約800円)で交渉し、目的地のホテルまで向かいます。

「あんたミャンマーはじめて?今は雨期だよ」

「はぁ…」

しかし、ここまでひどいものをまったく想像していなかった。バケツをひっくり返したような大雨に、自称晴れ女、気分がどんどん沈んでいきます。

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空港からは渋滞が続き、ダウンタウンの中心にあるホテルまでは1時間半以上、眠気をこらえながら、ようやく予約していたホテルにたどりつきました。

そうして重たいリュック背負い、ドアを開けた瞬間、

「…お、おう…」

ヤンゴンのホテル事情ですが、これは地球の歩き方にもあるとおり、外国人旅行者の増加でホテルが不足気味で、値上がりが続いております。
とくに、中級〜私の泊まるような安宿は旅行者の数に対して圧倒的に数が足らず、ホテルだけは設備がクソでも日本並み(ホテルによってはそれ以上)の値段だったりします。

私の泊まるこの「アッガユースホテル」(系列に「アッガゲストハウス」がある)は、バカ高い値段設定だらけのヤンゴンでは超貴重な安宿。一泊US13〜の値段設定で(これは雨期の値段で、ハイシーズンはUS$23〜26あたりのようです)バックパッカー御用達のホテルであります。
なので、ミャンマー行きが決まった途端、慌ててネット予約を入れたのでありました…。特に雨期は歩いて探すのも億劫になるくらい酷い雨なので、私のような旅行スタイルをされる方は、ミャンマーに行かれる際、最初の日だけでもホテルを予約しておくことを強くおすすめします。

「ヤンゴンでも貴重な安宿だ〜!町の中心部にあるから立地だっていいんだぞ〜!」

といったところで、シャワーもお湯が出たり出なかったり、水はけが悪い上に部屋に蚊がぶんぶん飛んでいるわ、窓がないわ…。

お値段相応かもしれません(涙)

が。

「エアコンあり、テレビあり、シャワーもある…。Wi-Fiだって使用可能!インドで私が宿泊した宿の数百倍ステキな宿だわぁ〜」

と気持ちを奮い立たせます。

時刻は午後17時。

このまま湿気を吸いまくったベッドで眠るだけというのもムカついたので、町のランドマーク的存在でもある「スーレーパヤー」という寺院に向かうことに。

さて。タクシーに交渉の末、2000チャット(200円)で、スーレーパヤーまで連れて行ってもらえることになりました。

が。

タクシーを降りた瞬間、大粒の雨がからだを直撃。


目の前には黄金に輝く仏塔…。慌てて日本から持参したカッパを羽織るも、虚しく、その間に雨に打たれまくり、黄金の仏塔もぼやけて見え…。

私の頭の中ではTMレボリューションの「ホワイトブレス」が流れまくります…。

「ひええええええええ!なんて雨なんだぁ〜」

あまりの大雨は、暑さを通り越し、涼しさを感じさせる程です。常にシャワーを浴び続けているような感覚で、

(これはこれで楽しいかもしれない…)

などと気持ちに余裕もでてきました。

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(レインコートとニューカレドニア旅行で購入した水中カメラがヤンゴンでは大活躍だぜぇ〜涙)

境内は床一面プールのよう。何度もスッ転びそうになりながら、休み、また歩き…。ヒイコラいってる私の横に、次から次へとお参りに訪れる人々。

(ミャンマーの人々は本当に敬虔な仏教徒なんだなぁ)

と、心打たれるのでありました。

つづく…


〜ポレポレの旅がコミックエッセイになりました★〜
「ドタバタ女ひとり旅〜世界の端から恥まで〜」


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2014/5/6

ニューカレドニア旅行6〜最後のパラダイス〜  ニューカレドニアぶらり

そして。この晩はお尻の傷を一刻も早く回復させるためにも(嘘付けよ)美味しいビールとシーフードを飲み食いしようと、地元でも評判だというレストラン「ル・ミレッティガスコン」へ。

「このお店は超人気なので予約は必須!」ということを聞いてはいましたが、水上レストランも他レストランも予約をしなくとも当日に入れたので(たまたまラッキーだっただけ?)この日も特に予約などは入れず「まぁダメだったらフランスパンでも食べればいいや」と、ぶらりと出かけてみることにしました。

「コンニチハー。予約シテル?シテナイ?」

出迎えてくれたマダムはえらく日本語が上手で、「チョット待ってて下サイ」と言った後、直ぐに席を通してくれました(涙)

中は人気店ということもあり、地元の人や日本人でいっぱい。

ここで私はエビを注文。『天使のエビ』と称されるニューカレドニア産のエビを一度でいいからお店で食べてみたかったのです。

そしてそのお味は…。

「ギャー!うまいー!こんなうまいもの食ったことがない!!」

「わしゃ小便がもれそうじゃ〜!!」

プリプリした食感のあま〜いエビに思わず顔がにやけてしまいました。

帰り際、夜空に輝く満点の星空を前にし、既に尻の痛みが消えてしまったことに気がついた私でした。

さてさて。この日は遂に滞在最終日。
帰国は夜便なので、アンスバタビーチを散策したり町をぶらぶらした後、動物園を訪れることにしました。

が…。

動物園までの交通手段には「ヌメア・エクスプローラー」という主要観光名所を巡ってくれる便利な乗り放題バスが走っているので、当初はそれを利用しようと考えていたのですが…。

一時間に一本来るか来ないかなので、かーなり不便…。おまけに行きはバスに乗ることができても、帰りは更に本数が少なくなるので、活かした使い方を出来るかと問われればかなり微妙なところです…。

さてさて。そんな動物園に訪れた目的はというと…。

「ニューカレドニアの国鳥・カグーちゃんに会いにいくことだーっ!」

園内に入ると…。

野良クジャクがお出迎えしてくれました。

「きゃあああああ!かわいいいいい!」

鳥好きの私は早くもテンションあがりまくりです。

優雅に歩く野良クジャクちゃんを眺めながら坂を下っていくと…。

「居た〜!!!」

「カグーちゃん!!!」

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ペタペタと目の前を歩くカグーちゃん。

「本当に飛べないんだね」

こんなに立派な羽を持っているというのにカグーちゃんは飛ぶことができないのです。

なんでも、天敵がいない平和な国すぎたが故、羽の機能が退化してしまった…と言われているそうですが、現在生息地の破壊や、家畜などに襲われたことなどが原因で数が激減。ワシントン条約によって保護されている絶滅危惧動物なのです。

「いやーん!カグーちゃーん!!!」

そんな絶滅危惧動物のカグーちゃんですが、ここ動物森林公園では大きなエリアに数羽(数えてみたところ5、6羽のカグーちゃんがいた)放し飼いのようにされており(扉は二重扉)、カグーちゃんの様子を間近で眺めることができるのです〜。(日本じゃ考えられない!)

「おいでおいで〜」

カグーちゃんは私の方をガン見したあと、ぷいっとあっちを向いてしまいました。

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ちなみにカグーちゃんは一生涯夫婦揃って生活をする鳥なんだそうです。カグーちゃんたちにとって人間世界では今は珍しくもない「離婚」も遠いおとぎ話の世界のようです。

「仕草も何もかもがかわいいなぁ」

飽きることなくカグーちゃんを眺めていた私でしたが、眼下に見える可愛い鳩が気になったので、更に園内を散策してみることにしました。

なんと!園内にはオウムやオカメインコ、セキセイインコ、キジ、カラス、モモイロインコなどまさに鳥好きにはたまらない!鳥鳥鳥のオンパレード。

「きゃ〜鳥の楽園だ〜!」

などと喜んでいたのですが、

「…」

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彼らを目にした瞬間は思わず固まってしまいました…。

そう、まるでコンビニの前でたむろするヤンキーのような妙な威圧感が…。思わず後ずさりしてしまいました(実際はみんなおりこうでしたが)。

…と、園内には珍しい鳥や可愛い鳥はもちろんですが、広大な敷地内には太古の昔から存在していそうな風格の植物や大木、そしてカラフルな花たちを見ることができます。

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(歴史を感じさせる植物も↑)

フランボワイヤン(日本でいうところの桜的なもののようです)も12月〜3月頃が見頃なのだそうで、時期的に見れなかったものの、キャワワな鳥や植物がいっぱいでこころゆくまで楽しむことができました。

動物園のオジさんにタクシーを呼んでもらい、アンスバタ付近に戻ったあとは、ふたたびビーチエリアを散策し…。

「物価は鬼のように高いし、店はどこもかもが不定期に休んでしまう…」

しかし、今の日本の環境が便利すぎるだけであって…。

「便利なことはもしかしたらとてつもなく不便なことかもしれないなぁ」

まぶしい位に光る星空をぼけーっと眺めながら

「この国は海や星空やのんびりした自然や動物を楽しむ国なのだろうな」

「日本のように便利なものはないけれど、やっぱりここは天国なのかもしれないなぁ」

と思ったのでありました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

…と実にだらだら長いこと書いてしまってすみません…。そして読んでくださった皆様有り難うございます。

最初の2日目までは物価の高さに本当に泣きそうになって、「これは日本円で○○円か」などと、ビールひとくちひとくちすらも金に換算してしまう自分にさもしい気持ちになっていたりもしたのですが、海を訪れたり、星を眺めたり、可愛い動物や植物を眺めたりしているうちに不思議なものでだんだん気にならなくなっていきました(物価の高さに開き直っていったということもあるのかもしれないけど)。
イルデパン島やウベア島に行けなかったことは本当に悔しいのですが(涙)負け惜しみのように聞こえるかもしれませんが、やっぱりアメデ島もメトル島も、それからアンスバタビーチの夕日も、見た光景はもう例えようのない美しさだったし、それから満点に輝く星空も、私の中ではどれも「天国」でした。

それからニューカレドニアの動物は、カグーちゃんもそうですが、魚も鳥も本当にのんびりしていて可愛いかったです。

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そしてこの子、ニューカレドニアでは有名なウミヘビなのだそうですが(トリコレイエというそうな)オシャレなストライプ柄の上に、こじんまりとした造りの顔、更に動作も「ほわーん」としていて、のんびりした動きをしているので、見かけるとつい触ってしまいたくなるのですが…。実はハブの何倍もの毒を持つ毒ヘビなんだそうで…。

「毒ヘビですらこんなに温厚だなんて!!!」

とえらい衝撃を受けました。

魚は一緒に泳いでくれるし、ウミネコも近くでコントを披露してくれるし、羽の機能が退化してしまったカグーもですが、動物たちの性格が「ニューカレドニア」という国を体現してくれているような気がしました。

物価の高さや自由旅行がし辛い国故に、気軽に訪れるにはまだまだハードルが高そうですが、また死ぬまでに一度は訪れてみたいなぁ〜なんて思わせる国でありました。

皆様もぜひぜひ!機会があれば訪れてみてください。

現在私はたまった仕事や私生活のもろもろに天国から地獄へダイブ中です(涙)そして滞在中、あれだけ痛みを感じることのなかったおケツもじわじわと痛みが復活中…。一刻も早くおケツを治さなくては(涙)

(更にその後/追記)
ブログを読んだ方から「海の写真が少ないぞ!」とツッコミを頂いたので、何枚か写真をのっけます。ニューカレドニアの海の美しさが伝われば幸いです〜。

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(アメデ島の灯台)

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(ヤシの木の下から眺める海)

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(楽しい海遊び)

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(お昼に歩くアンスバタビーチ)

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(たそがれる鳥さん)
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